2012.12.08 (第2146話)チョット中休み エッセイvol.62 ~音楽タイミングの基礎は歩行から~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第260話へ
ジュンコ先生の教室のホームページ
チョット中休み エッセイvol.62
音楽タイミングの基礎は歩行から
~東京・レインボウ・コネクション(4)~
第3回東京ワークショップ報告
3日目の音楽のワークショップの話に進み・・・
ジュンコ先生
「今回は、
歩行療法で得た知識をふんだんに取り入れました」
リポーター
「歩行療法、ですか?
ブログの新シリーズ
『社交ダンス教師に学ぶ人体改造 美ボディ・ケア』
で、
ジュンコ先生がレッスンの中に取り入れている
療法の話が載っていましたが、
歩行療法も紹介されていたでしょうか?」
ジュンコ先生
「いえ、まだです。
できれば今回の『新・発想・美健ガイド、デキル』の後半に
アップしようと思っています。
で、その、
歩行療法の一つが、ヒデ君にやってもらった
“ハイハイ・ウォーク”だったのです。
他にもいくつか、今回のワークショップで紹介、
実践していただきました」
リポーター
「歩行療法、音楽、ダンスは、
どういった関連がアルのでしょう?」
ジュンコ先生
「ヒトはそれぞれ、
独特の歩行リズムを持っているのです。
ダンスを踊る際の音楽タイミングの基礎は、
その歩行リズムと関連があります。
もっと言えば、
ダンスを踊る際の
音楽タイミングの基礎は、
日頃の歩行時に生まれるのです。
歩行リズムを見直すと、
音楽の聴き方は変わり、ダンスが変わります。
反対に、
ダンスが上達すれば、普段の歩行が変化するのです」
リポーター
「 “歩行リズム”・・・
ソレは、揺れみたいなものですか?」
ジュンコ先生
「そうです、振動です。
歩くと振動が起こります。
マァ言えば、その振動がリズムなのです。
といっても、
2本の脚だけで歩くと、さほど振動は起こりません。
起こっても単純なモノです。
ところが、
インナーレッグを使用したり、
腕やアバラを正しく使って歩くと、
驚くほど、
細やかで多彩な振動が生まれるのです。
歩行時の振動は複雑なほど、良いのです。
複雑なほど、複雑なカラダ使いができ、
結果、
音楽をインナーで再現できるカラダになるのです。
ですが、多くの方の日頃の歩き方は、
カラダが落っこちて、
ただ移動しているだけという感じです。
“音楽性豊かな振動”とともに、
歩いている人はほとんど見かけることができません」
リポーター
「確かに、軽やかに、弾むように、活発に
歩いている人は・・・いないですね。
普段、歩行リズムなんて、
考えて歩くことはないですからね」
ジュンコ先生
「そうなのです」
リポーター
「お話をうかがっていると、
良い歩行とは、
ただ単に良い姿勢で歩くという意味ではないようですね」
ジュンコ先生
「その通りです。
見た目、キレイな姿勢で歩くことを目指す前に、
リズム感のある歩行を
目指す方が得策なのです。
複雑なカラダ使いができている歩行は、
非常に、美的な歩行でもあるのです」
リポーター
「歩行がそんなに深いモノだとは知りませんでした」
ジュンコ先生
「歩行は知れば知るほど、深いですね。
(歩行は)まだまだ、
進化の余地があると言われています。
日頃は、前方向にしか歩かないですよね?
