初めての方へ 目次 テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ 快刀乱麻クリニック目次
社交ダンスを始めるということ 第297話へ
フォロー・アップ・システムのご案内
ジュンコ先生の教室のホームページ
社交ダンス教師に学ぶ人体改造 美ボディ・ケアvol.5
「お腹を膨らます」は意識しない!?
~新・呼吸の基本(9)~
「呼吸・基本講座」
快刀乱麻クリニック院長
ジュンコ先生と霧島エレナちゃんの対談、続き。
エレナ
「あまり、よく知らないくせに、
こんなことを言うのもナンなのですが、
世の中では、
横隔膜を使って、お腹を膨らます
腹式呼吸がスゴく良いって言う意見が
多いように思うのですが」
ジュンコ先生
「どんな風に良いって?」
エレナ
「胸を使う胸式呼吸よりも、
深いリラックス状態に入れるから、
心身に良いとか」
ジュンコ先生
「意見は、いろいろあるわね。
胸式呼吸の方が、
リラクゼーションに向いているという人もいる。
胸を大きく使って、
吸っている時も、吐いている時も、
お腹はへこんだまま
・・・を提唱しているヨガもあるしね」
エレナ
「いやぁ〜、そうなんですね。
ジュンコ先生は、
どういう風に考えているのですか?」
ジュンコ先生
「ソウね・・・横隔膜のこと、
特に『吸った時に、お腹を膨らます』
云々においては、
あまり考えなくても大丈夫だと思うのよね。
なぜって、
もうすでに仕組みが備わっている
からね。
赤ちゃんは、腹式呼吸、上手いのよ。
大人よりちゃんと、
横隔膜が使えているって感じね(笑)
あんなに大きな泣き声が出せるのも、
腹式呼吸のたまものよ」
エレナ
「わぁ、面白い。
赤ちゃんは、お腹から、
声を出しているのですね。
ってこととは、
横隔膜を使うって、自然なことなんだ」
ジュンコ先生
「そうね。
呼吸や歩行・・幼児から学ぶことって多いわね」
エレナ
「でも、歩行は、ジュンコ先生、赤ん坊を見習って、
ちゃんと矯正しなさいって感じじゃないですか?
なのに、呼吸は、放っておくほうが良いと?」
ジュンコ先生
「呼吸の方が、より、
本質で、個人的なモノだからね。
教える側としては、
コウ言った呼吸が良いわよって示すことはできる。
でも、後は、本人が、
カラダと対話をススメながら
ヤル方が良い」
エレナ
「横隔膜を使った腹式呼吸を、
ジュンコ先生は、どのように捉えてますか?」
ジュンコ先生
「ワタシ個人的には
お腹を使った呼吸は、吐く時用が良いかな、と。
上下横隔膜、腹横筋、
多裂筋とともに働いて“締まる感覚”を体得できるから。
吸う時は、胸郭(きょうかく)を主に意識する。
すると、この場合も
胸や背中は膨らむけど、お腹は締まる。
コッチの方が、姿勢作りには、得策なのでね」
エレナ
「吐く時も吸う時も、
締まる・・・確かに、お腹が膨らむって、
なぁんか、美しい姿勢のイメージからしたら、
いやですもんねぇ。
でも、待って下さいよ。
吐く時は、腹式でお腹を使って、
吸う時は、上半身・・・胸郭を使うって、
ことになりますよね?
それって、ややこしくないですか?」
ジュンコ先生
「ウ〜ン、
ソウいう概念は、あまり持っていないわ。
例えば
『胸式呼吸をヤリマス!
横隔膜は、絶対使いません!』
というものでもないからね。
もちろん、訓練を積めば、
呼吸筋のアイソレーション(バラバラ使い)も
可能かもれないけど、
呼吸って、
分離体ではなく
統一体を作るものだからね」
エレナ
「統一体?
武道の精神ですね」
ジュンコ先生
「そうね。
呼吸って、
生命活動としての呼吸のためには
要は、肺に、酸素が入れば良いのね。
そして、
ちゃーんと、
酸素と二酸化炭素の循環ができれば良いんだもん。
いざって時は
とにかく、
死なないようにカラダが計らいをしてくれる
・・・それに従えば言い訳だから」
エレナ
「まぁ、そうですよね(笑)
緊急時、腹式とか胸式とか選んでいられない。
カラダ、全体で、
なんとか呼吸しようとするでしょうものね」
ジュンコ先生
「そうね。
ナノで・・・呼吸筋は、
すべて活性化してく方がいいって、考え方なの。
首とか、脇の下とか」
エレナ
「あ、
3ゾーン呼吸ですね?」
ジュンコ先生
「そうね!
呼吸は呼吸のためにヤルってより、少々ずらして、
ダンス体型を作るため
良い歌を歌うため
みたいに、
少々ずらして使う方が良いと思うの。
ちなみに、ワタシが提案した3ゾーン呼吸は、
主に、社交(競技)姿勢を作るためのもの、
だけどね」
ミニ・ミニ ボイス
“大阪”ワークショップ、第1日目無事終了。
初日から
劇的なワークショップだった。
感動的なことがいくつもあった。
“自分のカラダとの付き合い、本格的に始まる”
記念日になったって方、多いんじゃないかしら?
