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チョット中休み エッセイvol.84 

お祝いデモ・ルンバ&ワルツ

~レインボー・カラー・コネクション(12)~


リポーター
ブログ開設7周年記念パーティのレポート、
お祝いデモの後半3組目は、

カップルでのお祝いデモは初ですね。

種目は、ルンバ

美しい曲です」


ジュンコ先生
「ワタクシ、この楽曲が好きで、
色んなバージョンを持っているのですが、
このギター演奏のモノは初めてです。

非常に繊細な旋律・・・

今のお二人の“心境”が、
この曲を選んだのでしょうか。
お二人の踊りたい方向と言いますか、
ダンスの中で現したい“メッセージ”と音楽が、
相乗効果を生み出し、
とても良いデモになりましたね」


リポーター
「踊るには難しそうな曲と感じたのですが」


ジュンコ先生
「カウントを数えながら・・・
では、踊りこなせないでしょう。
また、ボディの表層だけを動かしていると、
音楽を持て余してしまいます。
“考えず、感じる”ダンスでナイと無理ですね」


リポーター
「お二人はソレができていた?」


ジュンコ先生
「そうですね。
たくさんの“感覚”が各自の中にあり、
また、それがコミュニケーションとなって、
2人の間を行き交っていたように思います。
テクニックで言えば、
カラダの中の分割・・・
アイソレーションがレベルアップしたコトで、
高度な音楽表現ができるカラダになってきた・・・
1つひとつの動きに余韻がありましたね」


リポーター
「堂々と踊られていた印象を持ちましたが」


ジュンコ先生
「周囲に対して、
魅せなきゃという想いがなく、
良い意味で、自分たちの出来ることを、
気負いなく、淡々と踊った、
その結果、妙なリキミがなく、
大きく踊れた・・・といった感じを受けました。
あ、もう1つ、ある想いがカラダから、
しかも、自然なうちに放たれていた・・・
それも堂々と観えた理由ではないかしら。
ある想いとは“ありがとうございます”

感謝ですね」


リポーター
「自然なうちにというのは、
無意識的に、ということですか?」


ジュンコ先生
「ええ。
この場合の“ありがとうございます”は、
特定のナニカに対するというより、
もっと、普遍的なものに対スル・・・
例えば、生まれてきたことに対する“感謝”
そういった感謝が、踊ることによって、
表出したといった感じです。
踊ることは、感謝をカタチに現すこと・・・
この想いがあれば、大丈夫。
“ダンス”が導いてくれるモロモロを信じ、
この先も、頑張って欲しいと願っています」


リポーター
「お祝いデモ後半4組目に移りましょう。

コチラのご夫婦

確か、6周年記念の時にはラテンを踊られた・・・
今回は、スタンダード、

ワルツです。

パートナーの方のコメントに
『ワルツが踊りたくてダンスを始めました』
とありましたね」


ジュンコ先生
「そうですね。
『ワルツが好き』『踊ることが楽しい』
という想いがあふれた
良いパフォーマンスだったと思います。
エントリー、音楽・・にも、
お二人の持ち味が活かされていましたね。
近年、このカップル、
内側からの成長がスゴく感じられます。
インナーの柔軟度がアップして、

カラダのパーツが、

独立して使えるようになってきた


といった感じです。
ラテンよりもカタチを必要とするスタンダードは、
カラダのパーツが、独立し、
各パーツが時間差を持って動くことが必須ですからね。
でないと、本当に固まってしまいますもの。
スゴく不自由なものになってしまいます」


リポーター
「見た目、スタンダードは、
ラテンよりも同じ格好を取り続けているようですが、
上手くなってくると “自由”だと、
感じられるようになってくるものなのでしょうか?」


ジュンコ先生
「ハイ。
ラテンのソレ(自由)とは、感覚が違います。
正しい秩序、
良い意味での

限界のアル自由です。

スタンダードの自由は、スゴくオモシロイですよ。
その多くが目に見えない部分の自由ですから。
お二人共に、その奥深い自由な世界に
目覚めて来られているように思うのです。
スタンダードで“自由”を知るほどに
ラテンも “自由”になれます。
この先、もっと
自分たちのイメージどおりに
踊れるようになっていくことでしょう」


リポーター
「イメージ通り踊れるのは、楽しいでしょうね」


ジュンコ先生
「そう!
ダンスは、苦しむコトでしか
上手くならないという時代は、終わりを告げ、

自分の中に発見をし続け、

楽しむことで上手くなる・・・


お2人協力し合って、
ぜひとも、そういう世界感を具現化し、
その存在でもって “世間”に、
伝えていっていただければと思っています」


      続く第2569話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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