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チョット中休み エッセイvol.79 

もう1日欲しい!

~“自覚”できれば、上手くなる(2)~


“東京”報告続きです。


リポーター
「コチラは、
文京区にあります某ホテルのロビー。
ジュンコ先生とヒデ君の帰りを待っています。
今日はレッスン最終日。
ワークショップ初日のタンゴのレッスンの後、
ヒデ君と話をする機会があったのですが、
少し元気がないように感じました。
ナニかあったのでしょうか。
その後、ドウだったのでしょう。
あ、お2人の姿が見えました。
お疲れさまでしたぁ。
今の気持ちを聞かせてください」


ヒデ
「あぁ、もう1日、ワークショップやりたい、
そんな気分です」


ジュンコ先生、
横でクスクス笑っている。


リポーター
「ソレは・・・ワークショップが、
スゴく良かったということ??」


ヒデ
「はぁ、そういうことでもあるのですが、
ボクにとっては、まだ、
今日がワークショップの2日目なので・・・」


リポーター
「???」


ジュンコ先生
「1日目のタンゴが、大変だったのよね。
知識的にタンゴは知らないことが多いから、
困ったと思うわ」


ヒデ
「そうなんです。
1日目のタンゴの時、
ボク、途中から“抜け殻”みたいになっていたんで・・・
帰り道、素直にジュンコ先生に話したら、
色々アドバイスをもらえて、復活しました(笑)
2日目からは、頑張りましたよ。
自分のできる限り。
あぁ、今やったら、
(タンゴレッスンに)“参加”できるのに。
ちょっとは“貢献”できたのに・・残念ってことで、
もう1日、あれば良いなと(苦笑)」


リポーター
「あのぉ、もし良ければ、
もう少し詳しく聞かせていただけますか?」


ヒデ
「個人的には、
カラダが、勝手に動けるようになってきて、
タンゴも楽しくなって来ていたんです。
でも、(参加者から)アドバイスを求められても、
ナカナカ言葉が出て来ない」


リポーター
「ソレは、教えることができないと?」


ヒデ
「ジュンコ先生がみんなに伝えたい感覚を、
カラダで伝えることはできても、
言葉にデキナイということです。
“違う”ヒトに対して、
『う〜ん、上手く動けていないな』
ということはわかっても、
じゃ、どうやったら、
目指す動きができるようになるのが、
伝えられないのです。
例えば、今回、
ワークショップ中にジュンコ先生から
プロムナードの時の女性の動きについて、
画期的なスゴい、
レクチャーがあったんです
・・・というか、あった、
ら・し・いんです。
みんな『目から鱗』だったようですが、
ボクにとっては、
女性がそうすることが
当たり前になっていて(苦笑)
デキナイ女性を“直す”ことはできないし、
自分を変化させて対処することもできない。
できていない女性とは、
正直、メッチャ踊れなくなる。
突然、計器が狂う感じ。
『PP教えて下さい!』
とか
『私はドコがおかしいのか、教えて下さい』
って聞かれても、答えられない」


ジュンコ先生
「ヒデ君、
カラダが進化することで、
知らない間にタンゴも上手くなってきたのよ。
タンゴなんて、ほとんど、やっていないのにね。
自分でも
デキている感があったもんだから、
“東京”前、
忙しくてリハーサルもままならナイ状態でも
『大丈夫、なんとかなる』
とちょっとタカをくくっていたんでしょうね」


ヒデ
「なんともなりませんでした(苦笑)
エエ、勉強になりました」


ジュンコ先生
「踊るだけだけだと、十分、OKなのだけど
伝える側は、かなりの準備が必要なの。
自分が踊れても、伝えたり、
教えたりすることは別だから」


リポーター
「ヒデ君には、
キビシい、ジュンコ先生ですね(笑)
さて、
では、その1日目のタンゴのワークショップの
報告からお願いしましょうか」



ミニ・ミニ ボイス
ユニプラ・レビュー
少人数だったので、ジックリと。
ルンバ・ウォークのレクチャー直後、
みんなのダンスが激変。
メッチャ、うま〜い!!
意識だけで、こんなに変わるなんて!!??


      続く第2517話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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