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チョット中休み エッセイvol.77 

パートナーワーク・思い出

~ダンスが上手くなる7つのルール(9)~


やっとユニプラ・ルールに戻ってきました!
2509話の続きです。

ユニプラ・ルールのその3

「パートナーワーク」

男性も女性も共に、
「男性パートも女性パートもやりましょう」
というモノだ。


ジュンコ先生
「これぞ、ユニプラが生んだ
ホンマにダンスが上手くなる優れものパフォーマンス。
でもね・・・」

ん、何やら深い話になりそうだ。
対談形式でドーゾ。


Q
「パートナーワーク導入には、ジュンコ先生、
かなり慎重であったと伺ったのですが」


ジュンコ先生
「そうね。

パートナーワークの効果は絶大

・・・とは、
分かっていたから、
早期に取り入れたい、
とは思ってきたけど、ね。
この辺り、デリケートな分野でしょ?」


Q
「嫌がるヒトがいるとか?」


ジュンコ先生
「ええ。
私自身、ちょっと辛い(つらい)思い出があるものでね」


Q
「え?
パートナーワークに関係アルことで?」


ジュンコ先生
「そうよ。
まずは、学連時代、
2回生になって、
“教習所”(スタジオ)通いを始めた頃だった。
それぞれの“教習所”で習ったコトを、
部室に持ち帰って
得意げに教え始めたのよ。
今まで、そんなこと
全然口にしなかった仲間が突然
『ジュンコ、男性役で、踊ってみ』
なんて言うわけ。
種目は、ワルツ。
ベーシックだったけど、できなかったの。
だって、自分のことで精一杯で、
男性パートなんて全くしたことがなかったから。
すると、
『自分が踊っているステップの
(男性の)足型くらいは、シランと、あかんで。
ホンマに上手くなりたいんやったら・・・』

って。
直感で
『あぁ、そうだろうな。
男性役を知るって大切なんだろうな』

とは、思った。
と同時に
コンプレックスを感じた。
『ワタシには、覚えられない』
それに、反発心も。
『なんで、男性役なんて、しなきゃならないのよ!』
仲間が、遠くに行ってしまったようにも、感じたわ」


Q
「へぇ〜」


ジュンコ先生
「次ナル、悲しい思い出は、プロになってから。
自分のリーダーが、
サークルの指導者(女性)との雑談の中で
何気に話しているのを聞いてしまったのよ。
『女性が男性役をするけど、見ていられない。
ホールドを固めて、引っぱり回す』
『女性の先生でも、
ちゃんと男性パートがデキルヒトは、すごく少ない。
自分が受けた感覚をなんとなく
“なぞって”いるだけで、
実は、良くわかっていないから』

あぁ、
ワタシのコトを、
言っているんだな、と思ったわ。
くやしかったし、辛かった」


Q
「それで、上手くなってやろうと思ったのですか?」


ジュンコ先生
「いいえ(笑)
自分には、無理だろうとも思ったわ。
男性パートなんて、難しいもの、
絶対出来ないって」


Q
「フーン。
それが、今はパートナーワークが当たり前に!?
“ルール”にまでなっている。
ジュンコ先生自身、
スゴく意識改革されたのですね?」


ジュンコ先生
「そうね・・・。
意識、変わったわね。
(変わった)大いなるきっかけは、
リーダーが去って、
1人になったこと、だけどね。
1人になって初めて、
今まで、リーダーにずっと
依存して来たんだってことが、
実感として分かったのよ。
頼ることができなくなって、
男性パートを本格的に学ぶ必要に迫られたって感じ。
最初は大変だったけど、
少しずつデキルようになっていったわ。
するとね、今まで
見えなかったもの
聴こえなかったもの
感じなかったものを認識し始めたの。
ソレは、感動的でもあったわ。
ダンスが立体的になっていったのね」


Q
「ほう! 
男性パートがオモシロくなって来たのですね」


ジュンコ先生
「ええ。
でもね、ソレ以上に
自分が女性として、
いかにデキていなかったかも、
思い知らされた。
なぁんにも知らずに、
ボーッと踊っていたのね。
で、
必要なことはせずに、
イラン(不要な)ことばっかりやっていた・・・
スゴく、邪魔していたんだって、分かったのよ
あぁ、リーダーに悪いことをした、ソウ心から思った」


Q
「男性パートをホンキでやって、
色んな気づきがあったわけですね」


ジュンコ先生
「ソウ!
気づきが多いのよ、パートナーワークって。
実際の“体験”だから・・・」



ミニ・ミニ ボイス
ラテン専科とユニプラの間の休憩時間
ヒルトンホテルでのミニ・コンサートに行った。
弦楽器とピアノ
お目当てのヒトは、ビィオラ担当
カッコいいなぁ
指使いも見事だなぁ
お、弦を動かすたびに、鎖骨が動いている・・・

終了後
“赤いバラ”一輪差し出し
お友達になって下さいと、告白♥
「飲みにいきましょう」
と握手。
モチ、女性だから、ご心配なく。


      続く第2525話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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