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ラテン専科シリーズvol.15 

ツリタレは吊り垂れ

~パソドブレもツリタレで(2)~


スパニッシュ・シェイプ

あの独特のパソドブレ・シェイピングを
美的&機能的(&官能的)に行なうには、

ツリタレが、必須なのだ。

って、ツリタレの意味は分かるよね?
漢字で書くと、
吊り垂れだ。
吊りながら、同時に、垂れてもイル状態。

これは、
インナーマッスルの吊り上げ筋などによる作用であり、
重力に適応して生きていくための
偉大なるシステムの1つだ。
ザックリ説明しておくと・・・
重力は下に向けて働く垂直なチカラで、
かなり強力でしょ?
だから、ナニもしなかったら、
みんな “下”に落っこちてしまうわけよ。
それじゃ、まずいってことで、
カラダの中では、

下にある部品を上にアル部品で、

吊っている仕組みがアル
んだな。

でも、重力が下向けにかかっているため、
垂れてもイル。
だから、

吊り垂れなのだ。

吊り垂れシステムは、
全身あらゆる部位にあるが、
なかなか、意識しにくい。
フツーは、自分のカラダに対し、
吊り垂れ感覚を持つこともナイだろう。
そんな中 “腕”の吊り垂れは、
比較的イメージしやすいとは思う。
腕をブラブラ振ることで、
実際に感覚もつかみやすい。
が、目指す、
高レベルの腕・吊り垂れになるのは、
簡単なコトではない。
吊り垂れ状態になったぁ!と思っている人であっても、
実は、まだまだ先がアルてなケースがほとんどなのだ。
腕でさえ、そーなんだから、
脚部の吊り垂れ、
カラダの中の吊り垂れは、非常に難しい。
カラダ内部がゆるみ、骨盤周辺がほぐされ、
かなりのリラックス状態になった上で
「あぁ、これが、吊り垂れか・・・」
という風に、感覚を理解していかねばならない。
おまけに、
各部位の吊り垂れ感覚が違うため、
その1つ1つを認識していく繊細な作業も必要だ。
ひぇ〜大変!?
かも知れないが、
“吊り垂れシステム”開発は、
ヤレばヤルほどの効果が期待できる。
踊れるカラダにドンドン近づいていけるから
ホンマ、急がば回れってもん。
ただし・・・
と、ココからが大事な話だよ。
ダンスに活かせる“吊り垂れ構造”になるには、

足・脚部主体のダンスを、

徹底的に、ヤメなければならない


この“徹底的に”というところがミソ。
体重の乗っていない側の脚はもちろん、
(体重が)乗っかっている側の脚も、
吊り垂れになることを徹底しないとダメってことだ。

と、ココまで押さえておいて
話をパソドブレに戻そう。

スパニッシュ・シェイプ

を作るには、吊り垂れが重要ってことだったね。

吊り垂れシステムを活かし、
アバラが前
骨盤が後ろの前傾スタイル&股関節フリーになることで、
あの
骨盤が突き出て、
胸がぐぐっとせり上がる、
独特のスパニッシュ・シェイプができるんだよね。

え?質問?
どーぞ。
「フラフラした吊り垂れ状態から
チカラ強いスパニッシュ・シェイプができる
イメージが湧かないのですが。
吊り垂れは“アバラが骨盤より前”でしょ?
スパニッシュ・シェイプは
“骨盤がアバラより前”に
位置しているように見えるんだけど・・・」


あぁ、そうね。
確かに、ソウ見えるわね。
では
その辺り、解説していきましょうね。



ミニ・ミニ ボイス
“大阪”に戻ってからも試練が続いている。
思いがけないアクシデントが、次々と。
「なにか、流れが変わった」
BY ヒデ
人が決断すると、天が動くからねぇ。
さぁて・・・どうなるか!?

ミキヒコさんに
「寝れるようになりましたか?」
優しく声をかけて下さる方、多数。
(第2599話下 ミニ・ミニ ボイス参照)
「大丈夫です。
慣れてきました」
ミキヒコさんも、試練の日々だ・・・


       続く第2608話へ







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