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社交ダンスを始めるということ 第297話へ
フォロー・アップ・システムのご案内
ジュンコ先生の教室のホームページ
another point of view(別観点)vol.3
事実のみを、ありのままに受け止める
~思い込み・プログラミングからの脱出・ガイド(34)~
ジュンコ先生
「ネガティブな思い込みを
外すための秘策は、2つある。
まず1つ目
徹底して“今”の事実のみを、
ありのままに受け止める」
Q
「おぉ〜っ、シンプルだけど、
なんだか効きそうな感じ(笑)
もう少し詳しく説明お願いします」
ジュンコ先生
「OK
日々、いろんな情報が、入ってくるし、
いろんなシーンに出くわすけどね、
とにかく、今、目に入ってくる、
事実のみに、焦点を当てるの
事実以外は、目をむけなくて良いのよ」
Q
「事実、のみ?
自分の感情は交えない
とか、いう意味ですか?」
ジュンコ先生
「そう。
どういうことか、やってみましょうか。
この部屋を見渡してみて、
さぁ、何が目に入ってくる?」
Q
「自分が見たいものしか、
見えないかもしれません。
スコトーマ・・・盲点があるかも、
それでも良いのですか?」
ジュンコ先生
「良い質問ね。
そういった知識も、一旦、忘却する。
そして、淡々と、見る。
なにが見えるかな?」
Q
「カーテン、です」
ジュンコ先生
「カーテンは、何色かしら?」
Q
「ベージュです」
ジュンコ先生
「他には?」
Q
「CDデッキも見えます。
仕切りのスクリーン、
白い天井、青い床・・」
ジュンコ先生
「左側方向には?」」
Q
「ドアが見えます。
薄いブルーです。
誰が来たか見えるように、
小さな窓が付いています」
ジュンコ先生
「そんな感じで、イイワネ」
Q
「実は、今、ドアを初めて見ました。
というか、
いつも目には入ってきていたのですが、
ちゃんと見たのは初めて。
窓が付いていたこと、知りませんでした」
ジュンコ先生
「オ、そういう客観的な感覚はOKね。
Qさん、今の、自分の状態を感じてみて。
周りを、淡々と見渡した感想・・・」
Q
「なんだか、頭の中が、
すーっとしています。
あぁ、こういったものがあるんだな、
と、冷静に、見ている。
それでいて、一つひとつ、見終わった後は、
もう忘れているというか、
透明で、ポカぁっと空洞な感じもある・・・」
ジュンコ先生
「いいわ!
まさに、客観的で冷静に、
自分の状態を感じている。
徹底して“今”の事実のみを、
ありのままに受け止める
ってこういった感じなの。
では、
今、ワタシが手に持っているものを、
見てちょうだい。
なにが見える?」
Q
「バインダーです。
紙がはさんであります」
ジュンコ先生
「そうね。
この紙は、対談メモ用。
対談中に、Qさんのことで
気になったことを書いている・・・」
Q
「え〜!そうなんですか?
なにが書かれてあるんだろう(笑)」
ジュンコ先生
(チラリ紙を見せながら)
「書いている内容は、見える?」
Q
「ここからは、ハッキリ見えません。
でも、私のことで気になったことだから、
良くないことが書かれているような(苦笑)
椅子に座っている姿勢が悪いとか?
