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社交ダンス教師に学ぶ人体改造 美ボディ・ケアvol.2 

ヒザ痛は骨盤後傾が原因

~ダンス的・スパイン・ダイナミクス(12)~


「ダンス的・スパイン・ダイナミクス・療法」

背骨の湾曲(わんきょく)機能の改善

による効果の3番目は、
(第2228話参照)

ヒザをむやみに曲げなくなり、

股関節が使える
ようになる

ヒザ・・・といえば、

ダンサーでヒザを痛めている人、
スゴく多いようね。
中でも、

スタンダード専科の競技選手が、

最もヤバイ・ポジションにいるのでは。
だって、
近年の競技用スタン・パフォーマンスって、
スゴい“難”なものになってきているじゃない!?
“踊れるカラダ”を持ち合わせていない人が、
(DVDなど)見たままをマネしたり、
コーチャーの言う
「しっかりロウァしなさい」
という言葉に、まんま反応して
「脚を使う」
ことを、ホンキでやったりした日にゃ、
ヒザなんてモロイもん、
一発で壊れちゃうかもよ。

「ヒザが使えない」理由の多くが、実のところ

カラダにヒザを使う

準備ができていない


ワケで、
ヒザを使えない、というか
「今、使っては危険」
場合だってある。
それなのに無理に
「ヒザを使わなきゃ」
と意識した時点で、もうアウト!
ソンナコンナを繰り返したあげく

“ドカン!!”

大事故になりかねないから、ホンマ、要注意だ。

さて、

背骨の湾曲(わんきょく)機能の改善と

ヒザとの関連
に移ろう。

背骨が正しいS字になるにつれ、
ヒザのポジションが良くなり、
股関節が使えるようになるということなのだが、
その辺り、どういうことかザザッと説明しよう。

例えば、
上体を前屈みにしてみようか。
そう、前に肩を落として、背中を丸くするの。
「ハァ〜」
なんてため息の姿勢よね。
腰背部(腰のウラ)もまぁるくなって、
背骨の湾曲はなくなる。
骨盤も後傾へ・・・
言い換えれば、骨盤も後傾は、
腰背部にアーチのない状態だ。
こうなったとき
カラダがバランスを取るために、
ヒザを前に出すんだな。
つまり、曲がる。
カラダの重みは通常、
色んな箇所で分担するのだが、
上記のような場合、
ヒザに全部の負担がかかってくるんだ。
また
骨盤後傾は、股関節の上に上体が乗っかっていて
股関節がロックされ、
動きにくい状態ってことでもある。
要するに

骨盤が後傾=腰背部にアーチのない状態

だとヒザも股関節もまともに
使えないということになるんだ。

まとめ・・・

背中が丸く

前屈姿勢(前屈み、前肩姿勢)になって、

骨盤が後傾、

ヒザを曲げてバランスをとる


これが、
ヒザに悪い。

ダンサー的には、踊る時は(さすがに)
前屈姿勢になっているヒトは少ないが、
骨盤を“はめて”踊っている人は多い。
股関節の上に上体が乗っているってこと。
また、背中のS字をわざわざ、
まっすぐに矯正して(!?)姿勢を作っているヒトもいる。
ソンナコンナは、
股関節は使いにくい
または、股関節を使っているつもりが、
実はヒザの酷使になってしまっている・・・

事態の改善にはやはり
背中が正しいS字を取り戻すことがオススメだ。
と、骨盤の位置が良くなり、
ヒザは(自動的に)不用意に曲がらなくなる位置に
もっていくことができるからだ。

改善するためには
22312237話の療法すべてが良いのだが、
今回は、

あの有名な(?) “療法”についてお伝えしよう。


Mini・Junko・Voice

“東京”で新鮮な体験が続いている。
ダンス観に、
また、新たなエリアが加わった感じだ。
大阪にたくさん“土産”を持ち帰ることができそう。

“勉強”しなきゃならないことが、
まだまだたくさん、ある・・・


     続く第2239話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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