2012.12.31 (第2169話)チョット中休み エッセイvol.64 ~抱負を語る4字熟語~
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チョット中休み エッセイvol.64
抱負を語る4字熟語
~ドラゴン・パワーは来年も・・・(2)~
前号の続き。
「ジュンコ先生の教室」の来年の抱負を現した
4字熟語の発表の前に、
「今年の漢字」って知ってます?
その年の世相を漢字一文字で現す、
今や、年末恒例行事。
日本全国から公募して、
最も応募数の多かったモノが「今年の漢字」に選ばれ、
12月12日の「漢字の日」に発表される。
ちなみに、2012年の漢字は「金」
理由
ロンドン五輪での史上最多のメダル獲得
京都大の山中伸弥教授のノーベル賞受賞
金環日食etc.とのこと。
さて、キャンペーンの仕掛け人
“日本漢字能力検定協会”サンのネライは、
「漢字の持つ奥深い意義を広めるため」らしい。
なるほどね・・・
で、ふと、
「ジュンコ先生の教室」
フィーリングを漢字一文字で現してみたら、
どうなるのかな
なぁんて思ったわけ。
愛・美・知・楽・・
ドレも好きだし、目指す方向ではある。
でも、いっぱいあって、ウーン・・・絞り切れない。
あ、そう、来年の抱負としては?
(今年ではなく来年と思ったところが、面白いね)
即、ぽーんと、頭に浮かんだ漢字があった。
ソレは開
「開」は、閉じふさがり通じないものを開き、
発展させる意味を持つ。
また、
物事が始まる、盛んにするという意も。
閉じていた扉が開く
ココロを開く
感覚を開く
道を開く
運を開く・・
フムフム、コレはいい!
で、次に思ったのは
「“開”の漢字の入った四字熟語、
確か、あったよな・・・」
四字熟語はワタシの好きなエリア。
むかーし、昔、
(四字熟語調べに)凝った(こった)時期があるんだな。
イロイロ、思い返し・・・
あ、アレだ・・・
が、今日発表させていただくモンなんだ。
先日のヒント
先の2文字は
「カイ・ブツ」だったよね。
漢字にすると
開物
ココまで分かれば、
「あぁ、あの四字熟語でしょ。
東大合格率No.1の超エリート、
開成高校の校名の由来となっている・・・」
なぁんて、方がいるかもね。
正解は、
開物成務(カイブツセイム)
当たったかな?
開物成務の
「開」は(さっきお話ししたように)
閉じふさがり通じないものを開き、
発展させる意味
「物」は万物
「成」は成就の意味
「務」は職務・事業の意味
略して「開成」とも言う。
「物(もの)を開き、
務(つとめ)を成す」
なんとなく、大まかな意味、分かる?
実はコレ、中国の古い書物“易経”にある言葉。
易経がなんで書かれたのかを説明する中で、
「一つは人や物事の持っている一切合財、
徳や特質、
能力などを開花させるためであり、
また物事の道理を明らかにするためである。
もう一つは、
人がそれぞれの務めるべき職分を果たし、
目的を遂げるためである。
それゆえ、
易経には時代、地位、年齢に関わらない
人間社会のあらゆる道が網羅されているのである」
ココから、転じて以下のような意味に使われる。
開物成務とは、
万物を開発してあらゆる事業を完成させること
また、人々の知識を開き世の中の事業を成就させること
さて
モロモロを
「ジュンコ先生の教室」の来年に向けての
抱負としてあてはめてみてみると・・・
わぁお〜
いよいよ、大晦日だぁ〜!
狭い部屋だけど、ちっとはお掃除しなきゃ
・・・なので、コレで今日は終わり。
この続きは新年に。
続く第2170話へ
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その年の世相を漢字一文字で現す、
今や、年末恒例行事。
日本全国から公募して、
最も応募数の多かったモノが「今年の漢字」に選ばれ、
12月12日の「漢字の日」に発表される。
ちなみに、2012年の漢字は「金」
理由
ロンドン五輪での史上最多のメダル獲得
京都大の山中伸弥教授のノーベル賞受賞
金環日食etc.とのこと。
さて、キャンペーンの仕掛け人
“日本漢字能力検定協会”サンのネライは、
「漢字の持つ奥深い意義を広めるため」らしい。
なるほどね・・・
で、ふと、
「ジュンコ先生の教室」
フィーリングを漢字一文字で現してみたら、
どうなるのかな
なぁんて思ったわけ。
愛・美・知・楽・・
ドレも好きだし、目指す方向ではある。
でも、いっぱいあって、ウーン・・・絞り切れない。
あ、そう、来年の抱負としては?
(今年ではなく来年と思ったところが、面白いね)
即、ぽーんと、頭に浮かんだ漢字があった。
ソレは開
「開」は、閉じふさがり通じないものを開き、
発展させる意味を持つ。
また、
物事が始まる、盛んにするという意も。
閉じていた扉が開く
ココロを開く
感覚を開く
道を開く
運を開く・・
フムフム、コレはいい!
で、次に思ったのは
「“開”の漢字の入った四字熟語、
確か、あったよな・・・」
四字熟語はワタシの好きなエリア。
むかーし、昔、
(四字熟語調べに)凝った(こった)時期があるんだな。
イロイロ、思い返し・・・
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が、今日発表させていただくモンなんだ。
先日のヒント
先の2文字は
「カイ・ブツ」だったよね。
漢字にすると
開物
ココまで分かれば、
「あぁ、あの四字熟語でしょ。
東大合格率No.1の超エリート、
開成高校の校名の由来となっている・・・」
なぁんて、方がいるかもね。
正解は、
開物成務(カイブツセイム)
当たったかな?
開物成務の
「開」は(さっきお話ししたように)
閉じふさがり通じないものを開き、
発展させる意味
「物」は万物
「成」は成就の意味
「務」は職務・事業の意味
略して「開成」とも言う。
「物(もの)を開き、
務(つとめ)を成す」
なんとなく、大まかな意味、分かる?
実はコレ、中国の古い書物“易経”にある言葉。
易経がなんで書かれたのかを説明する中で、
「一つは人や物事の持っている一切合財、
徳や特質、
能力などを開花させるためであり、
また物事の道理を明らかにするためである。
もう一つは、
人がそれぞれの務めるべき職分を果たし、
目的を遂げるためである。
それゆえ、
易経には時代、地位、年齢に関わらない
人間社会のあらゆる道が網羅されているのである」
ココから、転じて以下のような意味に使われる。
開物成務とは、
万物を開発してあらゆる事業を完成させること
また、人々の知識を開き世の中の事業を成就させること
さて
モロモロを
「ジュンコ先生の教室」の来年に向けての
抱負としてあてはめてみてみると・・・
わぁお〜
いよいよ、大晦日だぁ〜!
狭い部屋だけど、ちっとはお掃除しなきゃ
・・・なので、コレで今日は終わり。
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