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社交ダンスを始めるということ 第293話へ


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ありがとうございます。

以後はキャンセル待ちで受付させていただきます。

第3回 月例ワークショップは引き続き受付中です。





ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

1回いっかい飛ぶ!?

~ダンス・グレーゾーンを見直そう~


「ワルツのライズ&ロゥア・レッスン」

が続いているミキヒデ君。
その場・スイング運動を通し、
ナニか良い気づきがあったようだぞ。


ミキヒデ
「ジュンコ先生が言っている

“飛行体”という意味を誤解していたように

思い始めました」


ジュンコ先生
「どんな風に?」


ミキヒデ
「ズーッと飛び続ける・・・
高さ基準線を
かなり高く保ち続けるという意味では
正解なんだろうけど、
ボクは、ただアップ、アップしていたように思うのです。
ずーっと、高いけど、平坦という感じ。
そうではなく、もっと高低差があって良い。
1回いっかい“飛ぶ”感覚なのだな・・・
あの、言ってること、合ってますか?」


ジュンコ先生
「良いところに気づいたわね。
合っている、正解よ」


ミキヒデ君、ホッとした様子


ジュンコ先生
「どのダンスも、
ずーっと同じ高さでなく、高低がある。
その高低具合は、種目によって、
つまり、音楽によって異なるけどね」


ミキヒデ
「他にも気がついたことがあります。
ライズ&ロゥアって、

ずーっと切れないんだなぁって。

カラダの中を使い続けるから、
当然かも知れないけど」


ジュンコ先生
「良い発見ね!」


ミキヒデ
「それは、1回いっかい、
“飛んでない”からかなぁ?」


ジュンコ先生
「お、良い発想ね!
そう、足から足、
脚から脚に飛び移ってしまうことが多いのは
1歩から1歩どう“飛んで”
つなぐべきか習得できてないから、なの」


ミキヒデ
「1歩から1歩どう“飛んで”
つなぐべきかだって!?
ソレは、面白いですね。
“飛び方”が色々あるんだ」


ジュンコ先生
「そう。
“飛び方”を別の言い方にすれば

“バネ”かな」


ミキヒデ
「バネ?」


ジュンコ先生
「そう、バネとかゴム状の、
伸縮性のある素材を想像して。
だって、ほら
陸上で飛ぶ競技でも、
上手い人ほどバネがあるでしょ?
ちなみに
さっき
ワルツの“飛び方”は難しいわ。
音楽が3拍子で、
ハッキリだけどつながった高低が要るからね」


ミキヒデ
「あの、ワルツの“飛び方”は
どういった感じですか?」


ジュンコ先生
「3段飛び、幅飛び、高飛び(笑)
女性は、背面飛びも要るわね」


ミキヒデ
「へぇ〜、大変そう」


ジュンコ先生
「体幹部インナーだけを使ったモノなら、
大変じゃないわ・・・
ソノ場合は
飛び方というより揺れ方と言ったほうが、
分かり良いだろうけど」


ミキヒデ
「あぁ、ソウいうことですね。
でも、3段飛び、幅飛び、高飛びなんかが、
ワルツの1歩1歩にできるようなったら
楽しそうですね!」


ジュンコ先生
「OKソノためには、
本格的なロウァ訓練がいるわ。
では、ヤってみようか・・・」



ミニ・ミニ ボイス

カラダ開発は楽しいものだ。

例えば・・・
“股関節”の新しい方向を発見する。
ダンスに転用。
感覚が変わる。
相手と組んで、試してみる。
お、全然、違う!
ウマくいった!
なぁんてこと、よくあるもんなぁ。
踊りにくかったのは、
相手のせいではなく、
自分の“股関節”の使い方のミスだったのか、
なぁんて気づくのよね。

トラブった時、
相手ではなく、
自分を見つめ直す方が、絶対、いい。


      続く第3014話へ