2013.12.23 (第2526話)チョット中休み エッセイvol.77 ~教えることに魔が差して・・・~
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チョット中休み エッセイvol.77
教えることに魔が差して・・・
~ダンスが上手くなる7つのルール(11)~
ユニプラ・ルールその4
「注・教・注」
「ちゅう・きょう・ちゅう」
と読む。
「注意すること、教えることに、注意しましょう」
言わば、
「ユニプラ内での “教え魔”行為は
やらないように注意しましょう」
ってもん。
リアル・ユニプラでは、
「『注・教・注』というより
『注・教・禁』
(注意すること、教えることは、禁止)
だと思ってくださいね」
と伝えている。
参加者から
「このルールは有り難いです」
という声をしばしば聞く。
「先生、もっと強化して下さいよ」
「他のレッスンの時にも、
ルール採用、お願いします」
なんて、言われることもある。
が、このあたり、
モロモロ難しい問題もあるようで・・・
では、いつものように対談でどうぞ。
Q
「ユニプラに、このルールは、
絶対必要だったのではないですか?」
ジュンコ先生
「ええ、そうなのよ。
色んなレベルの方
色んなニーズの方が、
一緒に基礎の基礎をするって場だからね。
ヒトによって
『コレが基礎だ』という観点が違うもんだから
モメルのよね。
アクシデントは、当然、出てくるだろうと思った。
だから、ルールにしたの。
毎回、ユニプラ開始前にそのルールについて話す・・
こういうパターンを作れて良かったと思っているわ」
Q
「ルールは守られているのですか?」
ジュンコ先生
「ウ〜ン(笑)
それが・・・難しいわね。
表面化するケースは、少ないけれど、ね。
でもルールがナイと、
もっと大変なことになっていたと思うわ」
Q
「もっと、大変って?」
ジュンコ先生
「ユニプラの動きは基礎的でシンプルだから
相手のことが、良くわかるのね。
手が固くなってきたとか、
立ち位置が悪いとか・・
で、つい、言葉に出ちゃう
『チカラ抜いて下さい』とかね」
Q
「そういったこともダメなんですよね?
禁止だから」
ジュンコ先生
「ええ。
ただ単にダメといっても、
また、ルール決めても
難しい・・・
コレも想定していたことなんだけどね。
なぜって、
“言いたくなる”気持ちもワカルから」
Q
「え?
注意したり、教えたりすることに
魔が差す気持ちもワカルということですか?」
ジュンコ先生
「ええ。
いろんなパターンがあるんだけど・・・
まずは、いわゆる“合わない相手”と踊る場合、
生理的に、苦しいものなのよ。
しがみつかれたり、引っ張られたりすると、
モノスゴクイヤな気分になる。
だから、言いたくなる。
また、助言して上げたいという、
パターンもアル。
“知っているヒト”から観たら、
“知らないヒト”に対し、
言いたくなってくるのよ。
実際、チョットしたアドバイスだけで、
ダンスって変わるものだからね。
ところが、
一言のはずが、二言、三言と増えてしまって、
気がついたら、ずっと教えている・・
良くアルことね。
それに、
『言われること』が好きな人もいるからね」
Q
「教え魔がスキ?」
ジュンコ先生
「その人にとっては “教え魔”じゃないのね。
教えてもらうことを、有り難く思っているというか、
『言ってもらわないと自分では気がつきにくいから』
喜んでいる、そういったパターンもあるのよ」
Q
「複雑ですね」
ジュンコ先生
「そう。
でも、ソンナコンナを観察ながらもやっぱり
“教え魔”は、ダメだなぁと思うわけ。
その辺りの気持ちを込めて
ユニプラ・ルール“注・教・注”は、
コレからも押し進めて行きたいなって思っているわ」
Q
「やっぱりダメだなぁの理由を話してもらえますか?」
ジュンコ先生
「エエ、それはね・・・」
ミニ・ミニ ボイス
携帯に、お姉ちゃんから、メールが届いていた。
実家の母のことだ。
「時間があるとき、連絡ちょうだいね」
ゼロプラ後、電話。
事態が動いたようだ。
ダンスのことでイッパイだったアタマに、
いろんな“想い”が、侵入して来た。
きついなぁ。
