2013.01.14 (第2183話)ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る ~タンゴ・音楽シンクロが難しい!~
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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
タンゴ・音楽シンクロが難しい!
~音楽・シンクロ・ボディを目指せ~
以下は、あるビギナーさん同士の会話だ。
A子
「今日、グループレッスンで、
タンゴを習ったのよ。
ぜーんぜん、ワカラナイ!
あなた、タンゴ、やったこと、アル?」
B美
「アルよ。
といってもまだホンの少しだけどね。
アレって、難しいよね。
組み方も、動きも・・・」
A子
「先生は“普通に歩くだけで良い”なんて言うけど
先生や先輩のタンゴを見ていると
普通に歩いているようには感じない」
B美
「そう!
なんか、独特よね。
フワフワした感じではなく、
足腰がしっかりしていて、切れ味が良い感じ。
でもさぁ(タンゴの)音楽は良いよね。
聞いている分には、スゴく好き」
A子
「えぇ〜!?
音楽なんて、まだ全然、入って来ないよ。
B美、良い音楽だ、なんて、余裕あるじゃない!?」
B美
「違うよ。
音楽を聞いているだけの時は、良いってこと」
A子
「踊らずに?」
B美
「ええ、そう。
踊ると、良い曲とか関係なくなっちゃう。
不思議なんだけど・・・
聴いていて良い曲だなぁと思っていても、
踊ると、ソウでもナイようになってしまう」
A子
「それって“問題”じゃないの?」
B美
「さぁ〜
ビギナーのあいだは、仕方ないことなんじゃない」
A子
「上手くなってクルと、
音楽を聴いて、楽しむ余裕が出てくるのかな」
さぁて、ビギナーの二人の会話、
ドウ思いました?
タンゴ曲・・・
聴いているだけのときは良い曲でも、
踊ると良い曲に聴こえなくなってしまう・・・
ソレって、
ビギナーのあいだは、テクニックがナイから、
仕方がナイことなのだろうか?
で、
上手くなってくると、
踊っている間でも、音楽が良く聴こえてきて
楽しめるものなのだろうか?
ジュンコ先生談
「それがね、
かなりの上級者と言われるヒトでも、
タンゴ音楽との関係が
良くないケースが多いのよ。
つまり、シンクロできていない。
音楽を聴いて、
それに合わせて踊っているけれど
シンクロは、できていないのよ。
だから、ココロから、
また、カラダ丸ごと、タンゴを楽しんでいるヒトは、
非常に少ないでしょうね」
「ワタクシ思うに
タンゴは、
スタンダード種目の中でも
“音楽シンクロの困難さ”から見れば
1、2を争う手強さじゃぁないかしら?」
ソレは
(タンゴで)力むヒトが多いから?
リキミを取りさえすれば
音楽シンクロできるようになるのだろうか?
ジュンコ先生
「確かに、タンゴらしさを表現しようと、
ムダな力をいれることで、
音楽から遠ざかってしまっているヒトは多い。
だから、リキミを取れば
ある程度の音楽シンクロはできるようになる。
でも、
根本原因は他にあるわ・・・」
続く第2184話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.500~料理への目覚め~
ワタシが料理に目覚めたのは、随分、遅い。
スタジオ勤務を辞め、前リーダーと、
“どさ回り的”に各地教室に出向いていた時期、
ある生徒サンが
「先生、ちゃんと食べて下さいよ」
と、お弁当を作って持って来てくれたのが、きっかけだ。
その方は
小料理屋の女将サンだった。
「店に出すものをチョコチョコッと詰めただけだから」
煮物
出し巻き卵・・
その他、家庭料理の定番的なものばかりだった。
が、
食べて、驚いた。
ドレもコレもが非常に美味しいのだ。
当時は、競技もヤメていた。
が、
競技選手時代の習慣が抜けず、
料理に関しては疎かにしていた。
適当にヤル程度。
ソレが、
そのお弁当を食べて、
急にナニカが自分の中で弾けたのだ。
こんな美味しい料理
作れるって、カッコいい。
女性として、素敵ではないか。
ワタシは女将サンから
作り方のコツなどを教えてもらい、
家で、全く同じモノを作ってみた。
意外に美味しく、できた。
その後、
生まれて初めて、料理の本を買った。
レシピ通りに作ってみた。
上手くいった。
ハマっていった。
料理本を次々に買った。
専門書も手に入れ、色々、トライした。
そして、知ったのだ。
理解できたのだ。
「おかあさん、料理、相当な腕前だったんだな・・・」
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「アルよ。
といってもまだホンの少しだけどね。
アレって、難しいよね。
組み方も、動きも・・・」
A子
「先生は“普通に歩くだけで良い”なんて言うけど
先生や先輩のタンゴを見ていると
普通に歩いているようには感じない」
B美
「そう!
