2013.01.19 (第2188話)ラテン専科シリーズvol.10 ~同じ曲・スローテンポの曲で良い~
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ラテン専科シリーズvol.10
同じ曲・スローテンポの曲で良い
~ゆっくりチャチャチャでコミュしよう!(1)~
ハーイ!
久しぶりのラテン専科でーす。
チャチャチャ・・・アレ以来どうなったでしょうねぇ。
(第2019話参照)
皆さんの様子はどうかしら?
「ジュンコ先生の教室」に、チョットのぞきに行こうかな。
駅近・細長ビルの9階へ。
エレベーターの扉が開くと、すぐフロアー。
わぁお、
そんなに広くない場所なのに、たくさんの人が踊っている。
でも、まだ、レッスン、始まっていないはずよね?
ん?
レッスン開始1時間前からの練習タイム?
熱心ねぇ。
ハイレベル・エントリーから、
しばらくベーシック・フィガー継続中とのこと。
皆さん、黙々と練習されている。
ボディが良く動いているわね。
それはそうと、さっきから、
スロー・テンポの
「Tea For Two」
ばっかり、
ずーっとリピートされているようだけど。
課題曲なの?
ジュンコ先生
「課題曲のようなものね」
でも、同じ曲ばっかりで、飽きないの?
おまけに、スロー・テンポでしょ?
大丈夫なのかなぁ。
ノーマル・テンポに、間に合わないんじゃない?
ジュンコ先生
「速い曲で踊れるようになるために、
ワザとゆっくりな曲で練習している
のよ。
スロー・テンポな曲で、
ステップからステップをカラダの中でつなぐ・・・
コレを徹底する。
チャチャチャは、
足から足に飛び乗りやすいから、ね。
ゆっくりな曲でインナーを鍛えて、
ごまかしなく踊れる習慣をつけておくことが、
大事なの」
「それに、
同じ曲ばかりかけるのにも意味があるのよ。
チャチャチャって、意外に
『音楽に乗れない・音楽が取れない』
という方が多いわ。
でも、同じ曲だと、そのうち“聴き慣れてくる”でしょ?
聴くことに不安がなくなってくる。
すると、音楽が不得意って人でも、
自動的に(音楽が)
カラダに入りやすい状況になる。
カラダに入ってしまえば、後は、
音楽のパワーで徐々に“事態”が変わっていくわ。
それにね、
同じ曲の方だと、フィガーが記憶に残りやすい。
『ソノ曲を聴くと、カラダが勝手に動き出す』
みたいな状況をカラダにすりこんでいるわけ」
一種の条件反射、ですね?
「そう!
同じ曲によるマンネリ化・・・は、
ダンスが上手くなればなるほど、なくなってくる。
カラダの中で
『いつも新鮮な状況を生み出すことができるから』
むしろ、
同じ曲だからこそ、自分の進化が分かりやすいものなの。
『あ、先月とは違う聴き方ができている』
って比べることができるから」
「時折、速い曲をかけて “変化”を付けるんだけど、
そのときに、皆さんの上達ぶりが分かるわ。
ゆっくりチャチャチャで、潜在的にカラダに与えている
フラストレーションが一気に爆発して、解放。
すごく良い動きになる。
だから、
『スロー・テンポの曲で練習していて、
ノーマル・テンポに間に合わないのでは?』
と言う心配は、要らないわ。
間に合わない人は
足型を足で覚えていて、
カラダに練り込まれていない・・・ソウ思った方が良い」
なるほどね。
「この曲、実はね
2年ほど前にあった、教師協会の集まりで、
“お師匠サン”夫妻がチャチャチャの技術講習で使っていて
『メジャーな曲だけど、良い感じの演奏だなぁ』
と心に残ったの。
で、今回のテーマ曲にしたのよ。
その時のお師匠サン夫妻のダンスが素晴らしかったから、
余計に曲が良く聴こえたのかもしれないけど」
「そう言えばね、
講習会、ヒデ君も一緒だったのよ。
(お師匠サン夫妻の)ベーシック・チャチャチャを観て、
感心していたわ。
『チャチャチャのベーシックって難しいのに、
上手やなぁ』
って。
『“装飾”をいっぱい付けて
派手に踊っている現役選手よりも、
観ていてタメになる。
オレもチャチャチャ、
あんな風に“確実に
(=危なげなく)”踊れるようになりたいなぁ』
とも言っていた」
「でもね、ワタシ思うに
要らないものをそぎ落とし、
要るものだけを練り込んだベーシックって、
まさに“名人芸”
すぐにマネできるものではないわ。
だから、その時は
『まだ、要るものも要らないものも、
一緒くたになってOK。
正確に踊る事も大切だけど、ソレ以上に、
音楽に乗って、楽しく踊る事も大事よ』
と、ヒデ君にアドバイスしたのだけどね」
さて、ソンナコンナなヒデ君、
現在のラテン専科チャチャチャ、感想は?