「ダンスを直そうとスル前に、
カラダを直した方が良い」
続く第3116話へ
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「呼吸・基本講座」
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エレナ
「あまり、よく知らないくせに、
こんなことを言うのもナンなのですが、
世の中では、
横隔膜を使って、お腹を膨らます
腹式呼吸がスゴく良いって言う意見が
多いように思うのですが」
ジュンコ先生
「どんな風に良いって?」
エレナ
「胸を使う胸式呼吸よりも、
深いリラックス状態に入れるから、
心身に良いとか」
ジュンコ先生
「意見は、いろいろあるわね。
胸式呼吸の方が、
リラクゼーションに向いているという人もいる。
胸を大きく使って、
吸っている時も、吐いている時も、
お腹はへこんだまま
・・・を提唱しているヨガもあるしね」
エレナ
「いやぁ〜、そうなんですね。
ジュンコ先生は、
どういう風に考えているのですか?」
ジュンコ先生
「ソウね・・・横隔膜のこと、
特に『吸った時に、お腹を膨らます』
云々においては、
あまり考えなくても大丈夫だと思うのよね。
なぜって、
もうすでに仕組みが備わっている
からね。
赤ちゃんは、腹式呼吸、上手いのよ。
大人よりちゃんと、
横隔膜が使えているって感じね(笑)
あんなに大きな泣き声が出せるのも、
腹式呼吸のたまものよ」
エレナ
「わぁ、面白い。
赤ちゃんは、お腹から、
声を出しているのですね。
ってこととは、
横隔膜を使うって、自然なことなんだ」
ジュンコ先生
「そうね。
呼吸や歩行・・幼児から学ぶことって多いわね」
エレナ
「でも、歩行は、ジュンコ先生、赤ん坊を見習って、
ちゃんと矯正しなさいって感じじゃないですか?
なのに、呼吸は、放っておくほうが良いと?」
ジュンコ先生
「呼吸の方が、より、
本質で、個人的なモノだからね。
教える側としては、
コウ言った呼吸が良いわよって示すことはできる。
でも、後は、本人が、
カラダと対話をススメながら
ヤル方が良い」
エレナ
「横隔膜を使った腹式呼吸を、
ジュンコ先生は、どのように捉えてますか?」
ジュンコ先生
「ワタシ個人的には
お腹を使った呼吸は、吐く時用が良いかな、と。
上下横隔膜、腹横筋、
多裂筋とともに働いて“締まる感覚”を体得できるから。
吸う時は、胸郭(きょうかく)を主に意識する。
すると、この場合も
胸や背中は膨らむけど、お腹は締まる。
コッチの方が、姿勢作りには、得策なのでね」
エレナ
「吐く時も吸う時も、
締まる・・・確かに、お腹が膨らむって、
なぁんか、美しい姿勢のイメージからしたら、
いやですもんねぇ。
でも、待って下さいよ。
吐く時は、腹式でお腹を使って、
吸う時は、上半身・・・胸郭を使うって、
ことになりますよね?
それって、ややこしくないですか?」
ジュンコ先生
「ウ〜ン、
ソウいう概念は、あまり持っていないわ。
例えば
『胸式呼吸をヤリマス!
横隔膜は、絶対使いません!』
というものでもないからね。
もちろん、訓練を積めば、
呼吸筋のアイソレーション(バラバラ使い)も
可能かもれないけど、
呼吸って、
分離体ではなく
統一体を作るものだからね」
エレナ
「統一体?
武道の精神ですね」
ジュンコ先生
「そうね。
呼吸って、
生命活動としての呼吸のためには
要は、肺に、酸素が入れば良いのね。
そして、
ちゃーんと、
酸素と二酸化炭素の循環ができれば良いんだもん。
いざって時は
とにかく、
死なないようにカラダが計らいをしてくれる
・・・それに従えば言い訳だから」
エレナ
「まぁ、そうですよね(笑)
緊急時、腹式とか胸式とか選んでいられない。
カラダ、全体で、
なんとか呼吸しようとするでしょうものね」
ジュンコ先生
「そうね。
ナノで・・・呼吸筋は、
すべて活性化してく方がいいって、考え方なの。
首とか、脇の下とか」
エレナ
「あ、
3ゾーン呼吸ですね?」
ジュンコ先生
「そうね!
呼吸は呼吸のためにヤルってより、少々ずらして、
ダンス体型を作るため
良い歌を歌うため
みたいに、
少々ずらして使う方が良いと思うの。
ちなみに、ワタシが提案した3ゾーン呼吸は、
主に、社交(競技)姿勢を作るためのもの、
だけどね」
ミニ・ミニ ボイス
“大阪”ワークショップ、第1日目無事終了。
初日から
劇的なワークショップだった。
感動的なことがいくつもあった。
“自分のカラダとの付き合い、本格的に始まる”
記念日になったって方、多いんじゃないかしら?
「ダンスを直そうとスル前に、
カラダを直した方が良い」
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