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チョット中休み エッセイvol.89 

LODって人生の共通概念!?

~ボクのLODは、すでにアル!?(2)~


ダンス用語であるLODは、
モチ、知っているよね?

ライン・オブ・ダンス=舞踏線

フロアーを時計と反対回り(左回り)に
回っていきましょうってもん。
「混んだフロアーでも
全員が自分のダンスを満喫し楽しめるように、
各自が、共通概念として持っているものがLOD」

(第232話参照)
四角いフロアーを想定した、言わば、一方通行で
踊る際は、壁よりになったり、
中央よりになったりしながらも、
全体的な流れとしては、
LODの方向に進んでいくのがルールだ。
この流れに逆らったら(逆行)
他のカップルとガンガンぶつかったり、
自分自身の踊りも邪魔されてしまうんだよね。

このLODの概念を、
実際のダンス・シーンで活かすには、

アライメント(方向)知識&感覚が必要だ。

コレは、LODに向いて立った地点からできる
“方角”といったものだ。
部屋についているものではなくて
“自分”についているモノ、
自分を中心とした“東西南北”みたいなもんだ。
まっすぐ前をLODとしたら
右手の方向が、壁
左手の方向が、中央
って感じよね。

言わば、
ダンスとは
「フロアーを時計と反対回りに踊りましょう」
という流れに逆らわず、
今、現在、自分が立っている地点
およびソコから導き出される方向を感じ取りながら
自分固有の表現を展開させていくことなのだ。


さてさて
ワタクシ思うに、
このLODなりアライメントなりの概念って
“人生”に置換えてみると非常にオモシロい。
どういうことか、わかんない?
じゃぁ、上記LODの説明を変化させみようか・・・

「たくさんの“人”で、
混み合っている“現実界”でも
全員が自分の人生を満喫し楽しめるように、
各自が、共通概念として持っているものがLOD」

この場合、共通概念=LODとは

人類共通の

“生まれて来た目的”に向かう流れ


と言い換えられる、と思う。

そして、そのLODを押さえた上で
大事なのは、

自分自身のLODだ。

自分自身の舞踏線
自分の表現するラインだ。
この辺り踏まえて、
上記「ダンスとは」の部分を変化させみようか・・・

人生とは
「人類共通の“生まれて来た目的”に向かいましょう」
という流れに逆らわず、
今、現在、自分が立っている地点
およびソコからやってくる方向を感じ取りながら
自分固有の表現を展開させていくことなのだ。

と、ここで、
改めまして
上記タイトルを見てみよう。
「ボクのLODは、すでにアル!?」
ボクはヒデ君のこと
ヒデ君のLODが、
すでにアル・・・つまり“存在している”
とは一体どういうことだろう?

また、
人類共通の“生まれて来た目的”
とはナニをさすのだろう?


      続く第2640話へ