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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

ランニング・スピンターンは分離が重要

~回転できるカラダにナル~


さて、

ランニング・スピンターン

のお話だ。
よくやってしまうNGは、男性も女性も、

団子状態で回転してしまう

ことだ。
回っている間じゅう、
カラダはこわばって、
実はしがみつきたい状態なのに、
無理やり外側で回転するって感じかな。
結果、

男性は、フレームを振り回し、

女性は頭をブン回る(!?)


ソンナコンナになってしまっては、
「1&の部分は、ランニング・・・走り抜ける感じで、
23の部分は、フワッァとフライト。
ホバーする感覚」

(第3220話参照)
といったランニング・スピンターン特有の楽しい部分が、
全く違う趣になっちゃう。

気をつけるべきは、

「回転できるカラダにナル」

ポイント その1

アイソレーション&コーディネーションだ。
(第3209話参照)

アイソレーションは「分離」
コーディネーションは「統一」だったね?

こういった
スタンダード種目における
回転フィガーが不得意って方は、
アイソレーション「分離」が、
できていないと見たほうがいい。

ランニング・スピンターンにおいて、
女性が男性に
「ひっぱられた」
「(回す)リードがきつい」

男性にとって女性が
「重い」
「はがれる」

といった症状が現れた時は、

「分離ができていない」

可能性が高い。

さて、どことどこの分離か?
いっぱいあるけれど、
主要な部位をあげておこう。

まずは、
腕部(鎖骨・肩甲骨)と、
体幹部(アバラ・背中)だ。

男性・・・右アーム(腕)とボディ(体幹部)が、
分離できていない
女性・・・左アバラと左肩甲骨が、分離できていない
これだと、
歩順1から無理やりの回転になってしまう。

また、
インナーとアウターの分離も重要。
特に、アシのみ(足首、足の裏も含む)の使用にとどまり、
インナーレッグ使用がなされていないと、
見かけはスムーズに回転できているようでも、
精度は低い。
その証拠に、
「コントーロールが効かない」
「ランニング・スピンターンを踊っている間、
音楽が聴こえない」

症状になるはずだ。

それから
頚椎、胸椎、腰椎・・
背骨の関節、1個1個の分離も必要。

まぁいや、とにかく、固めてしまっては、
ダメってことだ。
ん?
ソンナコンナをみーんな、
分離するには、時間がかかる?
間に合わない?
OKでは、そんなあなたに、
アイデアを伝授しよう。


      続く第3224話へ