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社交ダンス教師に学ぶ人体改造 美ボディ・ケアvol.2 

マッケンジー法

~ダンス的・スパイン・ダイナミクス(13)~


前回の続き。

背中が正しいS字を取り戻すと、

ヒザにもOK
という話だったね。

で、
あの有名な “療法”についてお伝えしたいと思う。
実は、ワタクシ、この療法を最初に知ったとき、
「試してみた。
けど、ダメだった」

この療法、アル“カタチ”を作るのだが、
それをすることさえできなかったのだ。
でも、直感で
(たぶん、インナーコーチャーからのメッセージで)
「自分には必要だと感じたので、
少々の痛みや違和感を気にせず、時間をかけ、
自分のできる範囲でやっていった」

すると
「やがて、チョッとずつできるようになった。
それに比例し、ジンワリ、
腰や背中が楽になっていった」

そして今では、
「やっていて
あぁ気持ち良いと思えるまでになった。
背中のくびれ(アーチ)が
クッキリでるようになった」


ソレとともに、
股関節・ヒザのポジションが変わり、
扱いやすくなった。
ダンス的には、
非常に効率の良い“脚つかい”が、可能になり、
“ロウァ”の概念がメチャ変わりした・・・

おっと、話が逸れそうだ。
“療法”の名前がまだだったね。

“マッケンジー法”

ニュージーランドの理学療法士
ロビン・マッケンジーによって考案された
“腰痛体操”だけど、聞いたことあるかな?
コレに目をつけたのは
“既成概念をくつがえした療法”だったからなんだ。

この療法が生まれた偶発的な出来事ってのが、興味深い。

1956年、マッケンジーは、一人の患者を治療していた。
腰痛。
何度治療をしても完全に到らず、
オシリから大腿部まで痛みが広がっていた。
ある日、
その患者の診療前に、他の患者を診ている間、
「ベットでうつむきになって、待っていて下さい」
と、指示を出した。
患者は指示通り、ベットで待つことになるのだが、
そのベッド、真ん中から折れるタイプの診療用ベッドで、
前の施術で“頭の方が持ち上がるように”して使用し、
まんまになっていたのだ。
例の腰痛患者はそのベッドでうつぶせで待つことで
腰が反った状態になってしまっていたのだ。
当時と言うか、今でも
「腰痛の患者の腰を反らす」
ということは御法度だった。
ところが・・・
その患者
「腰が随分、楽になりました・・・」

ってことで、
マッケンジー法を、まとめれば、

「腰部の伸展を

メインとするエクササイズで、

腰痛にはむしろ禁忌とされていた

腰を反る方向へ動かす体操」


コレをダンス用にしていったものも
次回お伝えしよう。


Mini・Junko・Voice

東京へは
“6周年パーティ”でもらったコリラックマも連れて来ている。
一緒に寝るのが“習慣”になったようだ。
(vol.503

ワタシが出かけている間、お留守番。
(ホテルの)部屋の清掃係の人によって、
置き場、置き方・・が変わるから面白い。
ベッドメイクの最後に、
そっと置いてくれたのだろうな
・・・なんて勝手に想像して楽しんでいる。

競技会の観戦
たくさん勉強になった。
が、踊っていないのに、かなり疲れた。
踊らず、観ているだけなので、疲れたのか。
部屋に戻り、
掛け布団の上に置かれているコリラックマと
窓の外のド迫力・東京タワーに癒された。


     続く第2240話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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