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チョット中休み エッセイvol.67 

気造りの家

~東京デモ、2ツニ割ル(2)~


リポーター
「今日は“東京レッスン”の最終日。
ジュンコ先生とヒデ君、昨日はお休みで、
その間に、
ココ、文京区のホテルに移動して来ています。
このホテルからレッスン会場まではやや遠いのですが、
ジュンコ先生は、庭園が素晴らしい
“エレガント・ホテル”がお気に召し、
かなりのご機嫌だったそう。
ヒデ君によると
『(ジュンコ先生)
ガーデン・ビューの部屋(庭園が一望できる)で、
一気に充電できた模様。
ボクは“マネージャー”としての株が急上昇中(笑)
このまんま、ご機嫌状態が続いてくれれば良いが・・・』

というお話でした。
さて、1日ゆっくりと休息を取り、
最終日に臨まれたお二人、どんな様子でしょう?
あ、帰ってみえました。          
お疲れさまでしたぁ。
最後のレッスンは“女子プラ”でしたね。
あれ?
ヒデ君、元気がないようですが・・・」


ヒデ
「あ〜、まだまだ“修行”が足りませんわ」


リポーター
「どうかされましたか?」


ヒデ
「“最後”に参加者の方々と踊ったのですが、
なかなか上手くいかなかったのです。
途中で
『何気なく組んで、何気なく踊っている』
ことに、気がつきました。
意識していないと、
まだダメだと良くわかりました。
ちゃんと意識をしないと、
まだ“構造体”が定着していないので、消えるんです。
カラダの中の支柱(しちゅう)がナイ状態になるのです」


リポーター
「は?カラダの中の“シチュウ”?
ソレって一体・・・」


ジュンコ
「踊る際にカラダの中に生み出す
しっかりとした2本の“柱”のことです。
文字どおり、
カラダを内部で支える“柱”です。
柱が成長するにしがたって、
どんなに踊ってもカラダが崩れなくなってきます。
しかも、アシは吊り垂れたまんま・・・

“支柱”ができると、

スムーズな重心移動が可能
になります。

ただ“柱”を立てるといっても、
筋肉をどうにかスルといった話ではなく、
潜在意識下で行なわれていることなのですが」


リポーター
「潜在意識ですか!?」


ジュンコ
「そうです。
繰り返し、意識することで、
実体さながらの効力を発揮してくれるようになるのです。
出来上がってしまうと、インナーマッスルや、
骨よりも強力だし、頼りになります。
ただし、最初のうちは、意識しないと“ナイ”
消えやすいのです」


リポーター
「ハハーン。
『アル』と思えば『ある』
『ナイ』と思えば『ない』といったようなものですね」


ジュンコ
「そうです。
カラダの中にそう言った、
『支柱や壁や梁(はり)といった“構造体”を創って、
相手と一緒に組み、踊れるカラダになる』

というのが、
今回のワークショップのコンセプトだったのです」


リポーター
「3連ちゃんの通しテーマは、
確か

『実学として学ぶダンステクニック』

でしたね?
ということは、
その構造体を作ることが、実学に?」


ジュンコ
「ソウですね。
構造体と言えば、少々難しいですが、
言い換えれば
“家”ですね。
2人で組んで踊るための“カラダ造り“姿勢造り”を
2人で組んで踊るための“家造り”
と見なそう、というものです」


リポーター
「へぇ、面白い発想ですね。
だから、柱ですか・・・
家には柱があって、
家自体を支えていますものね」


ジュンコ
「ソウなのです。
普通の家と違うのは、
基盤が土台である“足・脚・腰”にあたる
下部ではなく上部にあること。
そして、
ジッと建っている家ではなく、

“動く家”であること。

レベルアップすることで、

“進化して行く家”であること。

基礎の枠組みは普遍的、
誰と踊っても変わらないけれど、
内装やデザイン的なものは、
相手によって

“変化が可能な家”であること」


リポーター
「その家は、男女各自、持っているのですね?」


ジュンコ
「そうです。
ソレが大事なのです。
女性が男性の家に入らせてもらうのではありません」


リポーター
「その家は木造?鉄筋?(笑)
ひょっとして、
エネルギーでできているとか?」


ジュンコ
「その通り!

“木”ならぬ“気造りの家”です」


ヒデ
「オレの家、
まだ、柱、梁も弱い。
気を抜くと、すぐに土台・・・
アシを使ってしまう、ヤバいなぁ。
明日、辞めておこうかな(苦笑)」


リポーター
「明日、ナニカあるのです?」


ヒデ
「“ちまたパーティ”初体験・・・」


リポーター
「えぇ!!そうなんですか!?
おめでとうございます。
いやぁ、その報告もしていただけるんですよね?」


ヒデ
「ハァ・・・
良いブログネタになれるようがんばってきます(笑)」


リポーター
「楽しみ〜!
ゼヒ頑張って来て下さい。
では、
“東京”報告は、ヒデ君の
“ちまたパーティ”体験後まとめて
お願いしましょうか」


     続く第2247話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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