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チョット中休み エッセイvol.69 

ドリブル上手は、胸でリズムを取ってる!?

~サッカーもダンスもアシを使わない!?(4)~


前号の続き。

「オレ、思うに、
メッシはドリブルのとき、踊っている。
ホンマ、

ダンスをしているんや」


ん?
踊っている?
アシではなく、
上半身主導でドリブルするというメッシ
(第2257話参照)
ボディ・バランスを崩しながら、
ディフェンダーをかわし、
ボールを運ぶメッシ・・・
ソンナコンナは確かに、
ダンスとの大いなる共通点がアルとは思うのだが、
モロ、
踊っているって、どういうことだろう?


ヒデ
「アル専門家が、メッシの動きを分析して
『メッシは体幹の筋肉をコントロールしている』
そのコントロールする時の動きについて、
オモロい表現をしてるんや。

胸で小刻みにリズムを取っている

オレも(メッシの動きを)観てて、その通りやと思う」

と、ヒデ君、おもむろに立ち上がり、
胸と背中を伸ばしたり縮めたりしながら、
ヒップホップダンスのような動きを始め出す。

で、ワタシに指示を。
「なぁ、チョット、オレの前に立って、
こうやって腰を落として・・・」

どうも、ディフェンダーの役をヤレということみたい。
「このディスェンスをかわして、
ボールを前に運んでいきたい時、
多分、メッシはこんな風にやっているんや」

ヒデ君、ワタシの前で、
さっきのような、
ヒップホップダンスのような動きをし、
左右に揺動(揺れ動くこと)を始める。
ワタシは、目がグルグルして、酔ってきた。
と、ヒデ君、ワタシの右をすり抜けるのかな?
と思いきや、左にササッと・・・
「こうやって、フェイントをかけて、
ディフェンスをかわす。
ディフェンダーが、読めない動きをするんや」


へぇ〜、ヒデ君、上手いねぇ。
パチパチ!メッシみたい!


と、ヒデ君、
チョイうれしそうにしながらも
「イヤイヤ、オレなんか比べ物にならへん。
(メッシは)ムチャクチャ速いで!
オレが、ディフェンスやったら、
アッと言う間に抜かれてしまうわ。
ボールに触れることさえできへん」


フーン、
そうなんや・・・


ヒデ
「動きは速いし、
カラダの中からボディを操っているから、
外から見えへんヤロ。
どこに行くのか、ホンマ、読まれへん。
ディフェンダーは翻弄される・・・」


でも、待てよ、
今のような動き、サッカーだから良いけど、
一緒に踊るペアダンスだと、
相手が“読めない動き”だと困るんじゃナイの?
と、チラと思ったけど、すぐ、解決した。
外から見ると確かに読めない動きだが、

触れると、感じる。

アシでバタバタ動かず、
インナー主導なため、非常によくわかるのだ。


「サッカーは、
基本的に手を使ったら、アカンからなぁ」
と、ヒデ君。
「アシしか使ったらあかんけど、
アシを使ったって、上手くならない・・・
考えてみれば、サッカーって、おもろいな」


ダンスと一緒やね。
とワタシが言うと、
「サッカーとの共通点は、モノスゴクアル。
ジュンコ先生のレッスン聞いていると、
サッカーのこと、よく思い出すもん。
例えば、
とにかく、まずは、

カラダをゆるめろ

ほぐせ・・・というあたりも、一緒」


ワタシは尋ねた。
「メッシって、ヤッパ、カラダ柔らかいのかな?」


すると、ヒデ君面白いことを言ったんだ。
「メッシは

“柔(じゅう)的なカラダ使い”をする

と、言われている。
よく、メッシと比べられる選手に、
ロナウドというヒトがおる。
その人は
反対に

“剛(ごう)的なカラダ使い”をする・・・

あ、この辺も、ダンスに役立つ話やで・・・」


     続く第2259話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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