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社交ダンスを始めるということ 第294話へ


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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

前進・アバラ・ロウァのシャドウ

~ダンス・グレーゾーンを見直そう~


前回の続き。

アバラと骨盤の間のスキマ連結によって起こる

アバラ・ロウァ(Dロウァ)の解説をしよう。

またまた、
ミキヒデ君に登場していただきましょう。


ジュンコ先生
「まずは、前進するときの、
アバラ・ロウァの練習を、

シャドウでやってみましょう。

まずは、ググって両手を上げて、
2つのスキマをしっかりと作ってね。
骨盤とアバラの間がしっかりと空くように。
そして、アシがブラブラ・・・
鼠蹊部にスキマ、できたかな?」


ミキヒデ
「だいぶ、デキルようになりました」


ジュンコ先生
「OK良いわね。
では、どちらか片足に体重を・・・
例えば、右アシ体重にしようか。
左足は、右足のやや後ろに
ぶら下がった状態になっているかな?」


ミキヒデ
「はい。
両方のアシの

鼠蹊部にスキマができて、

腰が、抜けている感じで、良いんですよね?」


ジュンコ先生
「良いのよ。
まんま、右腕を大きく後ろに引いてみて。
そう、振り上げる感じね。
この腕は、ナニを現しているかわかるかな?」


ミキヒデ

スイングですか?

これから前進するために、
後ろからスイングがやって来る、
感覚でやっています」


ジュンコ先生
「正解!
それで良いのよ。
では、もう1回、右腕を後ろにアップして、
大きく後ろに引いたところでストップ。
左手で、右アバラ下部の辺りに触れてみて。
どうなっているかしら?」


ミキヒデ
「ググって引き伸ばされた感じです」


ジュンコ先生
「スキマが空いているかな?」


ミキヒデ
「はい」


ジュンコ先生
「OK
次、今度は、
後ろに引いた右手が下りて来て、
サイドに来たところでストップ。
左手で右アバラの下部に触れてみて。
どうなっているかしら?」


ミキヒデ
「圧縮された状態です」


ジュンコ先生
「いいわね。
それが、アバラ・ロウァなのよ」


ミキヒデ
「コレが、ロウァ?」


ジュンコ先生
「そう、このアクションで、
カラダは、
数ミリから数センチ下降しているはず。
これが、

ロウァの起こりでもあるし、

本質なのよ。

まずは、腕を使ってヤルと、
要領がわかりやすいので、
さぁ、何度か、練習してみましょうか」


ミキヒデ練習中。


ジュンコ先生
「どうかな?」


ミキヒデ
「手を振り上げた時、
息を吸いたくなって、
下ろして来た時、
吐きたくなるのですが、
それで良いのでしょうか?」


ジュンコ先生
「良いわよ。
アバラの間の肋間筋は、呼吸筋だからね。
でも、実際のときは、
呼吸の意識も特に必要ないし、
おまけに、腕も振れない。
だから、アバラの下部の動きをカラダにしっかりと、
覚えさせておくことが重要ね。
今やっている、
アバラ・ロウァの精度を上げていくことが重要。
小さいロウァから大きなロウァまで、
コントロールしてできるようになると、
カラダの中だけを使った

インナーのみの小さなダンスから

アウターマッスルとの連動から生まれる

“大きなダンス”
も可能になるわ・・・

ってことで、
レベルアップしたシャドウをやってみましょう」



ミニ・ミニ ボイス

第25回“大阪”ワークショップ開幕!
ご参加くださる方、ありがとうございます。

「本格・アシの使い方」を伝えます。
ダンス・シーンのみならず、
普段の意識も変わればいいなぁ。


      続く第3025話へ