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社交ダンスを始めるということ 第271話へ


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特別シリーズ 
社交ダンスが教えてくれたこと 人間美学そして哲学vol.13 

傲慢の修正

真・美センスを磨く(20)


「ヤバイ点の指摘&ズレた軌道を修正」
ヒデ君編。

ヒデ君を通し届けられたのは、
以下のようなメッセージだ。

「ダンス教師は

“教師”として

憧れの対象にならないといけない」


ダンサーとして、ではなく、
“教師”として、というところがミソだ。

「あんな風に踊れるようになりたいな」
も、必要だが、ソレ以上に、
「あんな風に、
教えられるようになりたいな、
導けるようになりたいな」

が大事というわけだ。
また、
教師としてのトータルの
あり方の見直しも余儀なくされた。
レッスン着
化粧
雰囲気・・などなど

ヒデ君から
ダイレクトに注意を受けたことは少ないが、
さりげなく、メッセージは送ってくれた。
ワタシは、そのメッセージを受け取りながら、
自分が見落としている点を発見していった。
見落としている点は多々あったが、ソノ中でも
気がついた時、
もっともヤバイ!と思ったものがアル。
ソレは
「ワタシには
『おもてなしのココロ』がナイ・・・」


来て下さる“生徒サン” を、もてなすココロだ。
「どうすれば
来てくださる方に、喜んでいただけるか?
楽しんでいただけるか?」

そういった意識だ。
ワタシにはナイココロだと気がついたのだ。
全く、欠け落ちていた、と言う感じだった。

「どうすれば
来てくださる方の、
(ダンス的)ニーズに応えられるか?」
「どうすれば
来てくださる生徒サンの、
ダンスが上手くなるか?」

には、真剣に向かい合っているつもりだった。
が、
ソノ想いが、
「どうすれば
来てくださる方に、喜んでいただけるか?
楽しんでいただけるか?」

を伴っていないと、
ビミョーなズレを生じて来る
・・・とは、気がついていなかったのだ。

そのズレが
堅苦しさ

重さ
につながり、
気楽さがナイ
暗い

社交ダンス教師像としては、
ウーン・・・な、
フィーリングを生み出していたと気がついたのだ。

また、
おもてなしのココロ
は、突き詰めれば、

感謝のココロだ。

おもてなしのココロ
がナイということは、危ない、のだ。
ソレでなくとも、
「先生」と呼ばれることは危険だ。
無意識的に、傲慢(ごうまん)に
なってしまうものだからだ。

「ダンスをちゃんと、教えているんだから、
ソレで良いじゃない」

と思っていたということだ。

この想いが
自分を苦しめ、
自分の美・意識を奪っていたとは、
思いもよらないことだった・・・


ミニ・ミニボイス
“東京”が、終わった。
ちょっと寂しい。
こんな想いは初めてだ。
「皆さん、本当にありがとう」

女子プラ中、アル女性が、
「ダンスって楽しいものだったのですね」
涙ぐんだ。
今回、同じようなシーンがたくさんあった。
美しい“涙”を何度も、見た。

今回の“東京”は、
ワタシにとって特別なものとなったようだ。


      続く第2418話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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