fc2ブログ
初めての方へ  目次  エクササイズ&プラクティス集  

テーマ別インデックス  Real Junko Voice目次 

読者限定ワークショップ  快刀乱麻クリニック目次 


社交ダンスを始めるということ 第271話へ


ジュンコ先生の教室のホームページ




特別シリーズ 
社交ダンスが教えてくれたこと 人間美学そして哲学vol.13 

特殊ではダメ!?

真・美センスを磨く(17)


対談

社交・競技ダンス界のおける

美・センス


まだ、続きます。


ジュンコ先生
「『(ダンスの)素晴らしさは、
素人(しろうと)にはわからないだろう』
というような類いのものでは、ないからね。
だって、
あくまで“社交”ダンスなんだもの・・・」


Q
「ソレはどういう?」


ジュンコ先生
「『あくまで “社交”ダンスなんだもの』
という意味は、
社交ダンスの本質が、
“社交”だってこと、
つまり、ヒトとヒトとの
コミュニケーションということ。
ソウいう意味では、社交ダンスの世界って、
非常に、人間臭いというか、
ヒトそのものが生み出している
世界観だと思うのね。
だから、
ソノ部分においては、
全くダンスをやったことがナイ人であっても
理解・納得できるはず。
ナニが良いか、悪いか?
どんなものが、美しいか?といった、
本質部分においての基準も、
一般社会のソレと、変わらないと思うのよ」


Q
「『社交ダンスするヒトって、
“特殊”ですねぇ、
ワタシタチと、違うのですねぇ』
だったら、ダメだと?」


ジュンコ先生
「ええ。
少なくとも、
ダンスの世界で、一流で良いモノが、
受け入れてもらえない
『ナンじゃこれ??』
理解に苦しむ
といったズレでは、ダメだと思うの」」


Q
「それでは、ダンスは、流行らない、
ダンス人口は、増えないと?」


ジュンコ先生
「難しいように思う。
でも、ワタシはね、
もともと、
今のままで、
『ダンス人口をもっと増やして』
『ジュニアを育成して』
といった道は、
どうかなと思っているのよ。
困難だし、危険なように想う・・・
『社交のためのダンス』
にも
『スポーツのためのダンス』
にも
あまり、良い発展性を感じないの。
大きな視野から見れば、
やっぱり、独りよがり。
発展を目指し、上手くいった分だけ、
リスクやダメージも増えていっているように思う。
そして、そのリスクやダメージには、
なかなかホンキで向き合えない・・・。
向き合っているつもりで、
実はどんどん、ズレていっているような。
そう言った複雑なグレーゾーンが、
美・センスの“変”となって、
現れているように思うのよ」


ミニ・ミニボイス
“東京”新解釈・タンゴを行なった。
「皆さん、ありがとう!
よくついてきて下さいました」
それにしても、タンゴ・・・ 
もっと、解放がいる種目だなぁ。
だって、もとは、ラテンだもの。
一定の規範は押さえておいて、
後は、奔放に踊る・・・
もっと徹底して「タンゴ専科」必要か。


      続く第2414話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



いつも 応援クリック ありがとうございます。
      ↓ ↓ ↓
   
人気blogランキングへ
とても励みになっています。(ジュンコ)