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チョット中休み エッセイvol.71 

己を知ると天分が開く

~第2弾 踊れるカラダの盲点!?(6)~


こんなケースは初めてです。
どういうことかと言うと、
なかなか、本題の
「踊れるカラダの盲点」のお話に、
たどり着けません(汗)
でも、コッチの方も
(ひょっとして、コッチの方が)
ジックリと伝えたいことであったので、
どうか、もう少しおつきあいください。

さて、第2322話で、
皆様に投げかけを行なった件、覚えてます?

“分をわきまえる”って、

ナァンか消極的じゃない!?

それに

制限をかけられているように思う。

今は、実力社会でしょ?
力のあるものは、ドンドン伸びていくべきよ。
それに、
『コッチの方が正しい』ってことに気がついたら
例え相手が目上のヒトでも、
かまわず意見して良いと、思うんだけど」

このような意見に対して、どう思う?
という投げかけ。

ワタシの気持ちは前回、お伝えしたことから、
察してもらえると思うけど、
繰り返しになるが、お話しておこう。

「いくら自分が正しいことを考え、
正しいことを言い、
本当にそれが正しいことであったとしても、
自分の分をわきまえずに
それを表に出すと、良くない。
無力であるばかりか、
時には礼に反してしまう。
正しいことを、
ただ思ったり言ったりすることは、
小学生の子供にでも出来る。
難しいのは、
自分の分をわきまえた上で、
いかにそれを相手に表現して伝えるかということだ」

分をわきまえた言動をトルって、

知性が要ることのように思う。

そして、
相手や周りを思いやる気持ちというか、
もっと言えば、愛も、要る。
反対に言えば
分をわきまえずに、
自分のやりたい方向にドンドン突き進んだり、
ヒトの分(役割)まで奪ったり、
目上のヒトに意見したり、
「アナタがヤラナイなら、
ワタシがやります」

みたいな態度に転じるヒトからは、
知性や愛が、あまり感じられない。
もっともNGなのは、
人間として最も大切な

感謝が、だんだん、感じられなくなることだ。

そして、ワタクシ
“分をわきまえる”ことを、消極的とか、
制限をかけられているようだとは、思わない。
そーいうエリアに類する話ではないから、だ。
分をわきまえるとは、

「己を知ること」に他ならない。

己を正しく知るプロセスで、
自分の弱さ、限界も見えて来る。
また
「どんなに頑張っても、
自分には叶わないことが、アル」

と、分かるようになって来る。
ソンナコンナを繰り返していると、
「どんなに頑張っても、
叶わないことには、意味がアル」

と、ホンマに理解できるようになる。
「どんなに頑張っても、叶わないことは、
自分には要らないこと、“役割”ではないのだな」

と、知るわけだ。
で、ムダな頑張りはしなくなり、余裕が持てる。
分をわきまえながら、
自分の身の丈にあったことに取り組んでいく。
すると、やがて
自分本来の役割が、現れて来る・・・

それを天分という。

天分には
「生まれつきの性質・才能」
という意味もあるけれど、

「天から与えられた身分・職分」

という意味もあるそうだ。

以下、ワタクシの考察

「分をわきまえないヒトは『己を知らない』 
己を知らないと、天分は、開きようがない。
本来の自分のもっとも果たすべき役割が、
わからなくなるからだ。
言い換えれば
『己を正しく知る』
ことによってのみ、天分は開く」


     続く第2325話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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