歩行を進化させていくには、
骨盤周辺の開発が必要なのですが、
単純な“前歩き”しかしないので、
(開発が)ままならないのです。
それ(前歩き)だと、
骨盤の動きがさほど良くなくても移動できてしまう。
“単純・前歩き”以外の色んな歩き方をすることで、
骨盤の動きが良くなり、
骨盤ごと歩くことが可能になるのです」
リポーター
「そう言った歩行療法は
ダンスをする、しないに関わらず、
一般のワタシタチでも取り入れることができそうですね」
ジュンコ先生
「そうですね。
健康と美容に良いですから、オススメです。
歩くことで、ダイエットも可能。
カラダが締まり、くびれが出てきます」
リポーター
「くびれ・・・欲しいですね!(笑)
その歩行は、
もちろん、音楽に合わせてするのですね」
ジュンコ先生
「そうです。
色んな曲を使用します」
ヒデ
「今回、ワークショップで、
音楽を聴きながら歩くって、
良いもんだなと、改めて思いました。
音楽の中にある振動とカラダの振動が調和してくると、
音楽が良く聴こえてくる。
ソレが、楽しい!」
リポーター
「参加された皆さんの様子はドウでしたか?」
ジュンコ先生
「みんな、すごく真剣に、
また、楽しそうに実践されていましたね。
歩行を見直すこと自体、
新鮮だったんじゃないでしょうか。
そして、前進ウォークや、
後退ウォークに対する意識も変わったでしょう。
最初は、カラダが落ちていて
いわゆる
高さ基準線が低い方がほとんどだったのですが、
(第1557話参照)
かなり改善できました。
それにしても、
コチラから指示を出すたびに、
グンと変化する・・・その理解の速さには驚きました」
ヒデ
「みんなから
『踊る時だけ、カラダを意識してもダメなんだな』
とか、
『コレを機会に普段からの歩き方を変えよう』
という声があがりました。
ボクもできたつもりにならないで、
自分の歩行を見直そうと思いました」
リポーター
「歩行は、一人でやれるものだし、
思い立てば、
いつだってできるから良いですね」
ジュンコ先生
「今回の歩行もそうですが、
“東京”は、ワークショップ後のケアができないので、
できる限り、
やればヤルほど効果の上がる
“自主練習・課題”を手渡すように心がけています」
ヒデ
「街中で、闊歩(かっぽ)したり、
突然クロス・ウォークしたり
家の中をハイハイしたり・・(笑)
そう言えば、
ハイハイ・ウォークした後、ワルツ・シャドウしたら、
スゴく良い感じで踊れて、
自分でもビックリしました。
オススメです」
リポーター
「続きまして
ユニプラのお話を伺いたいのですが」
続く第2147話へ
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「今回は、
歩行療法で得た知識をふんだんに取り入れました」
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ブログの新シリーズ
『社交ダンス教師に学ぶ人体改造 美ボディ・ケア』
で、
ジュンコ先生がレッスンの中に取り入れている
療法の話が載っていましたが、
歩行療法も紹介されていたでしょうか?」
ジュンコ先生
「いえ、まだです。
できれば今回の『新・発想・美健ガイド、デキル』の後半に
アップしようと思っています。
で、その、
歩行療法の一つが、ヒデ君にやってもらった
“ハイハイ・ウォーク”だったのです。
他にもいくつか、今回のワークショップで紹介、
実践していただきました」
リポーター
「歩行療法、音楽、ダンスは、
どういった関連がアルのでしょう?」
ジュンコ先生
「ヒトはそれぞれ、
独特の歩行リズムを持っているのです。
ダンスを踊る際の音楽タイミングの基礎は、
その歩行リズムと関連があります。
もっと言えば、
ダンスを踊る際の
音楽タイミングの基礎は、
日頃の歩行時に生まれるのです。
歩行リズムを見直すと、
音楽の聴き方は変わり、ダンスが変わります。
反対に、
ダンスが上達すれば、普段の歩行が変化するのです」
リポーター
「 “歩行リズム”・・・
ソレは、揺れみたいなものですか?」
ジュンコ先生
