2014.06.19 (第2704話)チョット中休み エッセイvol.91 ~カラダの中のバネを使う~
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社交ダンスを始めるということ 更新しました
今月(6月)のユニプラ・メニュー
① SET “サウンド・エンジョイ・タイム”
「ブラジルW杯開催記念」
ゴールキーパーの動きでサイドのバネを鍛える。
かなりしんどいけど、ノリノリの曲が助けてくれるよ。
ついでに肩甲骨とアバラの癒着もはがしちゃおう。
チョット中休み エッセイvol.91
カラダの中のバネを使う
~スキマ・愛を大切に!?(4)~
“東京”報告続きです。
ジュンコ先生
「ダンスの根幹を成す3大基礎とも言える
姿勢
組み方
移動
これらは、密接に関連し合っています。
姿勢が変わると、移動が変わり、
相手との組み方も変わります。
姿勢は、成長するものなので、
その度に、移動、組み方も変わるのが自然です。
問題なのは、
早期に出来上がりの姿勢を
カタチ作る習慣を持ってしまうことです。
姿勢作りを先走り、誤ってしまうと、
後の2つも上手くはいかない。
カラダの自然なコーディネート力が、
奪われてしまうのです」
リポーター
「カラダの自然なコーディネート力ということは、
コーディネートは、
カラダが元々持っている能力なのですか?」
ジュンコ先生
「ソウです。
ダンスを通し、そのチカラを目覚めさせ、
取り戻すことが
(ダンスの)本来の目的なのですが、
カタチから入ってしまうと、
反対に作用してしまいます。
カラダをコーディネートさせるには、
感覚のレベルアップが必要です。
感じることがスゴく大事なのです。
ワークショップ1日目のアシのコーディネートでは
外にアル、2本のアシ
お腹の中にある、インナーレッグ
とのコーディネート感覚を捉える実践をやりました。
インナーレッグは、
言わば、
カラダの中の大きなバネです。
それが、ビュイーンと伸び、
縮むときに反動でアシが自然に振り出される、
この感覚をつかむことが難しい。
反動を利用せずに、床を蹴って、
前にアシを出してしまうのです」
リポーター
「わぁ、ややこしそう。
歩くだけで、大変なものなのですね」
ヒデ
「ボクも目から鱗でした。
ビュイーンとやっているつもりが、
まだ、床を蹴っていたことに
気がつきました」
リポーター
「皆さんの反応はドウでしたか?」
ジュンコ先生
「やはり反動感覚が難しかったようです。
また、一見、良いように感じても、
組んで踊ってみると
『あぁ、これではいけない!』
という点も発見できました。
見た目とのギャップがスゴくあるし、
1人ひとり、本当に、違う!
うれしいことに、全員の方に成長も感じましたが、
成長の仕方も、コレまた、全然違う。
1人ひとりの中に、新鮮な発見が続きました」
ヒデ
「ボク的には
カラダが本来持っている性能を
引き出すことの重要性と難しさをスゴく感じました。
ナニカをヤロウ、ヤロウとすると、
そういった性能が活かされない。
でも、そういった性能があることを全く知らないと、
活かしようもない・・・」
リポーター
「カラダの中にバネがあるなんて、
普通は知りませんものね」
ジュンコ先生
「そうですね。
バネの反動で移動することを
伸張反射というのですが、
(第1204話参照)
ソレがデキルには、姿勢が大事なのです。
カラダが落ちていたら困難ですし、
骨盤が、正しい前傾になることが必須です」
リポーター
「ツリタレフリコになって、
スキマ・アイを大切にする必要があるわけですね?」
ジュンコ先生
「その通りです。
姿勢の成長にともなって、
伸張反射レベルはアップするものなのです。
特に気をつけなければならないのは、
鼠蹊(そけい)部を緊張させ、突っ張りながらの
伸張反射です。
これは、NG。
どんなに“伸びて”も“スキマ”はアル。
この辺り、正しい姿勢にならないと、
実感として理解しにくいエリアです」
ヒデ
「姿勢って、スゴいなと、
今回、何度も思ったわ。
背筋の位置をチョッと変えるだけで、
メッチャ組みやすくなる・・・あれには驚いた」