アハ!
色々、あるようね・・・
続く第2189話へ
※Real Junko Voiceはお休みです。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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とても励みになっています。(ジュンコ)
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わぁお、
そんなに広くない場所なのに、たくさんの人が踊っている。
でも、まだ、レッスン、始まっていないはずよね?
ん?
レッスン開始1時間前からの練習タイム?
熱心ねぇ。
ハイレベル・エントリーから、
しばらくベーシック・フィガー継続中とのこと。
皆さん、黙々と練習されている。
ボディが良く動いているわね。
それはそうと、さっきから、
スロー・テンポの
「Tea For Two」
ばっかり、
ずーっとリピートされているようだけど。
課題曲なの?
ジュンコ先生
「課題曲のようなものね」
でも、同じ曲ばっかりで、飽きないの?
おまけに、スロー・テンポでしょ?
大丈夫なのかなぁ。
ノーマル・テンポに、間に合わないんじゃない?
ジュンコ先生
「速い曲で踊れるようになるために、
ワザとゆっくりな曲で練習している
のよ。
スロー・テンポな曲で、
ステップからステップをカラダの中でつなぐ・・・
コレを徹底する。
チャチャチャは、
足から足に飛び乗りやすいから、ね。
ゆっくりな曲でインナーを鍛えて、
ごまかしなく踊れる習慣をつけておくことが、
大事なの」
「それに、
同じ曲ばかりかけるのにも意味があるのよ。
チャチャチャって、意外に
『音楽に乗れない・音楽が取れない』
という方が多いわ。
でも、同じ曲だと、そのうち“聴き慣れてくる”でしょ?
聴くことに不安がなくなってくる。
すると、音楽が不得意って人でも、
自動的に(音楽が)
カラダに入りやすい状況になる。
カラダに入ってしまえば、後は、
音楽のパワーで徐々に“事態”が変わっていくわ。
それにね、
同じ曲の方だと、フィガーが記憶に残りやすい。
『ソノ曲を聴くと、カラダが勝手に動き出す』
みたいな状況をカラダにすりこんでいるわけ」
一種の条件反射、ですね?
「そう!
同じ曲によるマンネリ化・・・は、
ダンスが上手くなればなるほど、なくなってくる。
カラダの中で
『いつも新鮮な状況を生み出すことができるから』
むしろ、
同じ曲だからこそ、自分の進化が分かりやすいものなの。
『あ、先月とは違う聴き方ができている』
って比べることができるから」
「時折、速い曲をかけて “変化”を付けるんだけど、
そのときに、皆さんの上達ぶりが分かるわ。
ゆっくりチャチャチャで、潜在的にカラダに与えている
フラストレーションが一気に爆発して、解放。
すごく良い動きになる。
だから、
『スロー・テンポの曲で練習していて、
ノーマル・テンポに間に合わないのでは?』
と言う心配は、要らないわ。
間に合わない人は
足型を足で覚えていて、
カラダに練り込まれていない・・・ソウ思った方が良い」
なるほどね。
「この曲、実はね
2年ほど前にあった、教師協会の集まりで、
“お師匠サン”夫妻がチャチャチャの技術講習で使っていて
『メジャーな曲だけど、良い感じの演奏だなぁ』
と心に残ったの。
で、今回のテーマ曲にしたのよ。
その時のお師匠サン夫妻のダンスが素晴らしかったから、
余計に曲が良く聴こえたのかもしれないけど」
「そう言えばね、
講習会、ヒデ君も一緒だったのよ。
(お師匠サン夫妻の)ベーシック・チャチャチャを観て、
感心していたわ。
『チャチャチャのベーシックって難しいのに、
上手やなぁ』
って。
『“装飾”をいっぱい付けて
派手に踊っている現役選手よりも、
観ていてタメになる。
オレもチャチャチャ、
あんな風に“確実に
(=危なげなく)”踊れるようになりたいなぁ』
とも言っていた」
「でもね、ワタシ思うに
要らないものをそぎ落とし、
要るものだけを練り込んだベーシックって、
まさに“名人芸”
すぐにマネできるものではないわ。
だから、その時は
『まだ、要るものも要らないものも、
一緒くたになってOK。
正確に踊る事も大切だけど、ソレ以上に、
音楽に乗って、楽しく踊る事も大事よ』
と、ヒデ君にアドバイスしたのだけどね」
さて、ソンナコンナなヒデ君、
現在のラテン専科チャチャチャ、感想は?
アハ!
色々、あるようね・・・
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