2014.10.15 (第2822話)チョット中休み エッセイvol.97 ~両足をR・A・Pのように!~
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チョット中休み エッセイvol.97
両足をR・A・Pのように!
~四つ足配線、強化せよ(5)~
“東京”報告、続きです。
ジュンコ先生
「3日目は、
立体ダンスの為の脚部テクニック
種目は、タンゴをやりました。
脚部のテクニックが学びやすい、
言い換えれば、
正しくアシを使えているかどうかで、
差がつくと種目ということでタンゴを選んだのです」
リポーター
「タンゴは、アシを使って踊る種目なのですか?」
ジュンコ先生
「というよりも、
アシを使って、
胴体を運んでいるように見せかける種目なのです」
リポーター
「見せかけているということは、
実際には違うと?」
ジュンコ先生
「上半身で下半身を吊って、
運んでいる・・・
この基本構造には、変わりありません。
まんま、タンゴの演出のために、
股関節のユルミからくる角度調節を行ない、
若干、高さを低くし、
カラダの中から、アシを長く伸ばしながら、
タンゴ・ミュージックの表現をスル・・・
アシは、表現する部位と捉えた方が良いですね」
ヒデ
「取り上げた
“ストーキング”や、“ファン・アクション”は、
ジュンコ先生の『伝えたいこと』が、
いっぱい詰まっていると感じました。
僕的には、
タンゴという種目の見方が大きく変わりました」
リポーター
「どんな風に変わったのですか?」
ヒデ
「今、マイ・ブームの
シャッセ・ケープみたいな感じ・・・」
リポーター
「???」
ジュンコ先生
「パソドブレの代表的フィガーです。
エネルギー操作が重要な点
もっともチカラを抜く点
リラックスしながらも、
パワフル、スピーディな演出を楽しむ点
手足の配線を上手く使いながら、
相手と絡んで踊る点・・
パソドブレとタンゴの共通点は多々あります」
リポーター
「参加者の皆さんはどんな感じでしたか?」
ジュンコ先生
「さすが“東京”
『両足をR・A・Pのように!』
という言葉に、
応えていただけましたね。
R・A・Pの重要さ、
つまり“腕の配線の大切さ”を
再発見できた瞬間でした」
リポーター
「R・A・Pとは?」
ジュンコ先生
「アーム・アクション用に作ったエクササイズです。
R・A・Pの際、
『カラダの中から手を伸ばして、動かす』
というのが、鉄則なのですが
アシも同じですよと伝えると、
『あぁ、だったら、こんな感覚かな』
と、カラダで理解できた方が多かったので、驚いたのです。
すっと、アシに気が通る方もいて、
きれいなレッグアクションが見えました。
実は、そうやって、アシに気が通ることでようやく
全身のバランスが整います。
今まで、アシのチカラを徹底抜くように指導して来たのは、
アシに気を通すためだったのです」
リポーター
「アシに気が通る?」
ジュンコ先生
「そう。
アシにしろ、手にしろ、ボディにしろ、
『気が通る』ことこそが、目指すもの。
それが、アシのリキミで、
シッカリ立ってしまっては、
気が通らない。
だから、バランスが悪くなる。
だから、しっかりアシで踏ん張って支える
・・・悪循環になってしまうのです」
ヒデ
「前日のジャイブ位から、
カラダの使い方の良い感じが戻って来て、
最終日のタンゴは、楽しめました。
みんなも、楽しそうだったなぁ。
思い切り踊ることができる種目って良いよね」
ジュンコ先生
「そうね。
カラダの中の配線を使って、
バランスをトル要領を覚えれば、
もっと、バネのアル、
進化系タンゴをエンジョイできる。
ソレができてからで、
良いと思うのよ、アレは・・・。
だって、難し過ぎるもの」
リポーター
「アレってナニですか?」
ジュンコ先生
「正しい、
基本タンゴ・ウォークというもの、です。
こういうベーシックがもっとも難しいのです。
突き詰めて考えすぎると、
ドツボにハマります(苦笑)
タンゴは、
インナーのバネを鍛えること、
アシもそのバネの一部として活かすこと
コレがデキルようになると、
さらに面白い種目と化しますね。
次回、ワークショップでは、
その辺りをヤロウと思っています」
リポーター
「参加者の皆さんに、次までに
復習しておいたら良いなという点はありますか?」
ジュンコ先生
「やっぱり、
後退ウォークですね。
オシリを左右に割って、
グッとアシを振り上げ、カラダから長く伸ばす
豪快なアクションを、
練習していただくのが良いかなと。
みぞおちからアシ、ならぬ、
脇の下、肩甲骨下からすぐにアシ
・・・みたいな感じです。
人体構造的には、ソッチの方が正解なので、
やればヤルほどの成果となるでしょう。
バランスを取るために、
ナニか、手で触れ支えながらされると良いでしょう。
カラダの中が、
変化して来ている方がスゴく多く見受けられました。
今回、伝授した
『両足をR・A・Pのように!』
をカラダで覚えていくことが出来れば
さらに上達されることと思います」
ヒデ
「メッチャ、
飛躍したヒト多かったもんな。
股関節フリーは偉大や・・・」
次回、女子プラ、10プラ報告です。
ミニ・ミニ ボイス
ヒデ君、ツイッター風つぶやき
「今日のユニプラの
気・膨れ(きぶくれ)する話、オモロかった」
気・膨れとは、
男性のフレームの中で“大きな花束”のように膨らむ際、
筋肉でドーノコーノではなく、
気を通すことで“膨張”することよ。
続く第2823話へ
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両足をR・A・Pのように!
