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チョット中休み エッセイvol.104 

お祝いデモ・評(1)

~フェスタ・成功(5)~


時系列とは異なりますが、
先に、

お祝いデモの報告に移りたいと思います。


リポーター
「一組目は、

“東京”メンバーの方々ですね。

昨年の演目は、確か、
RAP&ワルツ『レインボー・コネクション』
感謝の想いが、
一挙手一投足(細やかな1つひとつの動き)にまで、
あふれていて、
周囲に感動を巻き起こしたこと、今も覚えています。
今回も、良かったですね。
音楽がかかった途端に、ジーンと来たのですが」


ジュンコ先生
「そうですね。
『世界中の誰よりきっと』という曲だったのですが、
デモというのは選曲段階から、
すでに

“伝えたいメッセージ”は、始まっているもの。

ここにも“東京”メンバーの静かなる想いを
感じとることができました。
それに、ファッションも良かったわ」


リポーター
「5人全員が、
シンプルなパンツ・ルックだったような」


ジュンコ先生
「全員が去年と同じ、
“ダンスが上手くなるワイドパンツ”に、
黒のトップ、虹色のスカーフとネクタイは、
背中の文字に化けていた(微笑)
これまたメッセージ性がありましたね」


リポーター
「どういったメッセージと受け取られたのですか?」


ジュンコ先生
「まず、仲間意識、です。
“東京”メンバー、
それをとっても大切にされている。
とても、温かい」


リポーター
「虹の架け橋ですね?」


ジュンコ先生
「そうですね。
それに、一緒に踊っている仲間内での

“結束力”も感じました。

そして、ワタクシへの『感謝の想い』
深くココロに伝わってまいりました。
レッスン内容を純粋に練習なさっている様子が、
シンプルゆえに余計に伝わりやすく、
ジュンコ・メソッド的で(笑)いいなと。
いろんな意味で“学習発表”との違いを
しっかりと押さえられている点が、
特に良かったと思います」


リポーター
「今回は5人組のユニット。
奇数ということで、
どうなるのかなと思ったのですが、
女性がずっとシャドウをされていましたね。
それが、ちっとも変じゃナイ。
ちゃんとしたハーモニーを
かもし出していたように感じたのですが」


ジュンコ先生
「その通りですね。
シャドウをされていた方、シャンとされています。
見上げたものです。
ダンスは、まず、1人から、ですからね。
お一人おひとりにパワーがある。
それだからデキル、
パフォーマンスだったと思います」


リポーター
「今回も、
質の高いダンスと言った感じに見えましたが」


ジュンコ先生
「スローフォックス・トロットのアバラ・スイングなど、
何気なくされていますが・・・難しいのですよ。
それをアノ“舞台”でデキルってスゴいのです。
特に、女性で、男性パートされていた方、
フレームも美しく、しっかりと踊れている。
非常に成長されましたね。
皆さんの想い、受け取りました。
ありがとうございます」


リポーター
「2組目、
毎年踊って下さっているカップルですね。
去年とはイメージがずいぶん違うような」


ジュンコ先生
「そうね!
驚いたわ。
ハートフルな癒しイメージが、
今回は、

クール、スタイリッシュ

カッコイイ女、カッコイイ男で、魅せましたね」


リポーター
「マイケル・ジャクソンでパソとタンゴ」


ジュンコ先生
「お二人とも、1年いちねん、
着実に成長をされている・・・
最初の板付きの時点で、そう思いました」


リポーター
「板付き?」


ジュンコ先生
「板付きというのは、
舞台用語で、
開演スタートで幕が開いた時にすでに
舞台の上に演者が立っていることです。
転じて、
最初のスタート時の立っているポーズのことを
言っているのですが、

気が満ちていて、

非常に良かった・・・


アノ長い時間を、引きつけられるのは、
とてもできないことなのです。
特に、ジッと立っている女性の方、
シェイプが綺麗だったわ。
衣装も良かった。
ボディが良くなったからこそ、活きたのね」


リポーター
「みんな、魅入ってしまって、
拍手をすることさえ忘れていた(笑)
感じですね」


ジュンコ先生
「ソウ。
存在感が良い方に変化すること・・・
コレがなかなかできないことなのです。
肉体の本当に内側が成長したら、
外側の気配も成長します。
まずは、内側からが大切。
その点、お二人の成長は、
みんなが喜びの中で受け止めていることでしょうね」


リポーター
「ダンステクニックは、いかがでしたか?」


ジュンコ先生
「祝祭のデモで、

テクニック評はヤボね・・・

気持ちの方がずーっと大事だし、
それだけで、イイものだからね。
でも、あえて言うなら、
男性の方は、
カラダの使いかたが多岐に渡って進化している。
女性の方は、関節が総動員で可動感覚を変えている
・・・それらによって、かなり
心情の表現が、
カラダと絡み合う精度が上がっています」


リポーター
「ココロの表現がカラダで、
的確にできるようになってきたと?」


ジュンコ先生
「そうです。
動き出したパーツが、
この先、調和を果たして行くごとに
テクニックはドンドン上がっていくでしょう。
最後に、
パソドブレとタンゴ
お二人にとって
この先も、
この2つの種目をより理解していくことで、
新しい自分が発見できる、そう思います」


      続く第2934話へ