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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
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エナジーフロースタート

~カップル・ダンスのハーモニーとは?~


ハーイ!
本文記事に戻って参りましたよ。
(第2162話参照)

スタンダードのホールド(組み方)実践の中での
エナジーフロー(エネルギーの流れ)のお話の続きだよ。
(第2127話参照)

ファースト・コンタクトが成功!

ホールドもOK


では、

いよいよスタートだ。

スタートの仕方、カタチ自体は、イロイロある。
例えば、ワルツの場合、
男性、右足体重
女性は、左足体重
で、グリップ。
男性、一旦,左足に体重を移す。
女性は、右足に体重を移す。
次に、男性、
テイクバック左足から右足へ体重を移す。
(第175話参照)
女性、男性テイクバックに対し、
右足から左足に体重を移す。
てな、感じでスタートを切る場合もあるとしよう。
大事な事は、
すべてのアクションをするとき

「気が先」

相手に対して

積極的受動(E・P・P)を行なうことだ。
(第2122話参照)

できることなら、
相手の細胞の一呼吸まで、感じ取り、
お互いに持っているダンス力を引き出し合い、
「よっしゃぁ〜!!決まった!!」
と、互いに思えるスタートを切りたいものだ。

ただし、
スタートのレベルは、
ファースト・コンタクトからホールドまでの
エネルギーフロー・レベルに比例するの。
言い換えたなら、
ファースト・コンタクトからホールドが
OK!
バッチリ!
なら、
スタートは、さほど苦労なく、
スムーズに切れるハズなんだ.
なぜなら、ホールドをした時点で、
気(エネルギー)の動きは、これから動こうとスル方向へ、
すでに開始されているからだ。

予備足を例にとるなら、
上記テイクバック後、
男性、左回転を伴う左足前進
女性は、左回転を伴う右足後退
この時
気(エネルギー)の流れは一致している。
男性側から言えば、前進方向
女性側から言えば、後退方向

これを、気(エネルギー)の動きから開始すれば
男性は、左回転を伴いながら前に倒れこみ
女性は、ソレを受けつつ、同じく左回転を伴いながら、
後ろ向きに倒れこむ感覚だ。

この倒れ込んでいる、最中、
言わば、

空中期でのコミュニケーションが大事。

言い換えるなら
スイングダンスは
空中で気を放ち、スタートを切る感覚ってもん。

え、タンゴはって?
タンゴも、基本はスイングダンスと同様、
ただし、上から下に気が螺旋状に下りて来る感覚だ。
いずれにしても、いかに重力に支配されず、
わずかなきっかけで動き出せるかが大きな課題だろう。


     続く第2166話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.486~癒される、時~
 
vol.485の続き

スタジオの玄関入って、すぐのスペース。

ボガード君の前で、
ワタシはポロポロッと、涙を流してしまった。
やや離れ気味に置かれたイスは、
斜めに向かい合うカタチを取っていた。
真正面ではナイ・・・コトに救われた。

それにしても奇妙な感触だ。
一瞬、ヤバイと思ったが、
泣いてしまって、気持ちが落ち着いた。
ココロの動きを隠そうという想いもなくなった。
恥ずかしくも、ない。
ボガード君も、同じ気持ちなのだろうか。
いや、
涙は一緒でも、理由はそれぞれ、だろう。
が、しかし、ソレも気にならない。
ワタシは、
癒されていくのを感じていた。
あぁ、随分、疲れていたのだな・・・ソウ思った。

ソレは、不思議な時間だった。
教室の空気が、とても優しく感じられた。

20数年ぶりの再会。
ボガード君は言った。
「ここに来るのには覚悟がいった。
(会うのは)怖かった」
ボガード君らしい、正直な気持ちの告白だった。
同感。
一緒だ。
お互いの現状は、ほとんど知らないワケで、
昔の“思い出”がいくら良くても、
“今”はワカラナイのだから。
ワタシの場合は
“ブログで赤裸々な告白”という負い目もあった。
どうなるのか、読めない。
ガッカリスルかも
傷つくかも
が、会って良かった・・・
来てくれたことに、ココロから感謝した。

お互いに、知った。
“思い出”は
かくも美しく、温かく
それぞれの胸にしまわれていたことを。

「アリガトウ。
アナタのオカゲで、良い体験ができた。
その体験は、今も尚、生き続けている」

お互いに、確かめ合った。
「学連時代は、特別。
ただし、
良い意味の“青春”だけではない。
周囲から見ているのと、中身は随分違うモノだ。
が、とにもかくにも
後の人生に
多大な影響を与えている大事な時期であったことに、
変わりはナイ」

と、自然に
当時の仲間の話になった。



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