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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

面の切り替え

~回転できるカラダにナル~


「回転できるカラダにナル」

持つべき意識のポイント
まだ、あるのかって?
それが・・・あるんだ。
意外に盲点となっているかも知れない、
大きなポイントだ。
とはいえ、
そのポイントを実践できるまでになるには、
カラダ内部のアイソレーションレベルの
アップが必須だけど、ね。
その9は、何かと言うと、

面の切り替え意識だ。

どういうことか、説明しよう。
足を軽く広げて、両手を代わる代わる、前後に振る。

ブーラン、ブーラン・・

カラダの真ん中から腕って感じで、
ゆったり、大きく、振る。

観察してみよう。
左腕が前になったときは、右腕は後ろだ。
右腕が前になったときは、左腕が後ろ。
と、こうやっているとき、
面も一緒に切り替わっているんだ。
左腕が前になったときは、左面が前。右面が後ろ。
右腕が前になったときは、右面が前。左面が後ろ。

さらに観察すると、
左腕が前になったときは、右回転、
右腕が前になったときは、左回転が起こっている。

これが、

面切り替えによる回転だ。

面と言っても、
どこの面のことか?が重要なのだが、
わかるかなぁ?

前面から後面を通る縦方向にカラダを切断し、
カラダを右半面と左半面に分けた際の
断面だ。
ん?
よくわからない?
解剖学的には“矢状面”という。

頭のてっぺんから、
ずばっと、左右に割った断面・・・
「あ、構造体の

“左右仕切り壁” のことですか?」
(第2265話参照)

なぁんて、ピンと来たアナタは偉い!!

カラダの断面をズリズリずらす感じで、
右、左とボディを入れ替える・・・
これができるってことは、
カラダが左右2つに独立して使えるということ。
これができるようになって初めて、
ホンマモンの軸ができるようになるんだな。

この面の切り替えは、
回転のあらゆるシーンで、成されているものだ。

ナチュラルターン

リバースターン


に代表される、
スタンダード種目における回転にも、
ラテン種目におけるスピンでも、
一見、クルッと軸回転しているようなシーンでも
実は、左右入れ替え回転の場合が実は多いんだな。

例えば・・・

ルンバのスリースリーズ



ミニ・ミニ ボイス

“東京”急に、寒くなった。

寒いの苦手。
ぽわぽわ・フリースのパジャマ、
持ってきて良かったな。

そういえば・・・
ヒデくん、ホテル・エレベーターで、
元総理大臣と、遭遇したそうな。

「この人や」
写真を見せてもらったが、
「うーん??」
名前が出てこない。

さぁて、誰?


      続く第3218話へ