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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

再び・スペシャル・ウォーキング

~ダンス・グレーゾーンを見直そう~


ワタシタチが普段、
当たり前のようにやっている“歩行”って、
結構難易度が高い身体操作なんだよ。
足腰に負担をかけず、
重心移動が上手くスムーズな歩行ができるようになると、
歩いているだけで快適!であり、
まんま、ダンス・エクササイズになるってもん。

そういった
GOODな歩行については、
過去ブログでお話したことがあるんだけど、
覚えてます?
11991204
インナーマッスル&アウターマッスル連動
スペシャル・ウォーキングって記事。
何気に読むと
「フーン、そうなんだ」
で、終わってしまう内容だけど、
意外に「花丸重要・情報」が盛り込まれているんだよ。
ここに書かれている


「スペシャル・ウォーキング」を、

ホンキ、手に入れることができると、
ダンスにおける“移動”がメッチャ上手くなるだろうね。
その“移動”に伴って起こってくる
“ライズ&ロウァ”もより自然で、
機能的なモノとなるだろう。

フフフ・・・
どんなことが書かれてあったか気になった?
OK
上記「花丸重要・情報」の部分をざざっとまとめておこう。

「スペシャル・ウォーキングとは、
インナーレッグである腸腰筋と
ハムストリングスの拮抗作用で歩くことである」

「ハムストリングスは、太もも裏の長い筋肉。
股関節と膝関節、両方に作用し、
具体的に以下のような働きをする。
・股関節の伸展=お尻の筋肉(大臀筋=だいでんきん)
と一緒に働いて、
大腿骨(だいたいこつ)を後ろに引き戻し、
太ももを後ろに引く
・膝関節の屈曲=ヒザを曲げる」

「太モモ、大腿四頭筋は、ブレーキ筋。
裏モモ、ハムストリングスは、アクセル筋。
大腿四頭筋ではなく、
ハムストリングスを使ったウォーキングがGOOD」


で、ダンサーが“移動”するさい、コレはダメよ、
な、2点を上げている。

「① いざって時、
ハムストリングスではなく太もも前面の、
大腿四頭筋を使ってしまう
② ハムストリングスの役割の中で、
股関節伸展よりも、ヒザ関節屈曲を選んでしまう」


拮抗筋とは、
1つの関節をはさんだ筋肉同士のことで
腸腰筋とハムストリングスは、
股関節をはさんでその両側にあるんだな。
で、ハムストリングスが伸びれば、腸腰筋が縮み、
ハムストリングスが縮めば、
腸腰筋が伸びる関係にある。
で、スペシャル・ウォーキングとは
「ハムストリングスが縮んで、
大腿骨が後ろに振られると、
腸腰筋は、ググッと伸ばされる。
大腿骨が後ろに振り切られ、
腸腰筋の伸びが最大限に達すると、
ちょうど引き伸ばしていたゴムをパッと離したときに
(ゴムが)一瞬にして縮むように腸腰筋が縮み、
大腿骨を引き上げる」
こういった1歩1歩の連続をいうんだな・・・

質問「第2051話にある『伸張反射で前進しよう』と、
同じと考えて良いのでしょうか?」

その通り!!
アハ!?
ここまで読んで、
「フムフム・・・」となった、アナタ
ひょっとして、おもむろに立ち上がり、
歩いてみたくなったんジャァないかしら?
このブログ愛読者で、なおかつ、
リアル・ジュンコ先生の教室で、
レッスンを受けて下さっている方は、
この記事がアップされた頃よりも、
うーんと身体能力の開発が、
進んでいるかもしれないってことで、
次回、進化版
スペシャル・ウォーキングの提案をしよう。
それから、

お約束のルンバ・ウォークへ。

さらに、それより、
ライズ&ロウァ解説へと転じていこう。



ミニ・ミニ ボイス

“大阪”ユニプラ、進化中。
新しい“儀式”が誕生だ。
ダンス用ポイズの
テンプレート(ひな形)作りに最適な
ブラ上がり&ツリタレ・ポジションだ。
ユニプラ式・姿勢作りの訓練だよ。


      続く第3017話へ