「そうです、振動です。
歩くと振動が起こります。
マァ言えば、その振動がリズムなのです。
といっても、
2本の脚だけで歩くと、さほど振動は起こりません。
起こっても単純なモノです。
ところが、
インナーレッグを使用したり、
腕やアバラを正しく使って歩くと、
驚くほど、
細やかで多彩な振動が生まれるのです。
歩行時の振動は複雑なほど、良いのです。
複雑なほど、複雑なカラダ使いができ、
結果、
音楽をインナーで再現できるカラダになるのです。
ですが、多くの方の日頃の歩き方は、
カラダが落っこちて、
ただ移動しているだけという感じです。
“音楽性豊かな振動”とともに、
歩いている人はほとんど見かけることができません」
リポーター
「確かに、軽やかに、弾むように、活発に
歩いている人は・・・いないですね。
普段、歩行リズムなんて、
考えて歩くことはないですからね」
ジュンコ先生
「そうなのです」
リポーター
「お話をうかがっていると、
良い歩行とは、
ただ単に良い姿勢で歩くという意味ではないようですね」
ジュンコ先生
「その通りです。
見た目、キレイな姿勢で歩くことを目指す前に、
リズム感のある歩行を
目指す方が得策なのです。
複雑なカラダ使いができている歩行は、
非常に、美的な歩行でもあるのです」
リポーター
「歩行がそんなに深いモノだとは知りませんでした」
ジュンコ先生
「歩行は知れば知るほど、深いですね。
(歩行は)まだまだ、
進化の余地があると言われています。
日頃は、前方向にしか歩かないですよね?
歩行を進化させていくには、
骨盤周辺の開発が必要なのですが、
単純な“前歩き”しかしないので、
(開発が)ままならないのです。
それ(前歩き)だと、
骨盤の動きがさほど良くなくても移動できてしまう。
“単純・前歩き”以外の色んな歩き方をすることで、
骨盤の動きが良くなり、
骨盤ごと歩くことが可能になるのです」
リポーター
「そう言った歩行療法は
ダンスをする、しないに関わらず、
一般のワタシタチでも取り入れることができそうですね」
ジュンコ先生
「そうですね。
健康と美容に良いですから、オススメです。
歩くことで、ダイエットも可能。
カラダが締まり、くびれが出てきます」
リポーター
「くびれ・・・欲しいですね!(笑)
その歩行は、
もちろん、音楽に合わせてするのですね」
ジュンコ先生
「そうです。
色んな曲を使用します」
ヒデ
「今回、ワークショップで、
音楽を聴きながら歩くって、
良いもんだなと、改めて思いました。
音楽の中にある振動とカラダの振動が調和してくると、
音楽が良く聴こえてくる。
ソレが、楽しい!」
リポーター
「参加された皆さんの様子はドウでしたか?」
ジュンコ先生
「みんな、すごく真剣に、
また、楽しそうに実践されていましたね。
歩行を見直すこと自体、
新鮮だったんじゃないでしょうか。
そして、前進ウォークや、
後退ウォークに対する意識も変わったでしょう。
最初は、カラダが落ちていて
いわゆる
高さ基準線が低い方がほとんどだったのですが、
(第1557話参照)
かなり改善できました。
それにしても、
コチラから指示を出すたびに、
グンと変化する・・・その理解の速さには驚きました」
ヒデ
「みんなから
『踊る時だけ、カラダを意識してもダメなんだな』
とか、
『コレを機会に普段からの歩き方を変えよう』
という声があがりました。
ボクもできたつもりにならないで、
自分の歩行を見直そうと思いました」
リポーター
「歩行は、一人でやれるものだし、
思い立てば、
いつだってできるから良いですね」
ジュンコ先生
「今回の歩行もそうですが、
“東京”は、ワークショップ後のケアができないので、
できる限り、
やればヤルほど効果の上がる
“自主練習・課題”を手渡すように心がけています」
ヒデ
「街中で、闊歩(かっぽ)したり、
突然クロス・ウォークしたり
家の中をハイハイしたり・・(笑)
そう言えば、
ハイハイ・ウォークした後、ワルツ・シャドウしたら、
スゴく良い感じで踊れて、
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