2012.11.05 (第2113話)ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る ~ダンスは受け身から学ばないの?~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第260話へ
ジュンコ先生の教室のホームページ
ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
ダンスは受け身から学ばないの?
~カップル・ダンスのハーモニーとは?~
合気道の“受け身”について、
霧島エレナちゃんと、
合気道界のプリンス秀彦サンとの対談の続き。
秀彦
「受け身は、
ワザを仕掛けるよりも学びは深いと感じているよ。
それに、合気道の受け身は、
やむを得ず『する』のではなく、
自らの安全を守るために積極的に『取る』もの。
相手の力を利用して、
自分を活かすんだ」
エレナ
「あぁっ!
『相手の力を利用する』
という表現、社交ダンスの
リード&フォローの中でもよく使うんですよ」
秀彦
「リード・アンド・フォロー?
コッチでいう、
ワザを仕掛ける側と受け身側みたいなもの?」
エレナ
「そうね」
秀彦
「社交ダンスでも、
初心者は、受け身から習うのかな?」
エレナ
「いいえ。
一般的には、習わない。
男性は、仕掛ける側から。
女性は、受け身側から、学ぶ」
秀彦
「それはどうして?」
エレナ
「男性が、仕掛ける側で、
女性は、受け身側って、
踊りの中で、
一応、役割分担が決まっているから」
秀彦
「じゃぁ、男性は、
いつ、受け身側を学ぶの?」
エレナ
「一般的には、習わない。
ずーっと、仕掛ける側だけを勉強している人が、
圧倒的に多い。
受け身側のことは、
ちゃーんと学ぶ機会って、ないものなの」
秀彦
「それで、大丈夫なの?
合気道だと、
ケガ人続出、大事故になるだろうな。
受け方も知らないで、
好き勝手ワザを仕掛けると、とても危険だ。
“戦い”になってしまう」
エレナ
「そう言えば、合気道は
“戦わない”んでしょ?
試合もナイって聞いたけど」
秀彦
「ナイよ。
武道9団体の中で唯一、
勝ち負けを競う試合がナイんだ」
エレナ
「武道9団体って・・・
合気道、柔道、剣道・・他にはナニがアルのしら」
秀彦
「弓道、相撲、空手道、
少林寺拳法、なぎなた、銃剣道。
みんな、試合がアル。
でも合気道は
『コチラから攻撃を仕掛けない、
つまり、争わない、戦わない、
で、結果相手の力を制する』
という考えだから、試合にならないんだ」
エレナ
「なるほどね。
その、相手の力を制するには、どうするの?」
秀彦
「“気”を使うんだ。
合気道、だからね」
エレナ
「やったぁ、
気のお話、聞きたかったんです!」
続く第2114話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.469~サッカー・靭帯損傷事件~
もう、10年以上も前の話になるが・・・
ワタシは自らの乳ガン克服後、
インストラクター・コースを開設した時期がある。
(ファシリテーターコースという名称)
そのコースに、ヒデ君は“応募”してきたのだ。
といっても、ヒデ君、まったく、踊れない!?
ユニバーサルダンスを2回ほど体験しただけのビギナーだった。
それなのに、なぜ、インストラクター・コースに?
「ジュンコ先生というヒトの志に感銘を受けたから」
ダンスの方は?
「知り合いの女性がダンスのプロを目指していたから
そのおつきあいみたいな気持ち」
当時インストラクター・コースの申し込みは、
男性役、女性役、交互に体験するために、
基本、カップル(または女性同士2人組)としていた。
ヒデ君、
プロ志望の女性と即席カップルを組み、
応募してきたという訳だ。
ところが、
直後に・・・
「サッカーやっていて、ケガをした」
「シュートしようとして、誰かに足を引っかけられた」
ねじりながら転倒。
右足首、靭帯損傷の重症。
足首は象の足のように腫れ上がったという。
ダンスレッスンは、長期休みを余儀なくされた。
一緒に受講していた女性とも、
それを境に上手くいかなくなり、結果、決裂。
「もう、あの男性は、ダンスには戻って来ないだろう」
という、ワタシの予想を裏切り
「あの、ボク、一人で・・・
個人レッスンというのは、アルのですか?」
それが
新たな
“出会い”となったのだ。
ヒデ君は言う。
「あの足のケガがなければ、
多分、ダンス、途中で、辞めていたと思う」
「オレにとって、
思いがけないケガは、
ナニか重要な示唆を含んでいる」
して、
今回の
“右中指先っぽ骨折事件”が示唆するものとは?
