初めての方へ 目次 テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ 快刀乱麻クリニック目次
社交ダンスを始めるということ 第297話へ
フォロー・アップ・システムのご案内
ジュンコ先生の教室のホームページ
another point of view(別観点)vol.3
パーソナリティ障害
~思い込み・プログラミングからの脱出・ガイド(21)~
前回の続きです。
ジュンコ先生
「ワタシ、いわゆる“心理学”ってものを
社交・競技ダンスを教える過程で、
自然に学んでいったのだと思うわ。
社交ダンスを教えていくことって、
人のキャラクターやパーソナリティの深い部分に
触れることでもあるからね」
「レッスン中、
生徒さんのカラダだけではなく、
心理、精神に向かっていくと、
いろんなモノが観えてきたわ。
身体テクニックでは、
どーしても直らなかった部分が、
ココロの問題に視点が移った途端に、
あっという間に解決しちゃう・・・
なんていう驚きも体験してきた。
反面、
『どんなに、ダンス・テクニックが良くなっても
なぁんか、上手くいかない』
というパターンの方にもたくさん出会ってきた。
『生徒さんとちゃんと向かい合うためには、
もっと勉強しなきゃ』
と思い、自分なりに心理の世界を紐解いてきた。
それで・・・アル障害のことを知ったのよ」
「あぁ、これかぁ・・・と手を打った。
この精神状態が、
カラダや動きに出ているのだなと、
わかったの」
さぁて、寄り道ついでに
上記障害について、
少しだけ触れておきたいと思う。
精神医学の世界での名前は、
パーソナリティ障害という。
パーソナリティ障害にはいくつかのタイプがあるらしい。
アメリカ精神医学会の診断基準では、
大きく3つに分けることができる、とあった。
それをザザッと見ると・・・
奇妙で風変わりなタイプ
激しい妄想(不信感や猜疑心が特徴)がある
非社交的で他者への関心が乏しい
変わった言動が多い
感情的で移り気なタイプ
感情や対人関係の不安定
衝動行為がある
傲慢・尊大な態度を見せ自己評価に強くこだわる
反社会的で衝動的、向こうみずの行動をとる
他者の注目を集める派手な外見や演技的行動をする
不安で内向的なタイプ
他者への過度の依存、孤独に耐えられない
融通性がなく、一定の秩序を保つことへこだわる
自己にまつわる不安や緊張が生じやすい
これを見ると
「あれ?
私もパーソナリティ障害じゃない!?」
なんて人、
たくさんいるんじゃぁないかしら?
表面化しているかしていないかの差異はあっても、
現代人、誰だって
パーソナリティ障害的因子はある・・・
そんな風に、ワタシも思うんだ。
なにしろ、人間・関係が難しすぎる。
いやその前に、自分との関係が難しい。
いやいや、そのもっと前に、
“人間”自体が難しい?!
社交ダンスの教授体験を通して知った
一つの真理が、ある。
それは、
「パーソナリティ障害は、
人間・関係から生まれたものかもしれない。
が、しかし、
パーソナリティ障害を真に直す力も
人間・関係にある・・・」
次回より、対談に戻ります。
続く第3186話へ
読者限定ワークショップ 快刀乱麻クリニック目次
社交ダンスを始めるということ 第297話へ
フォロー・アップ・システムのご案内
ジュンコ先生の教室のホームページ
another point of view(別観点)vol.3
パーソナリティ障害
~思い込み・プログラミングからの脱出・ガイド(21)~
前回の続きです。
ジュンコ先生
「ワタシ、いわゆる“心理学”ってものを
社交・競技ダンスを教える過程で、
自然に学んでいったのだと思うわ。
社交ダンスを教えていくことって、
人のキャラクターやパーソナリティの深い部分に
触れることでもあるからね」
「レッスン中、
生徒さんのカラダだけではなく、
心理、精神に向かっていくと、
いろんなモノが観えてきたわ。
身体テクニックでは、
どーしても直らなかった部分が、
ココロの問題に視点が移った途端に、
あっという間に解決しちゃう・・・
なんていう驚きも体験してきた。
反面、
『どんなに、ダンス・テクニックが良くなっても
なぁんか、上手くいかない』
というパターンの方にもたくさん出会ってきた。
『生徒さんとちゃんと向かい合うためには、
もっと勉強しなきゃ』
と思い、自分なりに心理の世界を紐解いてきた。
それで・・・アル障害のことを知ったのよ」
「あぁ、これかぁ・・・と手を打った。
この精神状態が、
カラダや動きに出ているのだなと、
わかったの」
さぁて、寄り道ついでに
上記障害について、
少しだけ触れておきたいと思う。
精神医学の世界での名前は、
パーソナリティ障害という。
パーソナリティ障害にはいくつかのタイプがあるらしい。
アメリカ精神医学会の診断基準では、
大きく3つに分けることができる、とあった。
それをザザッと見ると・・・
奇妙で風変わりなタイプ
激しい妄想(不信感や猜疑心が特徴)がある
非社交的で他者への関心が乏しい
変わった言動が多い
感情的で移り気なタイプ
感情や対人関係の不安定
衝動行為がある
傲慢・尊大な態度を見せ自己評価に強くこだわる
反社会的で衝動的、向こうみずの行動をとる
他者の注目を集める派手な外見や演技的行動をする
不安で内向的なタイプ
他者への過度の依存、孤独に耐えられない
融通性がなく、一定の秩序を保つことへこだわる
自己にまつわる不安や緊張が生じやすい
これを見ると
「あれ?
私もパーソナリティ障害じゃない!?」
なんて人、
たくさんいるんじゃぁないかしら?
表面化しているかしていないかの差異はあっても、
現代人、誰だって
パーソナリティ障害的因子はある・・・
そんな風に、ワタシも思うんだ。
なにしろ、人間・関係が難しすぎる。
いやその前に、自分との関係が難しい。
いやいや、そのもっと前に、
“人間”自体が難しい?!
社交ダンスの教授体験を通して知った
一つの真理が、ある。
それは、
「パーソナリティ障害は、
人間・関係から生まれたものかもしれない。
が、しかし、
パーソナリティ障害を真に直す力も
人間・関係にある・・・」
次回より、対談に戻ります。
続く第3186話へ
| Home |