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東京ユニプラは定員に達しました。

ありがとうございます。

以後はキャンセル待ちで受付させていただきます。





チョット中休み エッセイvol.102 

やっと素直になれた!?

~ファミリー・トラブルは愛の勉強!?(10)~


前回の続き。

さて、第2940話のヒロコ発言に戻ろう。
「お母さんが認知症になったのは、
お母さんが、選んで、ソウなった。
お父さんに、かまって、欲しかったから、
ソウなったんやと思う」


ワタシは、同感であること。
そして、自分の想いも、ヒロコに話した。
ヒロコはうなずき、
「今回のトラブルは、
なるべくしてなったものやって、思う」

と、強く言った。

なぜなら・・・
父と母、双方に、

今までになかった

“姿”が現れて来ている

からだというのだ。

まず、母。
父につかみかかり、殴るという。
「結構、スゴい力やねん」
ナニカがあったから、そうナルのではなく、
突然、キレ、怒るのだそう。
ただし、
「暴れる相手は、お父さんだけ」
他人には、ナイ症状。

父においては・・・
「お父さん、
認知症のお母さんに、フツーに接するねん」

by ヒロコ

この、フツーは、もちろん良い意味でのフツーではない。
徘徊して家に戻って来た母に対し、
「ドコに行ってたんだ?」
と、イライラをぶつける。
記憶障害に対し、
「なんで、覚えていないんだ?」
と、怒るといった具合なのだ。
認知症という病気を理解する気が全くナイ様子に
ヒロコは、最初
「お父さんの方が病気なんかな?」
と、戸惑ったという。

やがて、父は、
母を怒る延長でだんだんと豹変していった。

「仮面を脱いだって感じやわ」
by ヒロコ

暴言を吐くようになったというのだ。
責める相手は、母方の家系。
これは、母から“殴られる”からではなく、
母の認知症発覚をきっかけに表出して来た、
父の“溜めこんでいた感情”のようだと言う。
「○○家の養子になった事で、苦労した。
肩身の狭い想いをしていた」
「ずっと、○○家を恨んでいた」

父は、積もる悪感情を、
病気になった母に向けているようなのだ。

なるほどな・・・
と、思うところがあった。
お父さんもお母さんも、
やっと、素直になれたのではないか?
母は、正気で、
お父さんを殴ることなどできなかったろう。
父は、正気の相手に、
暴言を吐く事など無理だったろう。



ミニ・ミニ ボイス

ワークショップ、良い感じ♥
ありがとうございます。

参加者の方から、
「いろんな勉強されているのですね・・・」
なぁんか、おかしくなった。
正当派路線の、勉強も、してます(笑)
でも、ホンマに、マトモに、やっていたら、
ダンスなぁんて、才能のある人、若い人・・
にしか、通用しないンじゃないかなぁ〜

色んな、疑問が解かれ、
クリアになる
「ははぁ〜ん」な、うれしい瞬間。
その瞬間のために、日々努力。
カラダさん、ありがとう。


      続く第2944話へ