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チョット中休み エッセイvol.71 

誰でも“ヤリ過ぎ”て良いのではない

~第2弾 踊れるカラダの盲点!?(3)~


前回のB子の話、読んでいただけただろうか?
ワタシは、B子のことを、時々思い出す。
B子には、感謝している。
昨日もブログを書きながら、心の中で手を合わせた。

B 子との思い出はいっぱいある。
たくさんの贈り物をいただいた。
その中で最高の贈り物となったのが、
前回ブログでアップしたことなのだ。

それは、メッセージだ。

ワタシは、次のようなメッセージを
B子から受け取ったと思っている。

「わたくしね、
ヒト様から『ありがとう』と言ってもらうことが、
とてもうれしかったの。
喜んでもらえている、役立っている・・・
それで、わたくしは、満ち足りた気分になっていた。
でも、それは・・・エゴだったと、気がついたわ」


「ジュンコ先生、
人間ってね、
プライドや見栄、自己顕示欲が、
頭をもたげて来ると、ダメなのよ。
どんなにヒト様のためを思ってやったことでも、
おかしくなる」


ワタシにとっての、教訓だ。


さて、話を戻そう。
(第2319話参照)

自分を正しく評価できていないヒト
その結果、問題を起こすヒト
は、どこか「バランスが悪い」ものだ。
なぜか?
盲点が多い、
見えていないところがたくさんある、からだ。
また、ソウいうバランスの崩れたヒトには、
特徴がアル。

「過ぎる」

やり過ぎてしまうのだ。
どんなに良いことでも、過ぎると

“マイナス”に働く。

その “マイナス”は、ヤっている本人が
「自分は、良いことをやっている」
と思っている場合、最も強力に働いてしまう。

これに対しての質問

Q
「自分がやり過ぎているのかどうか、
わからないのです。
それに、ジュンコ先生、
ダンスのテクニックの中で
“ヤリ過ぎくらいやった方が良い”と、
指導されることもあるでしょ? 
その限界がわかりません」


ジュンコ先生
「“ヤリ過ぎるくらいやった方が良い”
というパターンが当てはまるのは、
ダンスでいうなら

“解放レベル”の方ね。
(第1406話参照)

または、
“自分で表現することをしていなかった”方も、そう。
言い換えれば、

“自分が好きに踊ることを

止め過ぎていたヒト”に対する

処方箋
なのよ」


Q
「では、全員の方が
“ヤリ過ぎるくらいやった方が良い”
というワケではないのですね」


ジュンコ先生
「簡単に言えばそういうことね」


Q
「あのぉ、聞いておきたいのですが、
“解放期”なら、ヤリ過ぎ、OKなのですか?
目の前のヒトを気にせず、
ガンガン、音楽にノって好きに踊っても、
許される訳ですか?」


ジュンコ先生
「エエ。
ただし、

モノスゴく大事なことが、アル。

ソレを押さえておかないと、
上手くいかないケースが多いわね。
『勝手に踊るな、迷惑だ』 
と、相手から注意を受け、チャンチャン。
または、
誰からもナニも言われることなく、
しばらくは、好きにさせてもらえるけど、
フト、気がつくと、周りに誰もいない・・・
孤立していることに気がつく」


Q
「え〜!そんなぁ〜。
だから“解放期”だとか
“好きに踊れ”とか言われても、
できないんですよぉ。
で、
その押さえておくべき
大事なことって、一体、ナニなのですか?」


ジュンコ先生
「自分が
“解放期”だと、自覚を持つこと。
ビギナーさんだったら、
自分はビギナーだと自覚を持つことね。
そして、
ちゃんと

『分をわきまえる』

これがなにより大事なの」


     続く第2322話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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