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チョット中休み エッセイvol.101 

感情と感覚は違う

~兆し(8)~


ではでは、対談形式で、
人類進化に必須(!?)

「感情エネルギーのコントロール」について、

もうチョイ掘り下げていこう。


ジュンコ先生
「感情エネルギーをコントロールするためには、
観方(見方)
聴き方
触れ方

などの

『感覚・体験レベル』を変えていく必要があるのよ。

ザックリ言えば、
感覚を制すれば感情も制することができる」


Q
「感情と感覚は、違うモノ、なのですか?」


ジュンコ先生
「感情と感覚は、違うわ。
辞書的な言葉としての“意味”も違うけれど、
大事な“違い”は、
そう言ったエリアにあるのではない。
いい?良く聞いてね。

感覚は、中立的な情報、報告

感情は、その感覚に思考が加わったようなもの
ね。

加わることで、
肯定的になったり、否定的になったりする」


Q
「なるほど、
感覚そのものには、良いも悪いも、ナイ・・・」


ジュンコ先生
「そういうことね。
もちろん、
人類共通の感覚ってものが備え付けてあって、
イヤとかイイには共通はアル。
そこから自動的に導き出される感情も似てはくるけれど、
すべて、一緒ではナイ。
氷に触れたとき『冷たい!』という感覚は、
人類共通だけど、
その体験から導き出される感情は、
人それぞれさまざまなものあると言った感じね」


Q
「ウ〜ン・・・」


ジュンコ先生
「例えば、
朝起きて、外を観ると、雨。しかも肌寒い。
感覚は
『雨で肌寒い』という報告をする。
これに、否定的に捉えた思考を加えると
『憂鬱』という感情を創りだす。
でも、ヒトによっては、肯定的に捉えた思考を加え、
『ワクワク!』 
とナルかも知れない」


Q
「そうか。
同じ『雨で肌寒い』という状況でも、
『ワクワク!』な人がいるかも知れないんですよね」


ジュンコ先生
「そう。
その日は、雨の方が都合が良かったナンて、
場合もあるでしょう」


Q
「私は、雨がキライ。
寒いのも苦手。
だから『憂鬱』ですね」


ジュンコ先生
「『ワクワク!』良いことがありそう!
という気持ちにはなれない?」


Q
「そうですね。
朝、起きて、雨が降っていたら、
それだけで、意気消沈です(笑)
ナニでもソウでしょうけれど、
一旦、
否定的イメージを
持ってしまうと、
なかなか『ワクワク!』には
“変更”できませんよね?」


ジュンコ先生
「そうね。
そこが、コントロールできるようになると、
良いワケよ。
雨、即、憂鬱なものではなく、
まんま、雨が降っているという情報として受け取るだけ。
意気消沈してしまわずにね(笑)
すると、
『憂鬱』ではなく、
『ワクワク!』な体験ができるかも知れないわよ」


Q
「あぁ、そういうこと!?
コッチが先に、
憂鬱になるから、
憂鬱な体験を引き寄せる!?」


ジュンコ先生
「そういうこともあるわね。
いわゆる『引き寄せの法則』ね。
このあたり、感情がすごく関わってくる。
良い感情は良い体験を、悪い感情は悪い体験を、
引き寄せやすいとは良く言われることね」


Q
「わぁ、それなら、
感情のコントロールって大事ですね」


ジュンコ先生
「興味を持ってもらえたようね(微笑)
感情のコントロール、勉強してみたい?」


Q
「ハイ」


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