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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
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“組む気”は受けることで強くなる?

~カップル・ダンスのハーモニーとは?~


イヤイヤ
実際のダンスシーンにおける
エナジーフローのレクチャーが始まったものの、
「さぁ、踊りましょ」の、

ファースト・コンタクト部分から

ナカナカ先に進みませんねぇ
(第2111話参照)
その辺りのところ、
ジュンコ先生に直接、尋ねてみよう。

ジュンコ先生
「ファースト・コンタクトからスタートまでが、
呼吸体から普通体に戻ってしまう、
最も、危険・タイム
だから、ね。
相手と組むって、それほどに難しいことなの。
特に、スタンダードのホールドって
ホント、難しい。
初級には初級レベルの
上級には上級レベルの難しさがあるわ。
その難しさの部分をひも解けば、
気(エネルギー)の扱いの難しさに行き着くのね」

それで、
念入りなレクチャーが続いているのですね。

「エエ。
いくら、肉体の世界で
『あぁやって、こうやって・・』
と、高度なテクニックを磨いても、
気(エネルギー)レベルのことを勉強しておかないと、
似て非なるものになってしまうのよね。
今、現在、
すでにソウなっちゃってるダンサーが、非常に多い。
その辺りを改善しないと・・
そのためには、しょっぱなである
ファースト・コンタクトから見直して、
気(エネルギー)レベルでのコミュニケーションが

習慣となるようにして行かなければならないのよ」

最初につまずくと、上手くいきませんもんね。

「そう。
だから、本来は、最初の組む前段階から、
男女ともに “気が通っている状態”であるべきなの。
“踊る気”がないカラダは、そこからNG。
“踊る気”の次には
相手と“組む気”が要る。
一人呼吸体になって、“踊る気”ができても
“組む気”がなかったら、組めないからね」

今のやっているレクチャーって、
その“組む気”の養成練習ってモンですよね?

「そう。
あぁ、そうだ。
“組む気”の基本を教えましょうか・・・
ソレはね、
“受け取る”ことなの。

受け取ることで、強くなれるから。

受け取ったものを自分の内側で感じて、仕掛ける・・
この

受動・能動の繰り返しの

コミュニケーションがダンス
だけど、

受け取り方が上手くなると
仕掛け方が上手くなる。
また、
仕掛け方が上手くなると、受け取り方も上手くなる。
組むって、
ソウいう意味では、

床との関係が、その基準になるのね。

2120話でお話したように、
足の裏で床を押す
ではなく
足の裏が床に押されていると意識する
方が、
パワフルになれたでしょ?
床に立つ・・ではなく
立たせてもらっていると言う感覚
コッチの方がいいわけよ」

受け身が基本というのはボンヤリ分かるんですが、
踊っている最中のコミュニケーション感覚が、
ヤッパ、イマイチ実感として分からない。
“受動”がキツいと
相手に付いて行っているだけだし、
“能動”がキツいと
一方通行・・

「そうね。

バランスが大事ね。

上手く踊っているときって、バランスが良いのよ。
前回の
呼吸体になって、
胸の前で手を握り合って・・・とやったときの感覚が、
その上手くいっているときの目安なの
(第2123話参照)
受動と能動のバランスが取れていたでしょ」

でも、アレは
自分自身の左右の手、
だからできた感触だと思うんですが・・・

「自分自身でやったときのことが、
前提となるから、ソレで良いのよ。
そのときに“しっくり組めた”と言う感覚を
基準に、相手に向かうってこと。
言い換えれば、
自分の右手のひらと
左手のひらの組むレベルに応じて、
相手とも組める
ということよ・・・」


     続く第2125話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.475~マンション、買って~
 
その朝も、
起きてすぐにヒデ君は会社に向かっていた。

ワタシは携帯に電話しようとボタンを押した。
「マンションのこと、言ったら、
ヒデ君、どういう反応を示すだろう」

では、未だに忘れられない、
ヒデ君とのやり取りを再現しよう。

ヒデ
「(電話を受けて)
あぁ、ナニ?どうしたん?」

ジュンコ
「昨夜、ワタシのこと
『スゴく頑張ってる』って誉めてくれたでしょ?
『ナニか、オレにできることがあったら、言って』とも。
覚えている?」

ヒデ
「あぁ、覚えているよ。
今も、ブログ、編集していて
『こんなん、よう、毎日、書くなぁ』
って感心してたんや」

ジュンコ
「ありがとう。
それで・・・
『オレにできること』お願いしようと思って。
あのね、欲しいものがアルねん」

ヒデ
「(とんでもないことを言われるのでは
という予感からか、少々たじろぎムードで)
え、な、なに?
欲しいものって」

ジュンコ
「マンション、買って」

ヒデ
「えぇ〜!?
マンション〜!?」

驚いたことに
「実はオレも、急に
そういう手(マンションを購入する方法)もアリやな、
ってフと頭に浮かんでいたんや。
でも、
ホンキに考えていなかった」
と言うのだ。

“右中指先っぽ骨折事件”以来、
「必要なときに
必要なモノが
現れるやろう、それまで、気にしないようにしよう」
とココロに決めていたらしい。

早速、目指す新築マンションのページを
見に行ったヒデ君は・・・



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