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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

スキマ変化でPPへ

~ダンス・グレーゾーンを見直そう~


「このフィガーのこの部分は、
こういう風な“スキマ変化”でリードするんだよ」

てなことを書き出すと、
膨大な量になってしまう。
それほどに、スキマは利用しているゾーンなんだ。

しかも、無意識に、ね。

もっと言えば、自動的に、だ。

カラダの進化に伴い、スキマも進化する。
スキマ感覚が、
最初は、鼠蹊部(そけいぶ)のVゾーンという
“おおくくり使用”であったのが、
だんだんと、
もうチョイ“恥骨より”のエリア深くから、
使えるようになったりしてくる。
すると、
ダンスの根本的な動きまで変わってしまう。
故に、このスキマの扱い、
および、感じ方には、かなりの個人差がアル。
だもんで、
「ココは、こういう風に、
ボディを使いましょうね」
といった、

テクニックも

絶対的なものではない・・・


と、心得ておいた方が無難だろう。
複雑なスキマ変化によって、
例えば、
左ローテーションが右ローテーションに感じたり
もっと上がもっと下の感覚になったりも、する。
この辺り、
「コーチャーによって、言うことが違う」
「以前習ったのと、違う」

なんてことになって、
やや混乱を生むものでもあるんだよね。

ソンナコンナを押さえておいて・・・
こういったシーンでは、
スキマ・リードが役に立つよという話を
もう少し進めておきたい。
タンゴの

クローズド・プロムナードへのリードだ。

これは、
クローズド・プロムナード1歩目の足を出す時に、
スキマ変化がどーなっているのかという話でもある。
男性の方、覚えているかな?
クローズド・プロムナード歩順1は、
“後退用の動き”“左回転”であったこと
(第1822話参照)
ソノ動きの延長に、1歩目をスタート、だったよね?
(ナビ・ルート、覚えてる??)

「納得です!」
という方は、実は、
スキマを上手く使えていたハズなんだ。
「ナニを言っているのか、ワカラナイ!?」
てな方は、
スキマが使えるボディ状況ではない、
または、ヒザを先に使っていた・・
んじゃないかな?

では、実践、一緒にヤってみよう。
両足を軽く開いて、接地脚を右アシとする。
左足は横にブラ下げておく。
右足の鼠蹊部前、スキマに着目し、意識を持つ。
実際に、右手なりで触れながらヤってみて。
恥骨よりの部位を内に向けて引く。
ホンのチョイで、イイ。
プロムナード方向に、行きたくなったらOK

女性と組んでやってみよう。

女性には、
ナニも言わずに、そっと試してみて。

通じた!なら、スゴいよ。



ミニ・ミニボイス
暑かったり、寒くなったり、
雨になったり、雷が鳴ったり、
ソンナコンナな変化が、カラダの変化に出る。
左腕、左胸をサスリ、サスリ・・・
左股関節周辺をグリ、グリ・・・
左足首、ねんざの後遺症をモミ、モミ・・・
弱点の“左”が、時折、悲鳴を上げる。
ホンマ、よく、
頑張ってくれているよね、このカラダ。
ツリタレフリコで踊ることで
“治療”になっている感じもスル。

そう言えば、先日、
カラダがヤバいってシーンがあったのだが、
ユニプラ・レッスン中(踊ることで)治ったんだ。
参加者の方々に、助けていただいた。
エネルギー循環の奇跡!
スゴいこと、だ。

ただ今、午前5時5分。
今日から“大阪”ワークショップ“締め”の2日間。
大事な2日間だ。
ヨシ。


       続く第2680話へ