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社交ダンスを始めるということ 第260話へ


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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

大宇宙の気に合わせて投げる!?

~カップル・ダンスのハーモニーとは?~


霧島エレナちゃんと、
合気道界のプリンス秀彦サンとの対談の続き。
気についての話だ。


秀彦
「合気道で大事なのは、

相手と一体になることなんだ。

そのときにを用いる。

相手と一つになる・・・これを“合気”というんだ」


エレナ
「え〜ッ!
相手と一体になるなんて、
社交ダンスと同じじゃないですか。
でも、ダンスだと、
一緒に踊る為に相手と一つになるわけだけど
合気道は、ナンのために相手と一体になるの?」


秀彦
「相手が仕掛けてきたワザを利用して、
コチラがワザを仕掛けるためさ」


エレナ
「相手が投げようと触れた瞬間、
その力を利用して、
コッチが投げちゃうみたいな?」


秀彦
「そうだね。
後、仕掛けられたワザを無力化することもできるし、
衝突しないように、巻き返すこともできる。
相手と一体になることで、
(相手が)自分のカラダの一部のようになる。
だから、イロイロなことができるんだ」


エレナ
「へぇ〜、すごいなぁ」


秀彦
「あのさ、
合気道の“達人”に投げられると、
ちっとも痛くなく、逆に、スゴく心地いいんだよ。
それに、
投げられたって、イヤな気がしない。
投げられるべくして、投げられたって感じ」


エレナ
「自分が投げられたくて投げられた、感じなの?」


秀彦
「そう、そう(笑)」


エレナ
「それは、投げ方が上手いってことね?」


秀彦
「あぁ。
相手と一体になって、

そして自然の理にかなった動きの元に

投げているからなんだ」


エレナ
「自然の理にかなった・・・
って具体的にはどういうこと?」


秀彦
「合気道は『気を合わせ導いて投げる武道』
と言われている。
つまり、さっき話した“合気”が大事。
でも、
『人の気に合わせること』以上に大切なのが、

天地(大宇宙)の気に合わせること

コレを目指して、合気道に励むものなんだよ。
ボクも早くソウいう域に達したいと思う」


エレナ
「またまたスゴい話!
ってことは、つまり達人は、
天地の気を利用して相手を投げているってことね!?
だから、理にかなっているし、
投げられた側も、心地いいんだ!
あぁ、ダンスにも役立ちそうなお話。
一緒に踊るもの同士
『相手の気に合わせること』が大事。
でも、
それ以上に大切なのが、各自が
『天地(大宇宙)の気に合わせること』
それに励むためにダンスがアルってことかな・・・
秀彦サン、良いお話、ありがとう!」


     続く第2115話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.470~災いを転じて福となす~
 
骨がつながるまでの間、ダンスは完全・休み・・・
ヒデ君は、その間、考える時間を与えてもらったという。

「このケガは“バツ”ではないけど、
今までの“ツケ”みたいなものやって、思った」

どんなツケ?

「“自分”から離れてしまっていた。
ダンスに溺れていた、と思う。
自分のホンマにやるべき事が分からないままに、
ダンスにただただ、逃げていた。
だから、かえって、ダンスが苦痛になっていた。
(ダンスから)離れたいと思ったこともある」

ケガをする事で、ホントウに
一度、離れられたワケよね?
ドウだった?

「正直、カラダはスゴく楽になった。
自分で感じていた以上に、
ダンスがストレスになってしまっていたんやなと
いうことを知った。
でも、
不思議な感じ。
ダンスを踊れなくて、
すごく寂しいと言うこともなく、
かといって、
あぁ,良かった、
コレを機に、
ダンスと距離を空けようという感覚でもなく、
必要な分、リセットして、
また、新たな気持ちで開始する・・・・みたいな」

指のケガのオカゲで、
自分の深いところをリセットできたのね。
他に、
“災い転じて福を成す”部分ってあった?

「右手が完全に使えない状況って、
生まれて始めてで、脳みそが変化したように思う」

ヘェ!面白い!

「左手をホンキで使うことで、
右脳が刺激されたみたいで、
アイデアや、ひらめきが多くなった。
企画の仕事がやりやすくなった」

良かったやん!

「そう、
自分本来の道に戻されたように感じた・・・・」



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