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チョット中休み エッセイvol.61 

ふくらはぎメンテナンス

~踊れるカラダの盲点!?(5)~


踊れるカラダの盲点

「カラダの中の未開発パーツ、

見落としているパーツ」


お次は、ふくらはぎだ。

ふくらはぎが
「第2の心臓」と呼ばれているって知ってる?
まず、その辺りの説明からね。
心臓から送り出された血液は、
全身に酸素や栄養分を届け、また心臓に戻って来る。
ところが、下半身に送り出された血液が、
再び心臓に戻ってくるには
重力に逆い、上へ上へと流れなければならない。

ソコで重要な役割をこなすのが、

ふくらはぎなんだ。

ふくらはぎの筋肉を伸縮させることによって、
ポンプ機能が作用。
血流が勢いを取り戻し、
心臓へと戻ることができるんだ。
そう言えば、
ふくらはぎって、人間だけにあるもんで、
他の動物にはナイそうな。
もち、四足歩行の動物にもナイ。
四足歩行の動物は、
心臓から足先までの高低差が少ないでしょ。
だから、ポンプ機能に頼らなくても
血液は心臓に戻ってくるんだな。
二足歩行の人間は心臓から足先までの高低差が多いため、
ポンプが必要だったということ。
進化の過程でふくらはぎが発達したというワケだ。

でも、ふくらはぎのポンプ機能が上手くいかず、
下半身の血流が滞ると、どうなるのか?
老廃物が溜まり、

むくみになっちゃうんだ。

某専門家の話によると、
現代人のふくらはぎはなんと“老廃物だらけ”だという。
理由の一つに

「脛骨(けいこつ)側ではなく

腓骨(ひこつ)側で立っている」


ってのがある。
(脛骨・腓骨に関しては第2060話参照)
無理してリキんで立っているため、
老廃物が溜まるのだそう。
ちなみに
O脚の人の腓骨には、
老廃物がべっとりこびりついているらしい・・・
また、
立って生活する以上、
重力に引っ張られて老廃物が落ちて来る。
何もしないで放っておけば、
だんだんとフクラハギに
老廃物がたまって行くことになる。
(足・足裏も同じ理由で、老廃物がたまっている)

筋肉がついているのかと、
思いきや、ほとんどが老廃物!?
なんてイヤだよね・・・とはいえ
ふくらはぎに老廃物がたまるのは、
重力下で生きる人間の宿命か。
だもんで、
どなたサマもしっかりメンテナスを心がけたい。

ダンス・シーンにおいては、上記のように
脛骨ではなく腓骨側で立っている人が多いのが、
やはり問題なんだ。
ふくらはぎがムダに太くなる。
「腓骨に老廃物がべっとりこびりついている」
ようだと、チャンと立ててはいない。
ケアなりエクササイズなりをちゃんとし、
ふくらはぎの老廃物をのぞくと
「ワワワ!立っている箇所が全然違う!」
感動するだろうね。

さて、

GOODなふくらはぎ獲得する為の

エクササイズを紹介しよう。

イスに浅く腰掛ける。
次に右脚を左脚の上からクロスするように脚を組む。
で、右のふくらはぎが左膝に当たるようにセットするんだ。
その状態から右脚を上下左右に移動させて、
右脚のふくらはぎをゴリゴリマッサージ。
痛ぁい!って方は念入りに。
反対側も同じように行なう。

次は
正座して行なうもの。
左脚足のふくらはぎに右脚足を重ねて正座する。
左脚足のふくらはぎに、
右の足首から甲にかけた固い部分が当たるようにするんだ。
かなり痛い!なら、
ふくらはぎに老廃物が溜まっている証拠。
どのくらいの体重をかけるかは、
自分で調節しつつやってみて。
終わったら右脚足側ふくらはぎも同じやり方で。

女子プラ記事第2066話も参照してね。


     続く第2135話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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