失礼な言葉使いがあったとか?」
ジュンコ先生
「見てごらん。
(紙を見せている)
『カシミヤ・ローズのカーディガン』」
(第3194話参照)
Q
「あぁ・・・こういうこと、ですね。
今、私は、
『徹底して“今”の事実のみを、
ありのままに受け止める』
ことを、しませんでした。
勝手に、自分が思ったことを加えてしまって、
それでちょっと焦りました」
ジュンコ先生
「そうね。
では、さっきの
『書いている内容は、見える?』
の問いに対して、どう答えたら
『徹底して“今”の事実のみを、
ありのままに受け止める』
ことになるのかしら?」
Q
「『ここからは、ハッキリ見えません』・・・だけ。
それだけが事実でしたから」
ジュンコ先生
「正解ね」
続く第3201話へ
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事実のみを、ありのままに受け止める
~思い込み・プログラミングからの脱出・ガイド(34)~
ジュンコ先生
「ネガティブな思い込みを
外すための秘策は、2つある。
まず1つ目
徹底して“今”の事実のみを、
ありのままに受け止める」
Q
「おぉ〜っ、シンプルだけど、
なんだか効きそうな感じ(笑)
もう少し詳しく説明お願いします」
ジュンコ先生
「OK
日々、いろんな情報が、入ってくるし、
いろんなシーンに出くわすけどね、
とにかく、今、目に入ってくる、
事実のみに、焦点を当てるの
事実以外は、目をむけなくて良いのよ」
Q
「事実、のみ?
自分の感情は交えない
とか、いう意味ですか?」
ジュンコ先生
「そう。
どういうことか、やってみましょうか。
この部屋を見渡してみて、
さぁ、何が目に入ってくる?」
Q
「自分が見たいものしか、
見えないかもしれません。
スコトーマ・・・盲点があるかも、
それでも良いのですか?」
ジュンコ先生
「良い質問ね。
そういった知識も、一旦、忘却する。
そして、淡々と、見る。
なにが見えるかな?」
Q
「カーテン、です」
ジュンコ先生
「カーテンは、何色かしら?」
Q
「ベージュです」
ジュンコ先生
「他には?」
Q
「CDデッキも見えます。
仕切りのスクリーン、
白い天井、青い床・・」
ジュンコ先生
「左側方向には?」」
Q
「ドアが見えます。
薄いブルーです。
誰が来たか見えるように、
小さな窓が付いています」
ジュンコ先生
「そんな感じで、イイワネ」
Q
「実は、今、ドアを初めて見ました。
というか、
いつも目には入ってきていたのですが、
ちゃんと見たのは初めて。
窓が付いていたこと、知りませんでした」
ジュンコ先生
「オ、そういう客観的な感覚はOKね。
Qさん、今の、自分の状態を感じてみて。
周りを、淡々と見渡した感想・・・」
Q
「なんだか、頭の中が、
すーっとしています。
あぁ、こういったものがあるんだな、
と、冷静に、見ている。
それでいて、一つひとつ、見終わった後は、
もう忘れているというか、
透明で、ポカぁっと空洞な感じもある・・・」
ジュンコ先生
「いいわ!
まさに、客観的で冷静に、
自分の状態を感じている。
徹底して“今”の事実のみを、
ありのままに受け止める
ってこういった感じなの。
では、
今、ワタシが手に持っているものを、
見てちょうだい。
なにが見える?」
Q
「バインダーです。
紙がはさんであります」
ジュンコ先生
「そうね。
この紙は、対談メモ用。
対談中に、Qさんのことで
気になったことを書いている・・・」
Q
「え〜!そうなんですか?
なにが書かれてあるんだろう(笑)」
ジュンコ先生
(チラリ紙を見せながら)
「書いている内容は、見える?」
Q
「ここからは、ハッキリ見えません。
でも、私のことで気になったことだから、
良くないことが書かれているような(苦笑)
椅子に座っている姿勢が悪いとか?
失礼な言葉使いがあったとか?」
ジュンコ先生
「見てごらん。
(紙を見せている)
『カシミヤ・ローズのカーディガン』」
(第3194話参照)
Q
「あぁ・・・こういうこと、ですね。
今、私は、
『徹底して“今”の事実のみを、
ありのままに受け止める』
ことを、しませんでした。
勝手に、自分が思ったことを加えてしまって、
それでちょっと焦りました」
ジュンコ先生
「そうね。
では、さっきの
『書いている内容は、見える?』
の問いに対して、どう答えたら
『徹底して“今”の事実のみを、
ありのままに受け止める』
ことになるのかしら?」
Q
「『ここからは、ハッキリ見えません』・・・だけ。
それだけが事実でしたから」
ジュンコ先生
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