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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

気主導のカタチ作り

~カップル・ダンスのハーモニーとは?~


前回の復習。

ジャパニーズ・エネルギー

「気」と欧米のエネルギーの違い

欧米・・・相手と接触することで、エネルギーが通る
     (カラダ接触が先)
     能動的・エネルギーが主

日本・・・非接触、遠隔の方が、気が通る
     (接触より前に気を出す)
     受動的・エネルギーが主


さぁ、コレ見て、どう思います?
読者の皆さんの代表Qさんとジュンコ先生の対談をみてみましょ。



「そう言えば、以前、
武道関係者がテレビで語っていたことなのですが、
ペットボトルの“じか飲み”をやめて
『湯のみに入れて飲む』と、
日本人のカラダには気が流れ、強くなる。
欧米人では、この逆の現象が起こる・・・
なぁんか、面白いなぁと思ったのですが、
それも、上記の
“ジャパニーズ・エネルギー『気』と
欧米のエネルギーの違い”みたいなものなのでしょうね」


ジュンコ先生
「ええ、そうね。
日本人と欧米のヒトたちとは、
骨格や筋肉の質が違うとはよく言われることだけど、
実は、もっと、

本質的に違うのね。

つまり、
骨格や筋肉を作ったり、
それを動かしたりする元であるエネルギーから違う。
それを理解すると
ナニをスルにしても
日本人には日本人の強さにつながる特有のプロセスがあり、
それからできるカタチがあるということが分かってくるわ」



「今回、ハッとしたのですが、
欧米のヒトは、
相手と接触することで、エネルギーが通る
日本人は
非接触、遠隔の方が、気が通る
それが事実なら
社交ダンスのホールドや、
コネクションって、まんまの“やり方”だと
日本人に取ってはマズイんじゃないかと。
気が流れなくなって、
弱くなるんじゃないかと、思ったのです」


ジュンコ先生
「実は、そうなのよ。
ソコが大きな問題なの。
ワタシタチがダンスのテクニックとして
ごく普通に習っていることの多くが、

欧米文化、伝統から生み出されたもの。

日本人がそのまんま取り入れても、
ホントウは上手くはいかないのよ。
『男性と女性が向かいあって、
抱き合うようなカタチを取る、
ダイレクトなコミュニケーション』

は、欧米人にとってはナチュラルで、
エネルギーが通って強くなるものであっても
日本人は、気が通らなくなって弱くなる」



「弱くなると、どうなるのですか?」


ジュンコ先生
「カラダが自由に、動かなくなる・・・
『あぁ、しなきゃ、こうしなきゃ』と、
頭ばかり働いて、カラダは居着いてしまう」



「でも・・・まさか
『日本人には向きませんから、
日本人用の組み方に変えます』
と言って、
ホールドのカタチ自体を変える訳にはいかないですよね。
競技ダンススタイルは、万国共通ですもんね」


ジュンコ先生
「それはそうね。
でも、日本人が、
本来のチカラが出せるホールドに変化は、可能よ。
見た目は、ほとんど一緒でね」



「そんなこと・・・できるのですか?」


ジュンコ先生
「エエ。
カタチやそれに至るテクニックを、
そのまま取り入れずに、
日本人の気が流れやすいように、解釈しなおす。
そして、
ジャパニーズ・エネルギー『気』でもって、
新たな意味を与えていくのよ」



「・・・」


ジュンコ先生
「競技ダンスと言っても、
その基礎は社交ダンスにあるわ。
社交・・・つまりコミュニケーションね。
社交・競技ダンスは
欧米のコミュニケーション文化が
カタチになっているものと考えると分かり良いわね。
欧米のコミュニケーション文化って、
握手やハグに代表される接触文化、
言わば“肉体”主導の文化ね。
これを、

日本人のコミュニケーション文化が、

カタチになったものに変化させればいい。
日本人のコミュニケーション文化は、気の文化。
直接触れ合わずとも、感じ取る、
察知するコトを良しとしている。
ということで、
“肉体”主導のダンスではなく、
“気”主導のダンスに作り替えるのよ」



「それで、見た目には
一緒のホールドはできるようになるのですか?」


ジュンコ先生
「もちろん、ナニもしなかったら、無理ね。
社交ダンススタイルはどうにかできても、
競技ダンススタイルは、難しすぎる。
欧米のヒトたちとの骨格・筋肉の差異も考慮して、
別のアプローチをしていかなくてはならないから。
でも、
できないことはない。
その為にはいろんな

既成概念を変えないといけないけどね」



「既成概念を変えル・・・例えば?」


ジュンコ先生
「ザッと考えてみただけでも・・・
ホールド、コネクション
リード&フォロー

これらの概念は、
日本人気質に合うものに定義し直す必要があるでしょうね」


     続く第2102話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.457~全託にむけてのイニシエーション!?~
 
一見、矛盾した話のようなのだが、
「オレ、ミルコになれると思ってるで」
という、ヒデ君だからこそ、
ココまでダンスのことを拡大できたと思ってもいる。
ワタシ一人だと
絶対に“東京”はなかったし、
それどころか
“大阪・ワークショップ”も、ブログさえもなかった・・・

「身の程知らず」
「破天荒」
も、時には必要か。
いや、
リスクを承知でも、やってみる
「勇気」
が必要なのか
それとも
「希望・夢」
を追うことが大切なのか。
「信念・志」
の問題か・・・
色んな体験を経て、今は、こう思っている。
「全託」(ぜんたく)
できるようになることが、最も大事。

「今の自分のレベルを、
できる限り正しく把握していこう」
としても、
自分では、把握できないエリア、
どうすることもできないエリア、
があるように思う。
しかも、
そのエリアがココ最近、
ものすごい勢いで拡大してきた感じなのだ。
自分では把握し切れない、自分が目覚めて行く・・・
それによって、現実もまた,変化して行く・・・

となると
「運命の部屋」からの脱出も、
「ヒデ君のホントウの仕事とは?」
についても、
そのエリアに任せるしかないという感じなのだ。
「時が来ると、勝手に事態が最も良いように動くから、
焦らず、やるべき事をやりながら、任せておきなさい」
要は、すべてが
「全託」(ぜんたく・・・すべてを任せること)
できるようになるための、支度・勉強!?

と、ある日、
ホントウに起こるべくして起こったとした考えられない
“大事件”が勃発したのだ。

知るヒトぞ知る
ヒデ君の負傷・・・



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