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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

難関!フォーラウェイ・リバース・

アンド・スリップ・ピボット


~ダンス・グレーゾーンを見直そう~


ハイハーイ!
ようやく、本文記事に戻ってまいりました。
今日からしばらく、
あぁ、読んで良かったぁてな記事が続きますよぉ。
(本当にソウなれば、うれしい


「タンゴは下半身テクニックを

正しく学び直すための最適教材


ってことで、
お勉強フィガーを取り上げてきたんだけど、
(第2851話の続き)
コレから紹介するフィガーは、
特に、タンゴ特有のモンではナイ。
ワルツにもスロー・フォックストロットにも
クイックステップにもある、
非常にメジャーなフィガーだ。
そうねぇ・・・ほとんどの競技選手が、
使っているんじゃないかな。
だけど、たぶん、
多くのダンサーにとって、
「いやぁ、アレは苦手だぁ。
上手く踊りたいけど、難しい」

まさに、このフィガーそのものが、

“グレーゾーン”って感じ。

さてさて、なんて言うフィガーか、
ワカルかなぁ?

答えは・・・

フォーラウェイ・リバース・

アンド・スリップ・ピボット


ね、あれ、スーパー難しくない!?
現役の頃、
最も悩んだフィガーの1つだったもんなぁ。
フォーラウェイの動きも難だけど、
スリップ・ピボットも超難!!だった。

さて、今回は、
この難関フィガーをタンゴ・バージョンで、
ユックリひも解いていくよ。
なぜ、タンゴか?
ソレは、

下半身テクニックが学びやすいから。

ってことは、そう!
フォーラウェイ・リバース・
アンド・スリップ・ピボットは、
正しい下半身の使い方がデキナイと踊れないんだ。
思うに、このフィガーが難しいってダンサーは、
ズバリ、
「2本のアウターのアシしか使っていない」
はずなんだ。
特にタンゴにおいて、
「プロムナード・ポジションから
シンコペーティッド・サイド・クロスを経て
フォーラウェイ・リバース・アンド・スリップ・ピボット」

ってシーンでは、
「床をアシで蹴って踊っている」
ダンサーがメッチャ多い。

全身にある

アシのネットワーク(配線)を

活かしていない


これが大問題!
ということは、
タンゴのフォーラウェイ・リバース・
アンド・スリップ・ピボットを
学び直すことで
全身にあるアシのネットワーク(配線)を活かした踊り方を
知ることがデキルってもん。

興味もっていただけたかな?

とは言え、コレから伝授する
フォーラウェイ・リバース・
アンド・スリップ・ピボット
は、従来の教えとはやや異なっている。
今まで、いろんなやり方を試してみたけど、
どうもイマイチ、すっきりしない
楽しく踊れない・・・という方ほど、是非お試しを。
全然違う感覚で踊れちゃうと思うよ。

では、本題に入る前に、テキスト的な紹介をしておこう。

男性
1. 中央斜めに面して、左足前進
2. 壁斜めに背面して、LOD へ
右足右ショルダーリードで
フォーラウェイ・ポジションに後退
3. LOD に背面し、
左足フォーラウェイ・ポジションでCBMPに後退
4. 右足後退、左足をCBMPに保つ(スリップ・ピボット)
LODに面する(壁斜めでも良い)

女性
1. 中央斜めに背面して、右足後退
2. 中央斜めに背面したまま、LODへ、
左足左ショルダーリードでフォーラウェイ・ポジションで後退
3. 右足フォーラウェイ・ポジションで
CBMPに小さく後退、左足をCBMPに保つ
中央斜めに背面して、終わりは中央に面して
4. 左足CBMPに前進 右足をCBMPに保つ
(スリップ・ピボット)
中央へ、終わりはLODに背面して(壁斜め背面でも良い)

タイミングは
QQQQ
上級向けは
男性2
「LOD へ」ではなく「中央斜めへ」でも可。
ソッチの方が大きく踊れるし、
次への展開もダイナミックになる。

それにしても
たった4歩なのに、ややこしい!

では、次回より、
全身にあるアシのネットワーク(配線)を活かした
踊り方へシフトしていこう。


       続く第2916話へ