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
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秀彦
「受け身は、
ワザを仕掛けるよりも学びは深いと感じているよ。
それに、合気道の受け身は、
やむを得ず『する』のではなく、
自らの安全を守るために積極的に『取る』もの。
相手の力を利用して、
自分を活かすんだ」
エレナ
「あぁっ!
『相手の力を利用する』
という表現、社交ダンスの
リード&フォローの中でもよく使うんですよ」
秀彦
「リード・アンド・フォロー?
コッチでいう、
ワザを仕掛ける側と受け身側みたいなもの?」
エレナ
「そうね」
秀彦
「社交ダンスでも、
初心者は、受け身から習うのかな?」
エレナ
「いいえ。
一般的には、習わない。
男性は、仕掛ける側から。
女性は、受け身側から、学ぶ」
秀彦
「それはどうして?」
エレナ
「男性が、仕掛ける側で、
女性は、受け身側って、
踊りの中で、
一応、役割分担が決まっているから」
秀彦
「じゃぁ、男性は、
いつ、受け身側を学ぶの?」
エレナ
「一般的には、習わない。
ずーっと、仕掛ける側だけを勉強している人が、
圧倒的に多い。
受け身側のことは、
ちゃーんと学ぶ機会って、ないものなの」
秀彦
「それで、大丈夫なの?
合気道だと、
ケガ人続出、大事故になるだろうな。
受け方も知らないで、
好き勝手ワザを仕掛けると、とても危険だ。
“戦い”になってしまう」
エレナ
「そう言えば、合気道は
“戦わない”んでしょ?
試合もナイって聞いたけど」
秀彦
「ナイよ。
武道9団体の中で唯一、
勝ち負けを競う試合がナイんだ」
エレナ
「武道9団体って・・・
合気道、柔道、剣道・・他にはナニがアルのしら」
秀彦
「弓道、相撲、空手道、
少林寺拳法、なぎなた、銃剣道。
みんな、試合がアル。
でも合気道は
『コチラから攻撃を仕掛けない、
つまり、争わない、戦わない、
で、結果相手の力を制する』
という考えだから、試合にならないんだ」
エレナ
「なるほどね。
その、相手の力を制するには、どうするの?」
秀彦
「“気”を使うんだ。
合気道、だからね」
エレナ
「やったぁ、
気のお話、聞きたかったんです!」
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vol.469~サッカー・靭帯損傷事件~
もう、10年以上も前の話になるが・・・
ワタシは自らの乳ガン克服後、
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(ファシリテーターコースという名称)
そのコースに、ヒデ君は“応募”してきたのだ。
といっても、ヒデ君、まったく、踊れない!?
ユニバーサルダンスを2回ほど体験しただけのビギナーだった。
それなのに、なぜ、インストラクター・コースに?
「ジュンコ先生というヒトの志に感銘を受けたから」
ダンスの方は?
「知り合いの女性がダンスのプロを目指していたから
そのおつきあいみたいな気持ち」
当時インストラクター・コースの申し込みは、
男性役、女性役、交互に体験するために、
基本、カップル(または女性同士2人組)としていた。
ヒデ君、
プロ志望の女性と即席カップルを組み、
応募してきたという訳だ。
ところが、
直後に・・・
「サッカーやっていて、ケガをした」
「シュートしようとして、誰かに足を引っかけられた」
ねじりながら転倒。
右足首、靭帯損傷の重症。
足首は象の足のように腫れ上がったという。
ダンスレッスンは、長期休みを余儀なくされた。
一緒に受講していた女性とも、
それを境に上手くいかなくなり、結果、決裂。
「もう、あの男性は、ダンスには戻って来ないだろう」
という、ワタシの予想を裏切り
「あの、ボク、一人で・・・
個人レッスンというのは、アルのですか?」
それが
新たな
“出会い”となったのだ。
ヒデ君は言う。
「あの足のケガがなければ、
多分、ダンス、途中で、辞めていたと思う」
「オレにとって、
思いがけないケガは、
ナニか重要な示唆を含んでいる」
して、
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