なんか、独特よね。
フワフワした感じではなく、
足腰がしっかりしていて、切れ味が良い感じ。
でもさぁ(タンゴの)音楽は良いよね。
聞いている分には、スゴく好き」
A子
「えぇ〜!?
音楽なんて、まだ全然、入って来ないよ。
B美、良い音楽だ、なんて、余裕あるじゃない!?」
B美
「違うよ。
音楽を聞いているだけの時は、良いってこと」
A子
「踊らずに?」
B美
「ええ、そう。
踊ると、良い曲とか関係なくなっちゃう。
不思議なんだけど・・・
聴いていて良い曲だなぁと思っていても、
踊ると、ソウでもナイようになってしまう」
A子
「それって“問題”じゃないの?」
B美
「さぁ〜
ビギナーのあいだは、仕方ないことなんじゃない」
A子
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音楽を聴いて、楽しむ余裕が出てくるのかな」
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ドウ思いました?
タンゴ曲・・・
聴いているだけのときは良い曲でも、
踊ると良い曲に聴こえなくなってしまう・・・
ソレって、
ビギナーのあいだは、テクニックがナイから、
仕方がナイことなのだろうか?
で、
上手くなってくると、
踊っている間でも、音楽が良く聴こえてきて
楽しめるものなのだろうか?
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「それがね、
かなりの上級者と言われるヒトでも、
タンゴ音楽との関係が
良くないケースが多いのよ。
つまり、シンクロできていない。
音楽を聴いて、
それに合わせて踊っているけれど
シンクロは、できていないのよ。
だから、ココロから、
また、カラダ丸ごと、タンゴを楽しんでいるヒトは、
非常に少ないでしょうね」
「ワタクシ思うに
タンゴは、
スタンダード種目の中でも
“音楽シンクロの困難さ”から見れば
1、2を争う手強さじゃぁないかしら?」
ソレは
(タンゴで)力むヒトが多いから?
リキミを取りさえすれば
音楽シンクロできるようになるのだろうか?
ジュンコ先生
「確かに、タンゴらしさを表現しようと、
ムダな力をいれることで、
音楽から遠ざかってしまっているヒトは多い。
だから、リキミを取れば
ある程度の音楽シンクロはできるようになる。
でも、
根本原因は他にあるわ・・・」
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「先生、ちゃんと食べて下さいよ」
と、お弁当を作って持って来てくれたのが、きっかけだ。
その方は
小料理屋の女将サンだった。
「店に出すものをチョコチョコッと詰めただけだから」
煮物
出し巻き卵・・
その他、家庭料理の定番的なものばかりだった。
が、
食べて、驚いた。
ドレもコレもが非常に美味しいのだ。
当時は、競技もヤメていた。
が、
競技選手時代の習慣が抜けず、
料理に関しては疎かにしていた。
適当にヤル程度。
ソレが、
そのお弁当を食べて、
急にナニカが自分の中で弾けたのだ。
こんな美味しい料理
作れるって、カッコいい。
女性として、素敵ではないか。
ワタシは女将サンから
作り方のコツなどを教えてもらい、
家で、全く同じモノを作ってみた。
意外に美味しく、できた。
その後、
生まれて初めて、料理の本を買った。
レシピ通りに作ってみた。
上手くいった。
ハマっていった。
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