2013.12.24 (第2527話)チョット中休み エッセイvol.77 ~外に向かうと弱くなる~
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チョット中休み エッセイvol.77
外に向かうと弱くなる
~ダンスが上手くなる7つのルール(12)~
ユニプラ・ルールその4
「注・教・注」
(ちゅう・きょう・ちゅう)
「注意すること、教えることに、注意しましょう」
対談続き。
ジュンコ先生
「やっぱり“教え魔”は、ダメだなぁと思うわけ。
その辺りの気持ちを込めて
ユニプラ・ルール“注・教・注”はコレからも
押し進めて行きたいなって思っているわ」
Q
「やっぱりダメだなぁの理由を話してもらえますか?」
ジュンコ先生
「エエ、それはね。
教えているときは、→(やじるし)が、
相手に向かっちゃうでしょ?
ソレが問題なのよ」
Q
「その→(やじるし)は、
ナニを意味するのですか?」
ジュンコ先生
「エネルギー・・・
“気”と言った方が良いわね。
気は、放つ、つまり外に向けるものではナイ。
向けてはイケナイの。
なぜなら
外に向かうと、
自分が疎か(おろそか)になる
弱くなるのよ。
結果、気の量が減る」
Q
「じゃぁ、
教え魔になると、気の量が減って
ダンスが上手くならないってことですか?」
ジュンコ先生
「簡単に言えばそういうことね。
ヒトに注意をしたり、教えたりといった行為は
『相手のタメになるから、
言ってあげよう、やってあげよう』
といった、良い想いからモノであっても、
自分を見失って、
相手に向かって→を向けるとダメ。
エネルギーのムダ使いになっちゃうの」
Q
「じゃぁ、ヒトにかまっていないで、
自分に向かった方が、得策ですね」
ジュンコ先生
「そう!
踊りにくいからといって、
相手を変えようとせず、
自分に向かって、自分を変化させることで、
相手との関係が変わって
結果、踊りやすくなる・・・
こういった体験がすごく大事なのね」
Q
「感情的には
なかなか難しいものがありそうですね」
ジュンコ先生
「そう、難しいのは、
感情のコントロールも必要ってところかな。
教師という職業は、
下手をすると、
最も相手の方に→(やじるし)を
向けていまいがちなのね。
でも、教師側が弱くなっては、
元も子もナイわけで、
そのあたり、ワタシもスゴく、意識している点なの。
経験から言えば・・・
相手のことを
『踊りにくいな』
と思ったときに、即、相手に向かわずに、
自分の中にすべて受け入れて
あるがまま観察する。
すると、色んなものが感じられてくる。
モロモロ情報を受けるや、カラダが自動的に、
今の相手と踊るには、
どういった点を変更すれば良いのかを分かって、
動いてくれるようになる。
まぁ、このあたり、
個人の実力差が非常に出るンだけど・・・」
Q
「相手に注意してしまうと、
自分が変わるチャンスを失う
とも言えますね」
ジュンコ先生
「そういうこと!
教え魔になっちゃうと、もったいないのよ。
自分の成長の機会を失うことになるのよ。
だから、職業として、
ヒトに、注意したり教えたりする時にでも、
すごく注意深く自分を見守る必要がある。
『自分のことが疎かになっていないか?
自分が弱くなっていないか?』ってね」
Q
「ユニプラ・ルールの
『注・教・注』は、ソウいう意味にもなりますね」
ジュンコ先生
「そうね。
ユニプラ中に
『ステップのみ、
ワカラナイ方に教えてあげてOKですよ』
と、指示を出した際に
自分に向かいながら、
つまり、自分をよく観察しながら
相手に教えているか?
という勉強だ、と思えば良いと思うわ」
ミニ・ミニ ボイス
クリスマスがやって来る。
今年は、やや怖い。
姉に会うからだ。
実家のことで話合い。
ホンマ、おねえちゃん、ようやってくれている。
生まれて初めて、
姉に、感謝の気持ちを持った。
ずーっと固まったままだった、
姉妹の関係が、動き出しそうだ・・・
続く第2528話へ
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対談続き。
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「やっぱり“教え魔”は、ダメだなぁと思うわけ。
その辺りの気持ちを込めて
ユニプラ・ルール“注・教・注”はコレからも
押し進めて行きたいなって思っているわ」
Q
「やっぱりダメだなぁの理由を話してもらえますか?」
ジュンコ先生
「エエ、それはね。
教えているときは、→(やじるし)が、
相手に向かっちゃうでしょ?
ソレが問題なのよ」
Q
「その→(やじるし)は、
ナニを意味するのですか?」
ジュンコ先生
「エネルギー・・・
“気”と言った方が良いわね。
気は、放つ、つまり外に向けるものではナイ。
向けてはイケナイの。
なぜなら
外に向かうと、
自分が疎か(おろそか)になる
弱くなるのよ。
結果、気の量が減る」
Q
「じゃぁ、
教え魔になると、気の量が減って
ダンスが上手くならないってことですか?」
ジュンコ先生
「簡単に言えばそういうことね。
ヒトに注意をしたり、教えたりといった行為は
『相手のタメになるから、
言ってあげよう、やってあげよう』
といった、良い想いからモノであっても、
自分を見失って、
相手に向かって→を向けるとダメ。
エネルギーのムダ使いになっちゃうの」
Q
「じゃぁ、ヒトにかまっていないで、
自分に向かった方が、得策ですね」
ジュンコ先生
「そう!
踊りにくいからといって、
相手を変えようとせず、
自分に向かって、自分を変化させることで、
相手との関係が変わって
結果、踊りやすくなる・・・
こういった体験がすごく大事なのね」
Q
「感情的には
なかなか難しいものがありそうですね」
ジュンコ先生
「そう、難しいのは、
感情のコントロールも必要ってところかな。
教師という職業は、
下手をすると、
最も相手の方に→(やじるし)を
向けていまいがちなのね。
でも、教師側が弱くなっては、
元も子もナイわけで、
そのあたり、ワタシもスゴく、意識している点なの。
経験から言えば・・・
相手のことを
『踊りにくいな』
と思ったときに、即、相手に向かわずに、
自分の中にすべて受け入れて
あるがまま観察する。
すると、色んなものが感じられてくる。
モロモロ情報を受けるや、カラダが自動的に、
今の相手と踊るには、
どういった点を変更すれば良いのかを分かって、
動いてくれるようになる。
まぁ、このあたり、
個人の実力差が非常に出るンだけど・・・」
Q
「相手に注意してしまうと、
自分が変わるチャンスを失う
とも言えますね」
ジュンコ先生
「そういうこと!
教え魔になっちゃうと、もったいないのよ。
自分の成長の機会を失うことになるのよ。
だから、職業として、
ヒトに、注意したり教えたりする時にでも、
すごく注意深く自分を見守る必要がある。
『自分のことが疎かになっていないか?
自分が弱くなっていないか?』ってね」
Q
「ユニプラ・ルールの
『注・教・注』は、ソウいう意味にもなりますね」
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「そうね。
ユニプラ中に
『ステップのみ、
ワカラナイ方に教えてあげてOKですよ』
と、指示を出した際に
自分に向かいながら、
つまり、自分をよく観察しながら
相手に教えているか?
という勉強だ、と思えば良いと思うわ」
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クリスマスがやって来る。
今年は、やや怖い。
姉に会うからだ。
実家のことで話合い。
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ずーっと固まったままだった、
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