ジュンコ先生
「そうね。
背中が落ちていたり、アバラの発達がないと、
どうしてもフレームで頑張ってしまうから、
腕のリキミが抜けナイの。
背中、お腹、胸の成長を促進し、
“フレーム依存”を撤廃することが重要ね」
ヒデ
「腕が力むと、脚も絶対、リキんでくるからなぁ。
すると、カラダの中のバネが使えない」
ジュンコ先生
「そう!カラダ中のバネ・・・コレって
ただチカラを抜いて
フワフワしているだけでは使えない。
診断しながら一緒に踊ると
『こんなに、カラダの中を使うものなのですか?』
と、驚かれた方が多かったようです。
でも、アドバイスをすると、
途端にカラダを変化させることが可能な方も多く、
あぁ、成長されたんだなぁと思いました。
とても、うれしかったですね」
リポーター
「2日目のラテン種目におけるコーディネートでも、
そのカラダの中のバネの実践があったのですか?」
ジュンコ先生
「エエ。
ビューンと伸ばす感じは、
ラテン種目の方が理解しやすいので、ね。
ウォークで、
アシを後ろに残すカタチを取る種目が多いからです。
それに、
バネを正しく使うには、音楽・アプローチが欠かせない、
ということを学ぶにもラテン種目は、良いですね」
リポーター
「ナニの種目を取り上げたのですか?」
ジュンコ先生
「サンバとルンバです・・・」
ミニ・ミニ ボイス
ひょっとして・・・お引っ越しするかも!
え?
また?
マンション出るの?
ではなくて、会社の事務所のお引っ越しよ。
7階から8階へ。
ちょっと大変だけど、うれしいな・・・
大好き・断捨離のチャーンス!!
ソレ以外にも
ナニヤラ“変化”が訪れようとしている気配。
ちょっぴりリスキーな話でも、
“変化”は、いつでも、大歓迎。
続く第2705話へ
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かなりしんどいけど、ノリノリの曲が助けてくれるよ。
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カラダの中のバネを使う
~スキマ・愛を大切に!?(4)~
“東京”報告続きです。
ジュンコ先生
「ダンスの根幹を成す3大基礎とも言える
姿勢
組み方
移動
これらは、密接に関連し合っています。
姿勢が変わると、移動が変わり、
相手との組み方も変わります。
姿勢は、成長するものなので、
その度に、移動、組み方も変わるのが自然です。
問題なのは、
早期に出来上がりの姿勢を
カタチ作る習慣を持ってしまうことです。
姿勢作りを先走り、誤ってしまうと、
後の2つも上手くはいかない。
カラダの自然なコーディネート力が、
奪われてしまうのです」
リポーター
「カラダの自然なコーディネート力ということは、
コーディネートは、
カラダが元々持っている能力なのですか?」
ジュンコ先生
「ソウです。
ダンスを通し、そのチカラを目覚めさせ、
取り戻すことが
(ダンスの)本来の目的なのですが、
カタチから入ってしまうと、
反対に作用してしまいます。
カラダをコーディネートさせるには、
感覚のレベルアップが必要です。
感じることがスゴく大事なのです。
ワークショップ1日目のアシのコーディネートでは
外にアル、2本のアシ
お腹の中にある、インナーレッグ
とのコーディネート感覚を捉える実践をやりました。
インナーレッグは、
言わば、
カラダの中の大きなバネです。
それが、ビュイーンと伸び、
縮むときに反動でアシが自然に振り出される、
この感覚をつかむことが難しい。
反動を利用せずに、床を蹴って、
前にアシを出してしまうのです」
リポーター
「わぁ、ややこしそう。
歩くだけで、大変なものなのですね」
ヒデ
「ボクも目から鱗でした。
ビュイーンとやっているつもりが、
まだ、床を蹴っていたことに
気がつきました」
リポーター
「皆さんの反応はドウでしたか?」
ジュンコ先生
「やはり反動感覚が難しかったようです。
また、一見、良いように感じても、
組んで踊ってみると
『あぁ、これではいけない!』
という点も発見できました。
見た目とのギャップがスゴくあるし、
1人ひとり、本当に、違う!