~四つ足配線、強化せよ(5)~
“東京”報告、続きです。
ジュンコ先生
「3日目は、
立体ダンスの為の脚部テクニック
種目は、タンゴをやりました。
脚部のテクニックが学びやすい、
言い換えれば、
正しくアシを使えているかどうかで、
差がつくと種目ということでタンゴを選んだのです」
リポーター
「タンゴは、アシを使って踊る種目なのですか?」
ジュンコ先生
「というよりも、
アシを使って、
胴体を運んでいるように見せかける種目なのです」
リポーター
「見せかけているということは、
実際には違うと?」
ジュンコ先生
「上半身で下半身を吊って、
運んでいる・・・
この基本構造には、変わりありません。
まんま、タンゴの演出のために、
股関節のユルミからくる角度調節を行ない、
若干、高さを低くし、
カラダの中から、アシを長く伸ばしながら、
タンゴ・ミュージックの表現をスル・・・
アシは、表現する部位と捉えた方が良いですね」
ヒデ
「取り上げた
“ストーキング”や、“ファン・アクション”は、
ジュンコ先生の『伝えたいこと』が、
いっぱい詰まっていると感じました。
僕的には、
タンゴという種目の見方が大きく変わりました」
リポーター
「どんな風に変わったのですか?」
ヒデ
「今、マイ・ブームの
シャッセ・ケープみたいな感じ・・・」
リポーター
「???」
ジュンコ先生
「パソドブレの代表的フィガーです。
エネルギー操作が重要な点
もっともチカラを抜く点
リラックスしながらも、
パワフル、スピーディな演出を楽しむ点
手足の配線を上手く使いながら、
相手と絡んで踊る点・・
パソドブレとタンゴの共通点は多々あります」
リポーター
「参加者の皆さんはどんな感じでしたか?」
ジュンコ先生
「さすが“東京”
『両足をR・A・Pのように!』
という言葉に、
応えていただけましたね。
R・A・Pの重要さ、
つまり“腕の配線の大切さ”を
再発見できた瞬間でした」
リポーター
「R・A・Pとは?」
ジュンコ先生
「アーム・アクション用に作ったエクササイズです。
R・A・Pの際、
『カラダの中から手を伸ばして、動かす』
というのが、鉄則なのですが
アシも同じですよと伝えると、
『あぁ、だったら、こんな感覚かな』
と、カラダで理解できた方が多かったので、驚いたのです。
すっと、アシに気が通る方もいて、
きれいなレッグアクションが見えました。
実は、そうやって、アシに気が通ることでようやく
全身のバランスが整います。
今まで、アシのチカラを徹底抜くように指導して来たのは、
アシに気を通すためだったのです」
リポーター
「アシに気が通る?」
ジュンコ先生
「そう。
アシにしろ、手にしろ、ボディにしろ、
『気が通る』ことこそが、目指すもの。
それが、アシのリキミで、
シッカリ立ってしまっては、
気が通らない。
だから、バランスが悪くなる。
だから、しっかりアシで踏ん張って支える
・・・悪循環になってしまうのです」
ヒデ
「前日のジャイブ位から、
カラダの使い方の良い感じが戻って来て、
最終日のタンゴは、楽しめました。
みんなも、楽しそうだったなぁ。
思い切り踊ることができる種目って良いよね」
ジュンコ先生
「そうね。
カラダの中の配線を使って、
バランスをトル要領を覚えれば、
もっと、バネのアル、
進化系タンゴをエンジョイできる。
ソレができてからで、
良いと思うのよ、アレは・・・。
だって、難し過ぎるもの」
リポーター
「アレってナニですか?」
ジュンコ先生
「正しい、
基本タンゴ・ウォークというもの、です。
こういうベーシックがもっとも難しいのです。
突き詰めて考えすぎると、
ドツボにハマります(苦笑)
タンゴは、
インナーのバネを鍛えること、
アシもそのバネの一部として活かすこと
コレがデキルようになると、
さらに面白い種目と化しますね。
次回、ワークショップでは、
その辺りをヤロウと思っています」
リポーター
「参加者の皆さんに、次までに
復習しておいたら良いなという点はありますか?」
ジュンコ先生
「やっぱり、
後退ウォークですね。
オシリを左右に割って、
グッとアシを振り上げ、カラダから長く伸ばす
豪快なアクションを、
練習していただくのが良いかなと。
みぞおちからアシ、ならぬ、
脇の下、肩甲骨下からすぐにアシ
・・・みたいな感じです。
人体構造的には、ソッチの方が正解なので、
やればヤルほどの成果となるでしょう。
バランスを取るために、
ナニか、手で触れ支えながらされると良いでしょう。
カラダの中が、
変化して来ている方がスゴく多く見受けられました。
今回、伝授した
『両足をR・A・Pのように!』
をカラダで覚えていくことが出来れば
さらに上達されることと思います」
ヒデ
「メッチャ、
飛躍したヒト多かったもんな。
股関節フリーは偉大や・・・」
次回、女子プラ、10プラ報告です。
ミニ・ミニ ボイス
ヒデ君、ツイッター風つぶやき
「今日のユニプラの
気・膨れ(きぶくれ)する話、オモロかった」
気・膨れとは、
男性のフレームの中で“大きな花束”のように膨らむ際、
筋肉でドーノコーノではなく、
気を通すことで“膨張”することよ。
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