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チョット中休み エッセイvol.97 

奏でるボディでタイムラグ

~四つ足配線、強化せよ(4)~


“東京”報告、続きです。


ジュンコ先生
「2日目は、
ラテン種目を利用した

フット&レッグ&ヒップアクション

種目としては、
ルンバとジャイブをやりました。
ルンバはサイドの動きを中心に、
アバラ、ヒップ、そして足元・・
タイムラグを伴った動き方を伝授しました」


リポーター
「参加者の皆さんの様子はいかがでしたか?」


ジュンコ先生
「音楽を楽しみ、

心地よく“奏でるボディ”に、

変身を遂げつつある方が、
すごく多くなっていることに感動しました」


リポーター
「奏でるボディ?
ボディが演奏するということですか?」


ジュンコ先生
「ソウです。
自らのボディからも、音を出すのです。
そして、今、鳴っている曲と一緒に、
演奏するのです。
音といっても、振動、揺れですが・・・」


リポーター
「要は、曲と共に揺れること、ですか?」


ジュンコ先生
「そうですね。

人体は、音・・・

各部分の周波数の総合
でデキているのです。

その各部分を、
バラバラに動かすことを、
“アイソレーション・テクニック”というのですが、
その“アイソレーション・テクニック”をする際に、
見た目のカタチだけをやったり、
筋肉操作に終始すると、
実は、良くないのです。
ボディ各部分をから出る1つ1つの音を感じ、
大切に鳴らすようにしながら、
周波数自体のレベル自体をあげて行く・・・
そういう訓練を積めば、
非常にナチュラルな、
アイソレーションがデキルようになるのです」


リポーター
「難しそうですね」


ジュンコ先生
「特に、難しくはないのですよ。
ポイントは、音を、

音楽を楽しみ、

心地良く感じること


でも、
アシのリキミやクセを取ることができないと、
なかなか、上手くはいきません。
そして、見た目を一切、気にしないこと・・・
コレが難しいかも(苦笑)」


リポーター
「なるほど」


ヒデ
「音を楽しめるボディになっている方は、
真にダンスが上手くなる、
と、改めて思いました。
カタチや表層の動きがいくら良くなっても、
違うんだなって。
一緒に踊ると、差が歴然。
演奏・ボディになっているヒトは、空気感がある。
そして、
アバラ、ヒップ、レッグに、
ナチュラルなタイム・ラグがある。
コミュニケーションの質が全く違います」


ジュンコ先生
「そうね。
人体と音の関係性の深さを再発見しました。
で、
コレも思った・・・・

股関節周辺のユルミがススムほどに、

演奏・ボディになれるってこと。
ソウいう意味でも、
ジャイブは取り上げて良かった!」


リポーター
「ソレはなぜですか?」


ジュンコ先生
「ズバリ、股関節周辺のユルミを
思い切り促進できるからです。
ヒデ君に見本をやってもらったんだけど、
上手くなっていたわね」


ヒデ
「役に立たせていただいてありがとう(笑)
アバラとオシリの機能回復に、
ジャイブは最高に良いと思いました。
参加者の方からも
『スゴく楽しかった』
声が上がりました。
『この、続きをお願い!』
という方も・・・」


ジュンコ先生
「そうね。
ラテンは次回も、
ルンバとジャイブは取り上げようかなと思っているわ。
ルンバ・ウォークの続きを伝授したいし・・・」


ヒデ
「あ、オレも聞きたい!
ルンバ・ウォークの時の

“バネ配線”もっと強化したい。

そのバネ配線、使えるようになったら、
タンゴももっと上手くなれると感じたから」


ジュンコ先生
「アラ!良くわかったわね。
ルンバ・ウォークができるボディは、
タンゴにスゴく活かすコトができるのよ」


リポーター
「3日目はその“タンゴ”だったのですね。
報告をお願いします」



ミニ・ミニ ボイス

女子プラ・タンゴ
ナチュラル・プロムナードターン
“気づき”の多いフィガーだ。
多くのヒトが、塊(かたまり)となって、回転をしている。
前面コンタクト
しっかりフレーム
で、無理矢理できても、目指す“感覚の成長”はない。
女子力をアップさせ、解決できる問題は多いぞ。
ね、がんばろう!
の、後になぜか

えいえいお〜!?


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