fc2ブログ
初めての方へ  目次  テーマ別インデックス  Real Junko Voice目次 

読者限定ワークショップ  快刀乱麻クリニック目次 


社交ダンスを始めるということ 第297話へ


フォロー・アップ・システムのご案内


ジュンコ先生の教室のホームページ




ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

グリップ・指のコネクト

~ズバリ!ワンピースで踊るには!?~


男性の左手と女性の右手のコンタクト、

グリップについて。

前回の続きです。


ジュンコ先生
「グリップについての質問、
まだあるかしら?」


エレナ
「はい、あります。
指のこと、です・・・
こうやって自分の手で握りあうと、
心地よくしっくりくるのに、
相手となかなか上手くいかないのは、

指のせいもあるような気がして」


ジュンコ先生
「ほほぅ!
いいところに気がついたわね。
指のことね?」


エレナ
「はい。
実は、ある男性と踊ったとき
『ちゃんと握ってください』って言われたのです」


ジュンコ先生
「面白いわ!
エレナちゃんは、
その時、どうしていたの?」


エレナ
「とにかく、力を抜こうと、
意識していたと思います。
握ると屈筋を使うことになってリキムからと、
むやみに曲げないようにしていたんだと思います」


ジュンコ先生
「なるほど。
実は、すごく大事なことなのよ。
ちょっと詳しく取り上げてみましょうか。
まずは、ジュンコ・メソッド定番の

“手もみ”をやってみましょうか。

それから、右手を、しっかり握ってみて」


エレナ
「こう、ですか?」
(ギューっと握ってみている)


ジュンコ先生
「そう、今度は、しっかりとパーっと開く。
繰り返してみてね」


エレナ
「結構、きついですね。
手のグーパーをすると、
足のアーチ作りに役立つということでしたね」
(第3002話参照)


ジュンコ先生
「こうやって、ユルメて鍛えておくと、
手指に気が通るようになる。
そうすれば、1本1本が、触れている部位、
向かい合っている部位とコネクトできるようになるわ。
そうすれば、
『ちゃんと握ってください』とは言われなくなる」


エレナ
「あぁ、わかってきました。
私、手や指の力を抜いていただけで、
その人の手と、
コネクトしていませんでした(苦笑)」


ジュンコ先生
「ものすごくユルんだ手だと、

自動的にコネクトしてくれるけど、

現実は、精神性やら、
色んなものが邪魔をして簡単ではない。
なので、ちゃーんとコンタクトするには、
感覚を伴った訓練が必要なのよ。
では、指のコネクト感覚、
自分の両手でやってみましょうか。
指はどんな感じかな?
観察してみて」


エレナ
「そうか・・・
自分の手だと、特に何も意識しなくても
できちゃうからダメなんですね。
うーん、改めてやってみると、よくわからないわ」


ジュンコ先生
「左が男性の手、
右が女性の手、ここまではOK?」


エレナ
「はい」


ジュンコ先生
「しっかりコネクトするには、
左手、右手、それぞれを見直す必要があるわ。
まずは、左手だけね。

指1本ずつをアイソレーションして。

そう、分離意識を持つ。

親指と人差し指の間、
そう、水かきみたいな部分をしっかりと開いておいて。
でも、親指に力が入らないように。
OK?」


エレナ
「はい。
できました」


ジュンコ先生
「では、次ね。
右手もしっかり、
指1本ずつをアイソレーション。
人差し指、中指、薬指をバラバラにして、
それから、中指と薬指を意識する。
じゃ、両手を握り合ってみましょうか。
その右手の中指と薬指・・・
特に、中指が左手の水かきみたいな部分に
フィットする感覚を持ちながら。
どうかな?」


エレナ
「あぁ、そうすると、
右手指の位置が決まってきますね。
左手は右手を外側から包んでいるようないい感じです。
こっちも、中指と薬指を
そっと添えているような感じですか・・・」


ジュンコ先生
「それでいいわ」


エレナ
「しっくりきている時には、
自然にやっているかも知れないけど
改めて見直すと、
また、感覚が違うものですね。
安心って感じです」



ミニ・ミニ ボイス

“東京”準備。
今回は、車が、ないからなぁ。
大変だなぁ。
できるだけ、
モノを減らそうと思うんだけど、難しいなぁ。
コリラックマ、お留守番させようかなぁ。
かわいそうだなぁ。
なんとかして、スキマを作るぞ。
いつもは、靴を6足は、持って行くけど
(ダンスシューズを含めて)
今回は・・・5足にしておこう(笑)


      続く第3242話へ