うれしいことに、全員の方に成長も感じましたが、
成長の仕方も、コレまた、全然違う。
1人ひとりの中に、新鮮な発見が続きました」
ヒデ
「ボク的には
カラダが本来持っている性能を
引き出すことの重要性と難しさをスゴく感じました。
ナニカをヤロウ、ヤロウとすると、
そういった性能が活かされない。
でも、そういった性能があることを全く知らないと、
活かしようもない・・・」
リポーター
「カラダの中にバネがあるなんて、
普通は知りませんものね」
ジュンコ先生
「そうですね。
バネの反動で移動することを
伸張反射というのですが、
(第1204話参照)
ソレがデキルには、姿勢が大事なのです。
カラダが落ちていたら困難ですし、
骨盤が、正しい前傾になることが必須です」
リポーター
「ツリタレフリコになって、
スキマ・アイを大切にする必要があるわけですね?」
ジュンコ先生
「その通りです。
姿勢の成長にともなって、
伸張反射レベルはアップするものなのです。
特に気をつけなければならないのは、
鼠蹊(そけい)部を緊張させ、突っ張りながらの
伸張反射です。
これは、NG。
どんなに“伸びて”も“スキマ”はアル。
この辺り、正しい姿勢にならないと、
実感として理解しにくいエリアです」
ヒデ
「姿勢って、スゴいなと、
今回、何度も思ったわ。
背筋の位置をチョッと変えるだけで、
メッチャ組みやすくなる・・・あれには驚いた」
ジュンコ先生
「そうね。
背中が落ちていたり、アバラの発達がないと、
どうしてもフレームで頑張ってしまうから、
腕のリキミが抜けナイの。
背中、お腹、胸の成長を促進し、
“フレーム依存”を撤廃することが重要ね」
ヒデ
「腕が力むと、脚も絶対、リキんでくるからなぁ。
すると、カラダの中のバネが使えない」
ジュンコ先生
「そう!カラダ中のバネ・・・コレって
ただチカラを抜いて
フワフワしているだけでは使えない。
診断しながら一緒に踊ると
『こんなに、カラダの中を使うものなのですか?』
と、驚かれた方が多かったようです。
でも、アドバイスをすると、
途端にカラダを変化させることが可能な方も多く、
あぁ、成長されたんだなぁと思いました。
とても、うれしかったですね」
リポーター
「2日目のラテン種目におけるコーディネートでも、
そのカラダの中のバネの実践があったのですか?」
ジュンコ先生
「エエ。
ビューンと伸ばす感じは、
ラテン種目の方が理解しやすいので、ね。
ウォークで、
アシを後ろに残すカタチを取る種目が多いからです。
それに、
バネを正しく使うには、音楽・アプローチが欠かせない、
ということを学ぶにもラテン種目は、良いですね」
リポーター
「ナニの種目を取り上げたのですか?」
ジュンコ先生
「サンバとルンバです・・・」
ミニ・ミニ ボイス
ひょっとして・・・お引っ越しするかも!
え?
また?
マンション出るの?
ではなくて、会社の事務所のお引っ越しよ。
7階から8階へ。
ちょっと大変だけど、うれしいな・・・
大好き・断捨離のチャーンス!!
ソレ以外にも
ナニヤラ“変化”が訪れようとしている気配。
ちょっぴりリスキーな話でも、
“変化”は、いつでも、大歓迎。
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