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社交ダンス教師に学ぶ人体改造 美ボディ・ケアvol.1 

呼吸療法考察

~新・発想・美健ガイド、デキル・・・(8)~


さて、ワタクシがレッスンの中に取り入れている
各種療法についての紹介
次は
目下、本文記事連載中の呼吸だ。

呼吸療法

呼吸は、ジュンコ・メソッドの隠れウェポン(武器)
「ダンスは、
普通のカラダ=普通体で踊るのではない。
“呼吸体”への変身という
イニシエーション(秘伝への入門)を経ることで
インナーに内在されている
テクニックをすべて活かすことがデキル」

などと、発言できるのも、
呼吸療法に取り組んできたオカゲだろう。

さて
“呼吸”は、療法=治療などという
やや大げさな表現が合わないほどに、
生きる人間の根元的行為だ。
が、面白いことに
世にある“療法”には、すべて“呼吸療法”が
含まれているのではと思うほどに
メディカル・ケアの基礎中の基礎でもある。
なぜか?
「改めて、呼吸に取り組んでみましょう」
となるとすぐに分かることなのだろうが、
コレ(呼吸をすること)が意外に難しいからだ。
その難しさとは、

「当たり前のことであるが故の難しさ」

なのだろう。
「ワタシは、チャンと呼吸できています。
だって、生きているんですから」

と、思い込んでいることがもっぱらなのだ。
故に、カラダの不調を
「呼吸法から改善しよう」
とするヒトは少ない。
それ以上に、

「人格を変えるために、

呼吸からヤリ直す」


という手順を思いつくヒトもないだろう。
ソンナコンナなヒトにとって、
「呼吸」は、正しく学び直すことで、
療法になりうると言うわけだ。
カラダもココロも変化させる立派な療法に。

だが、世にある呼吸法をひも解いてみると、
難解なもの、簡単なもの、イロイロだ。
自分には果たして合っているのかどうかは、
見分けがつきにくい。
呼吸は非常に個人的な行為なので、
ちまたの呼吸法をまんま取り入れても
上手くいかない場合が多い。
その上(呼吸法に)イザ取り組んでみても、
ナカナカ続かないヒトが多いのが現状。
ヤメル理由・・・
「カラダの深部がゆるみ、
ホグレていない為、正しい呼吸行為ができない」
「正しく呼吸できているのかどうか、分からない、感じない」
「意識的に呼吸すると、かえって、くたびれてしまう」


どんな呼吸法であれ、
まず、呼吸と言うものを意識することから始めるものだ。
だが、カラダやココロが固くなると、
呼吸を正しく意識しにくくなって来る。
呼吸を意識しにくいほどに、
自己の内部変化に疎くなってしまう・・・。
コレは、ダンサーにとって、
非常にマイナスであることを覚えておいて欲しい。
また、ダンス・シーンにおいて
「ホントウに、チャンと呼吸できているのかどうか?」
の現れは意外なところに出てくるもの。
ホールドの機能性
リード&フォローの精妙さ
音楽のタイミングの取り方
スイング・スウェイの大きさおよび質・・

ある武道家の言葉
「良い動きには必ず、呼吸が存在しているものだ」
ジュンコメソッド・特論

「呼吸療法が進めば、

ダンスは内部から必ずや上手くなる」



     続く第2154話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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