でも、
こういう経験しているヒトって山ほどいるんだよね。
続く第2527話へ
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「注・教・注」
「ちゅう・きょう・ちゅう」
と読む。
「注意すること、教えることに、注意しましょう」
言わば、
「ユニプラ内での “教え魔”行為は
やらないように注意しましょう」
ってもん。
リアル・ユニプラでは、
「『注・教・注』というより
『注・教・禁』
(注意すること、教えることは、禁止)
だと思ってくださいね」
と伝えている。
参加者から
「このルールは有り難いです」
という声をしばしば聞く。
「先生、もっと強化して下さいよ」
「他のレッスンの時にも、
ルール採用、お願いします」
なんて、言われることもある。
が、このあたり、
モロモロ難しい問題もあるようで・・・
では、いつものように対談でどうぞ。
Q
「ユニプラに、このルールは、
絶対必要だったのではないですか?」
ジュンコ先生
「ええ、そうなのよ。
色んなレベルの方
色んなニーズの方が、
一緒に基礎の基礎をするって場だからね。
ヒトによって
『コレが基礎だ』という観点が違うもんだから
モメルのよね。
アクシデントは、当然、出てくるだろうと思った。
だから、ルールにしたの。
毎回、ユニプラ開始前にそのルールについて話す・・
こういうパターンを作れて良かったと思っているわ」
Q
「ルールは守られているのですか?」
ジュンコ先生
「ウ〜ン(笑)
それが・・・難しいわね。
表面化するケースは、少ないけれど、ね。
でもルールがナイと、
もっと大変なことになっていたと思うわ」
Q
「もっと、大変って?」
ジュンコ先生
「ユニプラの動きは基礎的でシンプルだから
相手のことが、良くわかるのね。
手が固くなってきたとか、
立ち位置が悪いとか・・
で、つい、言葉に出ちゃう
『チカラ抜いて下さい』とかね」
Q
「そういったこともダメなんですよね?
禁止だから」
ジュンコ先生
「ええ。
ただ単にダメといっても、
また、ルール決めても
難しい・・・
コレも想定していたことなんだけどね。
なぜって、
“言いたくなる”気持ちもワカルから」
Q
「え?
注意したり、教えたりすることに
魔が差す気持ちもワカルということですか?」
ジュンコ先生
「ええ。
いろんなパターンがあるんだけど・・・
まずは、いわゆる“合わない相手”と踊る場合、
生理的に、苦しいものなのよ。
しがみつかれたり、引っ張られたりすると、
モノスゴクイヤな気分になる。
だから、言いたくなる。
また、助言して上げたいという、
パターンもアル。
“知っているヒト”から観たら、
“知らないヒト”に対し、
言いたくなってくるのよ。
実際、チョットしたアドバイスだけで、
ダンスって変わるものだからね。
ところが、
一言のはずが、二言、三言と増えてしまって、
気がついたら、ずっと教えている・・
良くアルことね。
それに、
『言われること』が好きな人もいるからね」
Q
「教え魔がスキ?」
ジュンコ先生
「その人にとっては “教え魔”じゃないのね。
教えてもらうことを、有り難く思っているというか、
『言ってもらわないと自分では気がつきにくいから』
喜んでいる、そういったパターンもあるのよ」
Q
「複雑ですね」
ジュンコ先生
「そう。
でも、ソンナコンナを観察ながらもやっぱり
“教え魔”は、ダメだなぁと思うわけ。
その辺りの気持ちを込めて
ユニプラ・ルール“注・教・注”は、
コレからも押し進めて行きたいなって思っているわ」
Q
「やっぱりダメだなぁの理由を話してもらえますか?」
ジュンコ先生
「エエ、それはね・・・」
ミニ・ミニ ボイス
携帯に、お姉ちゃんから、メールが届いていた。
実家の母のことだ。
「時間があるとき、連絡ちょうだいね」
ゼロプラ後、電話。
事態が動いたようだ。
ダンスのことでイッパイだったアタマに、
いろんな“想い”が、侵入して来た。
きついなぁ。
でも、
こういう経験しているヒトって山ほどいるんだよね。
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