2014.08.25 (第2771話)チョット中休み エッセイvol.95 ~レインボーコネクション・デモ~
初めての方へ 目次 テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ 快刀乱麻クリニック目次
社交ダンスを始めるということ 第286話へ
フォロー・アップ・システムのご案内
ジュンコ先生の教室のホームページ
漫画「ROOTS」第4話を公開しました!!
ジュンコ先生の教室のホームページへは、
ココをクリックしてください。
チョット中休み エッセイvol.95
レインボーコネクション・デモ
~初・夏祭り・成功(4)~
“夏祭り”は、
「ジュンコ先生の教室」でヤっている全レッスンを
統合したパーティということで、
基本、学習発表メインだが、
スペシャルな意味でのデモンストレーションが、
2つあった。
その1つが、先日お伝えした
“追悼・パソドブレ・デモンストレーション”
もう1つが
“サプライズ!
レインボーコネクション・デモンストレーション”だった。
日本語で言うと、
“驚!東西交流・演技発表”か。
つまり、
“大阪”メンバーの方(男性)と、
“東京”メンバーの方(女性)が、
即席・カップルとなり、
演技披露をして下さったということ。
これは
たぶん、出演されたお二人の自覚以上に、
また、踊られた内容云々以上に、
センセーショナル。
周りに、
モロモロ影響を与えるものとなった。
ただし、ソレ(与えた影響)は、
ジワジワ浸透することで、
この先、より深いものとして
周りに受けとめられることだろう。
ソウいう意味でも、ワタシは、
ブラボー!
よく、やったね!
と思っている。
どういうことか、解説しよう。
全国から“仲間”が集う「ジュンコ先生の教室」
お二人のカップリングを観て、
「あ〜こういうケースは、アリなんだな」
と、“展望”をもたれた方も少なからず居たはずだ。
「こーいうケース」とは
ズバリ
「レインボウ・コネクション」
橋渡しだ。
「橋渡し=地域・交流の象徴として、踊る」
「その役割が果たせるよう、
自分も、実力も付けたい」
そんな風に思われた方が、
ホンマにいらしたようで、
ワタシは、密かに喜んでいる。
お二人のデモが“メッセージ”を発したということだ。
“東京”と“大阪”
遠距離。
合う時間は、ほとんど、ない。
リスクは目に観えている。
練習時間はもちろん、お互いを“知る”時間、
ディスカッション(意見・情報交換)する
時間もままならない。
良い作品を創ろうとすればするほどに、
価値観の相違は、表面化する恐れもある。
ソンナコンナな困難を感じつつも
「一緒にデモをヤロウ」
そして、実行。
実際、大変なこともあったろう。
もっと、時間があれば・・・という想いにもなったはず。
が、お二人が実行した時点で、
“メッセージ”は、ある意味、自動的に発せられた・・・
故に、このデモは、
非常に価値があったということになる。
ダンスはプライベートな行為でアリ、
自分のスキに踊るのが一番。
デモンストレーションは自己表現、
なので、なおさらだ。
が、
デモンストレーションで、モノスゴク大事なのは、
「メッセージ性」だと、ワタシは思う。
つまり、
「なんのために、踊るのか?」
どんなにテクニックが優れたデモであっても、
メッセージ性がナイ、
または、周りが共感を持てない時点で、
魅力は半減すると観ている。
個人が踊りたい、表現したいから踊る。
自分の快楽のために踊る。
それは、正しい。
が、
真に良いデモとは、
もっともっと深い。
周囲への、
メッセージが込められている・・・
このあたり “学習発表”とは、
一線を画するものであると、
ワタシ的には位置づけている。
では、そう言ったメッセージ性のあるデモは、
どうやったら生まれるのか?
ココが面白いところなのだが、
「自分のために、自分に向けて、
自分の想いに素直になる」
デモンストレーションが、
その最も近いモノとなる。
そして、その
「自分のためにに、自分に向けて、
自分の想いに素直になる」
レベルが上がるほどに、
メッセージ性のレベルアップも、
比例してついてくるものだと思っている。
さて、話を戻そう。
今回のお二人の演目は
ルンバ
驚いたのは、その選曲だ。
一流のプロでも、踊りこなすには難しい、
非常にスローなイタリアン・バラード。
しかも、内容は、ユニプラ・ルンバと、
女子プラ・ルンバをベースとしたベーシック構成。
間を持たせるのが、大変だ。
リハーサルのとき、テンポを速める提案をしたが、
「ボーカルの声が変わってしまう」
ということで、まんま、決行。
ドキドキの本番だったが・・・
驚いた。
あの緊張の中、
それぞれが、自分に向かって踊っている!!
どんなことがあっても、
お二人から“気”が抜けることは、なかった。
これは、スゴいことだと思った。
特に男性の方は、
歌を口ずさみながらステップを踏んでいるではないか。
至近距離 “特等席”から観ていたワタシは、
お二人の良い表情に、ソウか・・・と、思い知らされた。
テンポを落とした方が良いと言ったことを、
ごめんねと思った。
フロアーに咲いた1輪の赤いバラ。
(赤いバラは演出に使われた)
自分のために、
自分に向けて、
自分の想いに素直に踊った・・・
この貴重な体験は、
周りはもとより、
この先のお2人のダンス人生に影響を与えたことは、
言うまでもないだろう。
続く第2772話へ
読者限定ワークショップ 快刀乱麻クリニック目次
社交ダンスを始めるということ 第286話へ
フォロー・アップ・システムのご案内
ジュンコ先生の教室のホームページ
漫画「ROOTS」第4話を公開しました!!
