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社交ダンス教師に学ぶ人体改造 美ボディ・ケアvol.5 

呼吸の仕組み

~新・呼吸の基本(4)~


「呼吸の仕組みとして、

コレは知っておいたほうがイイかな?」


という基礎知識をあげておこう。
まずは、ズバリ、こんな質問

呼吸って、なぁに?

「息を吐いたり、吸ったりすること」

そうね。
「酸素と二酸化炭素のガス交換」
確か学校で習ったなって感じ。
もうチョイ詳しく言えば、
「空気中の酸素を血液に取り込み、
血液中の二酸化炭素を吐き出すこと」


ンじゃ、呼吸の“主役”って、ワカルかな?

「肺・・・かな?」

ピンポーン!
上記
「酸素と二酸化炭素のガス交換」
をやっているのは、肺なんだ。

では、カラダに取り込まれた空気が、
肺にたどり着くまでを
道のりをザザッとあげておこうか。
鼻から空気を吸った、としよう。
そこで、行なわれるのは、

まず、加湿&加温・・・

あ、そう!
チョイと話が逸れるけど、
吸う時は、
(口ではなく)

鼻呼吸がオススメだ。

理由
鼻の中にある、粘膜と細かい毛(絨毛)が、
以下のような働きをしてくれるからだ。
粘膜の働きによる、
高湿度で体温に近い状態まで加湿・加温
絨毛の働きによる、
有害物(埃・花粉・細菌・ウィルス等)の除去
こうやって、
吸気を調整・ろ過した上で
体内に送り込んでくれるってわけ。

話を戻そう。

調整・ろ過され“エエ加減”になった空気は、
喉頭(こうとう)を通り、
気管(きかん)に入る。
気管は左右の肺のなかに入ると、
2つに分かれて気管支(きかんし)へ。
気管支はさらに細かく枝分かれてしていく。
で、その最終地点である、“先っぽ”は、
どうなっているかと言うと、
小さな袋がいっぱい、
ブドウの房のように付いているんだな。
コレを肺胞(はいほう)という。
肺胞の袋の一個一個は、
数の子1粒よりも小さいんだって!?
その数、なんと、3億個!?

さて、その肺胞の周りには毛細血管が
網の目のように取り巻いている。
で、ココで行なわれているのが、
いわゆる “ガス交換”
肺胞内の空気から、
酸素を血液中に取り入れ、
反対に、
血液中の二酸化炭素は、
肺胞内に押し出すって感じだ。
イメージわかるぅ?

ところで、

肺って意外にデカイんだ。

肋骨と胸骨、胸椎に囲まれた
鳥かごのような空間である
胸郭(きょうかく)いっぱいに
広がっているんだよ。
下は、みぞおちから、
上は鎖骨のチョイ上まで・・・って、
ね、大きいでしょ?

エーッとですね、
肺についてもうチョイ知っておいて欲しいこと、
ソレは・・・



ミニ・ミニ ボイス

ただ今、呼吸・矯正プログラム作りに取り組んでいる。
カラダが、内側から変化して行くのがワカル。
なぁんか、
声・感覚も変わって来た。

ユニプラ後、
とある方から
「先生、良く声が出ていた」
うっへぇ〜!?
わかるものねぇ。


      続く第3111話へ