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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

股関節6種の働き

~ダンス・グレーゾーンを見直そう~


シリーズに戻って参りました。

さてさて、第3046話の最後の
ジュンコ先生の謎の言葉、覚えています?

ジュンコ先生
「股関節を外旋させて、
重心を移動させた。
その繰り返しが、歩行の基礎なのよ・・・」

ムフフ・・・
実は、この辺り、

GOODな歩行をするための、メッチャキモ。

「フンフン。
股関節の外旋感覚、よくわかるわ。
ソレがデキナイと、
重心移動がスムーズにできないものね」

とか、
「ダンサー・ウォークは、
コレがデキナイと無理よねぇ」

と、なったなら、
アナタは身体操作の上級者なのだぁ。

ってことを押さえておいて、
ジュンコ先生とエレナちゃんの対談に戻ろう。


ジュンコ先生
「股関節を外旋させて、
重心を移動させた。
その繰り返しが、歩行の基礎なのよ」


エレナ
「股関節の外旋・・・?
最近『股関節を使って踊りなさい』
というレクチャーをよく聞くんですけど
ソレと関係がアルのですが?」


ジュンコ先生
「ええ。
股関節がちゃんと機能をしないと、
せっかくインナーレッグを鍛えても、
やっぱりリキんでしまうの。

股関節が固まっていると、

大腰筋や腸骨筋が活かせない
のよ」


エレナ
「あぁ、そうか。
インナーレッグの重要な働きって、
股関節を曲げることでしたものね」


ジュンコ先生
「よく覚えているわね。
そうなのよ」


エレナ
「股関節の股関節の外旋(がいせん)って、
お相撲さんの四股や、バレリーナの
アシを開く時の、あぁいった動きですか?」


ジュンコ先生
「そうよ。
その反対の、
内向きにするのが内旋(ないせん)
股関節の主な動きは、もう後、4種類アルのよ。
どういう動きがアルと思う?」


エレナ
「(アシを前後に振っている)
コレも、そうではないかな」


ジュンコ先生
「あぁ、正解!
前に振り上げた時、股関節は曲がっている。
コレを

屈曲(くっきょく)と言うの。

ヒザを曲げると、もっと屈曲するわね。
反対、後ろに振り上げた時、股関節は伸びる。
コレを

伸展(しんてん)というのよ。

後ろにアシを伸ばして“伸展”しながら
“外旋”してみて」


エレナ
「バレリーナのアラベスクみたい!」


ジュンコ先生
「そうね。
1つのアクションの中に、
複数の股関節の動きが入っていることが多いわ。
では、残りの2つ、ワカルかしら」


エレナ
「コウいった動きは?
(アシを横へ振り上げている)」


ジュンコ先生
「エレナちゃん、優秀よ(笑)
外側の横へ振ったとき、

外転(がいてん)というの。

カラダの中心に向かっての横は、

内転(ないてん)

まとめると

股関節の動きは6種類

外旋・内旋
屈曲・伸展
外転・内転」


エレナ
「股関節を使いなさいってことは
それらの6種の動きがドレも

スムーズな方が良いってことですね?」


ジュンコ先生
「その通りよ」



ミニ・ミニ ボイス

本日の10プラ。
ご参加下さる皆さん、
どうぞヨロシクお願いします。
気をつけて、お越し下さいね。

パソドブレ、発表練習、ありますよ。
ツイスト&シャッセ・ケープ
随分、上達したもんねぇ!
速い方の曲もかけてみよう。

あ、そうだ!
ワークショップで習ったモロモロ
試してみてね。

10プラ終了後
3人で、
バースデー・ディナーに行きまーす。
おめでとう、ヒデ君。


      続く第3057話へ