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女子力向上・プラクティスシリーズvol.31 

スリー・アレマーナ男性ポイント

心機一転R&T(5)


スリー・アレマーナ、次に、男性のポイントだ。

良いリードがデキルようになるには、

女性の動きを

できるだけ詳しく知ること


と、前回の女性のポイントを読んだ方には、
分かっていただけるのではないかしら。
スリー・アレマーナは、
男性パートの巧みなリード術が、
際立つフィガーではあるが、
女性のテクニック的が非常に難しいものであるため、
その点を理解しないで、
小手先でのリードをやっては、
余計に“お邪魔”になっちゃう
んで、要注意だ。

男性パートの習得は絶対に焦らず、
段階を踏んで・・・を心がけようね。
まずは、男性パートの足元(ステップ)を、
ザザッと覚えよう。
で、腕&手は女性に預けておくことから始め、
女性パートの方がしっかりと動く練習をする。
(女性パートの方は、最初、焦って回ったり、
バランスを崩したり、もう大変!だと思うけど、
男性パートの方にしがみつかず、
自立できるよう頑張ろう。
また、男性パートの方も、
女性パートの方の練習にちゃんと付き合ってね)
繰り返し練習することで、
女性の動きとの関係性、
自分の足元(ステップ)と、
腕・手の動き(リード)の関連
が、感じとれるようになってくる。
シャドウが“腕・手の動きつき”でできるのを目指そう。

では、具体的に。
男性のリードが超ムズである、ここから解説しよう。

2つ目の「2341」(歩順4〜6)
ポイントは、ズバリ手の動きだ。
まずは、歩順456、
女性がオーバーターンに入るまでの
通常のアレマーナと同じ部分
女性はただ回るのではなく、
歩いてから回転という動きであることを念頭に入れ、
女性の動きを追って行こう。
歩順5で(女性が)男性から離れるように
リードできるようになったら、花丸合格。

手はカラダの奥深くから動かすように。
続いて、
女性をオーバーターンに導くところだ。
歩順5から6にかけ、左手を下に下ろし、
チョイ前に出すようにするのがリードのポイント。
インナーの引き込みが大前提で、
歩順5から6で女性と引き合うことで、
お互い近寄る→距離が縮まり、押し合う→
距離が離れることで引き合う。
こういう動きが、
カラダの中から行なわれているのを感じ取れればOK

3つ目の「2341」(歩順7〜9)
女性の動きが、
スパイラル・ターンとツイストという異なった
“回転系アクション”であることをまず理解した上で、
カラダの中の動きで、

“一筆書き”につなぐ事が大切だ。

この辺り、女性のバランスを上手く崩させて、
次に次に、
誘って行けるかどうかが腕の魅せどころ。
腕・手と脚部の配線を最大に活かすシーンだ。

女性を、スパイラルに導くところ。
女性がソノ前のオーバーターンが十分できるように、
インナーをしっかりと引き込みながら、
左手を女性に向けて出すこと。
で、左手はインナーから差し出し続けながら、
ソノ動きと反対ノ動きをインナーで起こし始める。
つまり、左アシを左横へもって行くように、
インナーを使うのだ。
ソノ左足の動きと連動し、
左手を上げる・・・この一連の動きがポイントだ。
いきなり手だけ上げると、
女性を引っ張ってしまい、
(女性が)インナーを使いにくくなるので要注意。
続いて、左手を女性の頭の回りを、
円を描くように左回り。
カラダの中を左回転させる。
懐(ふところ)が深い立ち方がデキていること。
ソノためにも
ツリタレフリコであることを忘れないように。
脇の下がシッカリ伸びるかどうかも大事だ。

最後に・・・
とにかく
女性の手とのやり取りが、複雑なんだ。
決して、握りしめず、特に親指の力を抜いて、

リラックスを心がけよう。

すると“持ち替え”感覚が分かるようになってくるよ。

次回は“大阪”女子プラ、
もう1つの種目タンゴについてです。



ミニ・ミニ ボイス

パソを大きく踊るポイントを押さえながらの、
“表現”レッスン。
みんな、カッコ良くなってきたねぇ。
パソもスキマ&バネが大事なのだ。

そして・・・
ついに、ツイスト突入。
シャッセ・ケープとつながったぞ!
難しい!?
いやいや、それ以上に、楽しい!という声多し。
良かった。


      続く第2884話へ