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社交ダンスを始めるということ 第277話へ


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社交ダンスを始めるということ 更新しました

ワークショップ中間報告

第21回読者限定ワークショップ
「オール・ピクチャー・プロデュース2」
が4日目まで終わりました。
今回のワークショップは、
姿勢と組み方がテーマなのですが、
個人的な感想としては・・・





ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

股関節・フリーのお話

~ダンス・グレーゾーンを見直そう~


飛行体になるには、

デキル限りのリキミを廃した方が良い。
ちょっと力むだけでも“落下”する
方向に舵(かじ)を切ったことになるからなんだ。
ソウいう意味において、
人体にはね、
飛行体になるのを阻む部位がいっぱいあるんだよね。
中でも、
キーとなる箇所は2カ所あるんだけど、
その部位にロックがかかると、飛べない。
ものすごーく
フリー(自由)にしておく必要があるんだよね。
さぁて、どこか、ワカルかな?

答えは、

股関節肩甲骨だ。

特に股関節は、超重要。
コレが重いと絶対に飛行体にはなれないんだな。
でもね、股関節フリーってなかなか上手くいかない。
だって、
「骨盤丸ごと、ゆるめましょ」
って感じにならないとダメなんだもの。
骨盤周辺なんて、
もうガッチガチに固まっている人がほとんどだ。
そりゃそうだろう
長い年月「骨盤が上半身を支える」構造で
やってきたんだものね。

だから、骨盤&股関節フリーは、
ゆっくり進めるとして、
(股関節と)つながりの深い肩甲骨の周辺から、
先にゆるめましょってのが、
ジュンコ・メソッドでのやり方だ。
でもね、いくら、
肩甲骨周辺が、
エエ塩梅(あんばい)にユルんできても、
床をしっかりと踏みしめ、
股関節をロックしている状態だと、
やっぱ、飛行体にはなれない。
ということで、
ココで、改めまして
股関節フリーについて取り上げてみたいんだよね。

まず、押さえておきたいこと・・・
股関節フリーとは、
股関節の周りがゆるみ、ホグレている状態で、
股関節機能が活かされる状態を言う。
着眼点を変えれば、
アシで踏ん張って立っていない状態。
カラダの中の

トリプル吊り上げ筋がOK!な状態
(第1642話参照)

で、骨盤がアバラからぶら下がるてな
“吊り垂れ構造”になると、
フツーに立っているだけで、
そけい部のところに、
こぶし1個分くらいのくぼみ=スキマがデキルんだな。
このスキマがあれば、
スタンダード・クローズ・ホールドで、
相手の前に立った際も
お互いのそけい部は触れ合わず、
自由でいられるんだ。
モノスゴク“ロング”なコンタクトを取っても、
スキマがあることで、股関節はフリーを保てる。
よって、相手を不自由にさせるコトがナイ。
言ってること、ワカルかなぁ。

このスキマは、
ダンステクニックの
“グレーゾーン”(ハッキリしない部分)
をクリアにしてくれるキモとなるよ。
例をあげよう。
タンゴ、だ。
ほら、タンゴ・ポイズを作る際
「椅子に腰をかけたような感じで組みなさい」
ってアドバイス、受けたことなぁい?
コレは、
スキマを作り、腿ウラ(ハムストリング)を
使えるように・・などをねらったアドバイスなのだが、
多くの方が、
ホンマに、腰掛け状態を作ってしまう。
つまり、
腰を落とし、ヒザを曲げ、
太ももにリキミを持たせてしまうんだ。
これは、
“例え話”のミス使用だと思って欲しい。
正しい“吊り垂れ構造”になると、
自動的に目指すポイズになるから、ね。

モチロン、股関節フリーは、
床と接している側のアシ(接地脚)でも
行なわれていなければならない。
当然のことながら、
オシリなんて締めないでね。
あ、それから
女性の方、
締め付け下着(ガードル)もはかない方が良いよぉ・・・



ミニ・ミニ ボイス
ラテン専科 パソドブレ
参加者の“進化”には目を見張るモノがある。
未使用 筋肉
未体験 感覚&感情
が、目覚めていくようだ。
パソドブレは
「ストロング・パフォーマンスの為には、
もっともっとリラックスが必要」
この最も伝えにくいエリアの体感に最適。
パソは、教師側にとっても、
有り難い“教材”なのだ。

来月より、
さらなる“深み”に皆さんを誘う予定・・・
メッチャ、楽しいよ。


       続く第2670話へ