fc2ブログ
初めての方へ  目次  エクササイズ&プラクティス集  

テーマ別インデックス  Real Junko Voice目次 

読者限定ワークショップ  快刀乱麻クリニック目次 


社交ダンスを始めるということ 第270話へ


ジュンコ先生の教室のホームページ


第18回 社交ダンスが上手くなるということ

読者限定 ワークショップのご案内はこちらへ





チョット中休み エッセイvol.73 

飛ぶが如くのカラダを

作るためのワークショップ


~“飛ぶ”が如く舞う(2)~


東京ワークショップの報告、続きです。

リポーター
「さて、最終日の女子プラで、

参加者の方々が“飛んだ”

ソレが素晴らしかったというお話でしたが・・・
確か、今回のワークショップは、
前回の
『カラダの中に、支柱や壁や梁(はり)といった
“気造りの家”を創りましょう』

という“構造体”の第2弾だったんですよね?
ということは・・・
その“気造りの家”って、
ひょっとして“飛ぶ家”なのですか?」


ヒデ
「さすが!読みが深い!
その通りです」


リポーター
「当たりました!?うれしい!
さっき、お二人から伺った
『条件が揃えば、ヒトは飛べるんだ』
『可能性の光を観た』

(第2346話参照)
というようなお話から
『飛ぶように踊る』という意味が、
単に比喩的なモノではなく、
『本当に飛ぶように』と言いますか、
『地上に立って、歩いて、
その延長にダンスがあるのではない。
人間は、実は、飛ぶがごとく移動がデキル。
ソレを“ダンス”が教えてくれる』

みたいな感じを受けたのですが、
その辺りいかがですか?」


ジュンコ先生
「リポーターさん、スゴーい!(笑)
そうなんです。
ダンスをするヒトのみならず、
人間は、飛ぶがごとく移動がデキル存在なのです」


リポーター
「誉めていただけてうれしいですが、
実は意味は分かっていません(苦笑)
人間が、飛ぶように移動できるって、
一体、どういうイメージなのです?
羽もないですし・・・」


ヒデ
「羽は・・・あります。
ホラ、天使の羽が(笑)」


ヒデ君、肩甲骨を動かしている。


リポーター
「またぁ〜(笑)
それにしても、肩甲骨、よく動きますねぇ〜」


ジュンコ先生
「飛ぶが如く移動できるカラダになるには、
肩甲骨が、
このくらいは(ヒデ君の背中に触れながら)
動けるようになった方が良いですね」


リポーター
「訓練すれば、誰でも、
私にでも動かせるようになるものですか?」


ジュンコ先生
「はい。
もともと、肩甲骨は動きやすくできているのです。
でも、多くのヒトは、
アバラと肩甲骨がくっついてしまっています。
(肩甲骨が)

アバラから解放され、

自由になるにつれ、

肩甲骨とつながりのアル

股関節の自由度もアップ
します。

この股関節フリーは、とても重要です。

股関節・・・分かりやすく言えば、骨盤ですが、
その上に、まっすぐ、
上半身が乗っかっていてはダメなのです。
大地に、シッカリと足腰で立っていては、
“飛べない”のです」


リポーター
「その辺り、
解釈として非常に難しいですよね。
アシは、こうして
(自分の足元を指しながら)大地とつながって、
その上にあるカラダを支えている。
ソレが常識と言うか、人体構造として、
当たり前の認識ですよね、一応・・・」


ジュンコ先生
「そうですね。
でも、その当たり前の認識”が、
ヒトの持っている多大な可能性に
ストップをかけてしまっていると思うのです」


リポーター
「なんだか、スゴい話ですね。
人類の基本中の基本を、
くつがえすような・・・」


ジュンコ先生
「そうですね・・・
でも、社交・競技ダンス通し、
人体の色んな側面を探求していくうちに
それほど、
スゴい話とは感じなくなってきましたが(笑)
アシは、
大地とつながる前に、
カラダの中とつながっている。
カラダの中から、垂れ下がって、大地に接している。
それだけで、
重力下での足腰の役割は、十分、果たせている。
実は
重力下で
こけずに立って、
色んなパフォーマンスができるのは、
足腰のおかげというより、

カラダの中にアル“仕組み”のおかげ

なのです。
その“仕組み”を知り、訓練を積めば、
ヒトのカラダは“浮き上がる”
ボディ内部の“仕組み”が、本来の働きを取り戻すと、
重力の下向きの力は、
カラダを支えリフトする上向きの力となって働く
つまり、上昇できるカラダになれるのです。
ただし、
そういったフィーリングは、
潜在下に埋もれてしまっていますから、
まず、意識的に、
呼び覚まさなければならない・・・」


リポーター
「あぁ、なんだか、少し、分かってきました。
『飛ぶように移動する』とは、
カラダの中にある、
重力と仲良くなる仕組みを使って
カラダが高くなって、
まるで飛んでいるかのようにスムーズに移動できる状態
そんな、イメージでよろしいですか?」


ジュンコ先生
「そう!レポーターさん、冴えています(笑)
ワークショップの話に戻しますと、
今回は、
連日『“飛ぶ”が如くの家造り』を追求していただきました。
1日目
重力下におけるカラダの中の“仕組み”に焦点を当てて。
仕組みは、大きく3点に絞りました。
締まる・波状運動・吊り上げ
2日目
上半身の使い方。
カラダの中の縦横のズレ、
波状運動に焦点を当てました。
相手とのコミュニケーションにまで、
話が及びました。
3日目が、
飛ぶがごとく踊るための“構造体”を
音楽から生んでいく、過程を取り上げました」


ヒデ
「“東京”で、いつも手応えをつかむんですが、
今回も、メッチャ、カラダ、変りました。
特にあの、

スカイ・エクササイズ

アレは、ホンマ、効きます。
やればヤルほどに、
カラダがグッグッと内側から変っていきます」


リポーター
「スカイ・エクササイズ!?
ソレは・・・飛ぶ訓練、ですか?」


ジュンコ先生
「ハイ。
コレは非常に効果の高い
エクササイズなのですが・・・」


     続く第2348話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



いつも 応援クリック ありがとうございます。
      ↓ ↓ ↓
   
人気blogランキングへ
とても励みになっています。(ジュンコ)