fc2ブログ
初めての方へ  目次  エクササイズ&プラクティス集  

テーマ別インデックス  Real Junko Voice目次 

読者限定ワークショップ 


社交ダンスを始めるということ 第260話へ


ジュンコ先生の教室のホームページ




ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

ジャパニーズ・エナジーVS欧米・エナジー

~カップル・ダンスのハーモニーとは?~


前回、ジャパニーズ・エネルギー「気」の特色をあげたよね。
(第2099話参照)
で、今回は欧米のエネルギーとドウ違うのか、
その差異を上げ、比較してみたい。
そうすれば、ダンスシーンの中で
「あぁ、海外ダンサーのモノマネをやっても、
そりゃぁ上手くいかないはずよね。
土台に持っている“エネルギー”が違うから」

ってことを、理解できたり
さらには、
「ダンスの中で、
トーゼン、当たり前になっている
いわゆる“常識”も、
見直した方が良いんじゃないの!?」

てな思いにまで及ぶんじゃないかなぁ。

その見直した方が良い“常識”というのが、
ズバリ

ダンス・シンクロ・テクニック

相手と一体感を持つテクニックなんだ。

「男女がより良く

一緒に踊るためのテクニック」


さぁ、その辺り、
今までどんなことを学んできたんだろう?
以下は、ワタシが学連〜競技現役時代に
数々のコーチャー・先輩方から教えてもらった
シンクロ・テクニックの一例だ。

その1 ホールド・コンタクトの一体化
スタンダードのホールド・コンタクト・ポイントは5つある。
男性の左手と女性の右手(グリップ)
ボディの右正面同士
男性の右手首と女性の左脇の下
女性の左手と男性の右腕
男性の右手のひらと女性の背中

それらが、みな均等にフィットすることが大事。
コーチャーによっては、これにモモのコンタクトも加え、
「良いカップルバランスは、
アンダーバストとモモの2カ所のコンタクトから生まれる」
と、する。

その2 シェイプの一体化
相手の方(右)にセンターを向ける。
お互いに釣り合いを意識しながら、
シェイプを作ることが大事。
特に、女性に左へのシェイプがないと、
男性の右アームが余ってしまうため
要注意。
カウンターバランスを心がける。

その3 アクションの一体化
動きの中で、
動きの方向・タイミング・量を相手と一致させる。

他にも色々習ったけど、
正直、みんなある程度うまくいくけど、
それ以上はダメだったり、

上手くいくときもあれば、

上手くいかないときもアル・・・


そんな感じだった。
まぁいや、安定、しない。
安定しないから、正しい成長もできなかった。

なぜか?
ものすごく大事な事が欠落していたから。

それが・・・“気”

言うなれば、
色んなテクニックをするあまり、
かえってワケがわかんなくなり

踊る気

ヤル気

相手と組む気
が、なくなっていったというわけだ。

気がある間は、なんとか成る。
でも、なくなった途端、
カタチでは全くできなくなる・・・
それが、当時のワタシだったのか
という事実が判明したのは、
まだまだ、近年だけどね。

さて、話を元に戻そう。
上記のシンクロ・テクニックは、間違いではない。
でも、ソノ多くが、
欧米エネルギー向きでアリ、
ジャパニーズ・エナジー「気」には、
不向きな部分が多い
んだな。

って、トコロまで押さえておいて
欧米のエネルギーとの差異を改めて見ていこう。

欧米 相手と接触することで、エネルギーが通る
   (カラダ接触が先)
   能動的・エネルギーが主

日本 非接触、遠隔の方が、気が通る(接触より前に気を出す)
   受動的・エネルギーが主


詳しくは次回!


     続く第2101話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.456~身の程・把握~
 
死にかかっているヒトに、
漢方薬を売ったり、漢方薬について説くことは、
ワタシも、ダンスレッスンを通して、やってきてしまっている。
苦い思い出、冷や汗体験は、いっぱい。
今では、モルヒネも、扱えるし
即効で効く、各種、薬も入手できるまでになった。
が、薬を使ってみて、かえって
自然治癒能力と言った
“本質”に叶うものはないと言う思いが強くなった。

しかし、それ以上に、
「目先の結果にとらわれず、焦らず、本質を押さえること」

「その本質を追求していく意欲を継続する為に、
こまめに結果を出すこと」
の、両方が必要であり、
両者のバランスが、最も、大事だと思っている。

それを実践して行くためには、
「今の自分のレベルを、
できる限り正しく把握していくこと」
これを怠っては、話にならない。
今の、自分にはナニができるのか、
ナニができないのかを、明らかにして行きながら、
その上で、
「限界を作らず、トライしていき、進化していく」
ダンス教師としてそうありたいと、自らを叱咤激励する・・・

ヒデ君に言った。
「ワタシが、今の時点で、
ブログに
『ジュンコメソッドをすれば、
アナタは、競技会で必ずや勝利できます』
とか
『誰でも、ミルコになれる!』
書いたら、それはアカン!でしょ。
でも
『音楽が聴こえるようになれます』
とか
『インナーマッスルで動くとはどういうことか、
実感できるようになります』
とか
『エネルギーや気の操作が分かるようになります』
だと、OKよね」

すると、ヒデ君、笑いながら、
「オレ、ミルコになれると思ってるで」

「問題は、ソコかもね・・・」



いつも 応援クリック ありがとうございます。
      ↓ ↓ ↓
   
人気blogランキングへ
とても励みになっています。(ジュンコ)