ジュンコ先生の教室のホームページへは、
ココをクリックしてください。
チョット中休み エッセイvol.95
レインボーコネクション・デモ
~初・夏祭り・成功(4)~
“夏祭り”は、
「ジュンコ先生の教室」でヤっている全レッスンを
統合したパーティということで、
基本、学習発表メインだが、
スペシャルな意味でのデモンストレーションが、
2つあった。
その1つが、先日お伝えした
“追悼・パソドブレ・デモンストレーション”
もう1つが
“サプライズ!
レインボーコネクション・デモンストレーション”だった。
日本語で言うと、
“驚!東西交流・演技発表”か。
つまり、
“大阪”メンバーの方(男性)と、
“東京”メンバーの方(女性)が、
即席・カップルとなり、
演技披露をして下さったということ。
これは
たぶん、出演されたお二人の自覚以上に、
また、踊られた内容云々以上に、
センセーショナル。
周りに、
モロモロ影響を与えるものとなった。
ただし、ソレ(与えた影響)は、
ジワジワ浸透することで、
この先、より深いものとして
周りに受けとめられることだろう。
ソウいう意味でも、ワタシは、
ブラボー!
よく、やったね!
と思っている。
どういうことか、解説しよう。
全国から“仲間”が集う「ジュンコ先生の教室」
お二人のカップリングを観て、
「あ〜こういうケースは、アリなんだな」
と、“展望”をもたれた方も少なからず居たはずだ。
「こーいうケース」とは
ズバリ
「レインボウ・コネクション」
橋渡しだ。
「橋渡し=地域・交流の象徴として、踊る」
「その役割が果たせるよう、
自分も、実力も付けたい」
そんな風に思われた方が、
ホンマにいらしたようで、
ワタシは、密かに喜んでいる。
お二人のデモが“メッセージ”を発したということだ。
“東京”と“大阪”
遠距離。
合う時間は、ほとんど、ない。
リスクは目に観えている。
練習時間はもちろん、お互いを“知る”時間、
ディスカッション(意見・情報交換)する
時間もままならない。
良い作品を創ろうとすればするほどに、
価値観の相違は、表面化する恐れもある。
ソンナコンナな困難を感じつつも
「一緒にデモをヤロウ」
そして、実行。
実際、大変なこともあったろう。
もっと、時間があれば・・・という想いにもなったはず。
が、お二人が実行した時点で、
“メッセージ”は、ある意味、自動的に発せられた・・・
故に、このデモは、
非常に価値があったということになる。
ダンスはプライベートな行為でアリ、
自分のスキに踊るのが一番。
デモンストレーションは自己表現、
なので、なおさらだ。
が、
デモンストレーションで、モノスゴク大事なのは、
「メッセージ性」だと、ワタシは思う。
つまり、
「なんのために、踊るのか?」
どんなにテクニックが優れたデモであっても、
メッセージ性がナイ、
または、周りが共感を持てない時点で、
魅力は半減すると観ている。
個人が踊りたい、表現したいから踊る。
自分の快楽のために踊る。
それは、正しい。
が、
真に良いデモとは、
もっともっと深い。
周囲への、
メッセージが込められている・・・
このあたり “学習発表”とは、
一線を画するものであると、
ワタシ的には位置づけている。
では、そう言ったメッセージ性のあるデモは、
どうやったら生まれるのか?
ココが面白いところなのだが、
「自分のために、自分に向けて、
自分の想いに素直になる」
デモンストレーションが、
その最も近いモノとなる。
そして、その
「自分のためにに、自分に向けて、
自分の想いに素直になる」
レベルが上がるほどに、
メッセージ性のレベルアップも、
比例してついてくるものだと思っている。
さて、話を戻そう。
今回のお二人の演目は
ルンバ
驚いたのは、その選曲だ。
一流のプロでも、踊りこなすには難しい、
非常にスローなイタリアン・バラード。
しかも、内容は、ユニプラ・ルンバと、
女子プラ・ルンバをベースとしたベーシック構成。
間を持たせるのが、大変だ。
リハーサルのとき、テンポを速める提案をしたが、
「ボーカルの声が変わってしまう」
ということで、まんま、決行。
ドキドキの本番だったが・・・
驚いた。
あの緊張の中、
それぞれが、自分に向かって踊っている!!
どんなことがあっても、
お二人から“気”が抜けることは、なかった。
これは、スゴいことだと思った。
特に男性の方は、
歌を口ずさみながらステップを踏んでいるではないか。
至近距離 “特等席”から観ていたワタシは、
お二人の良い表情に、ソウか・・・と、思い知らされた。
テンポを落とした方が良いと言ったことを、
ごめんねと思った。
フロアーに咲いた1輪の赤いバラ。
(赤いバラは演出に使われた)
自分のために、
自分に向けて、
自分の想いに素直に踊った・・・
この貴重な体験は、
周りはもとより、
この先のお2人のダンス人生に影響を与えたことは、
言うまでもないだろう。
続く第2772話へ
| Home |